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ケネディ暗殺 ウォーレン委員会50年目の証言 下 単行本 – 2013/11/11

3.4 5つ星のうち3.4 7個の評価

ウォーレン委員会の調査スタッフの頭を最後まで悩ませたのは
オズワルドが暗殺の直前に、メキシコシティにおもむき、そこで
ソ連大使館、キューバ大使館の人間と接触していることだった。
「外国政府による陰謀」の可能性を調査するエリア4のコールマンと
スローソンは、キューバ大使館で働く一人の女に注目する。
その女は共産主義者であり、オズワルドと愛人関係にあったという。
一方、CIAとFBIは、メキシコシティでのオズワルドの足どりを
把握しながら、あえてその事実を隠し、証拠を隠滅しようとしていた。



ウォーレン委員会の元スタッフが全面協力。五年の歳月を費やして
元ニューヨーク・タイムズの調査報道記者が暗殺事件を再調査する。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2013/11/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/11/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 412ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163768904
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163768908
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 7個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
7グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ウォーレン委員会独自の完全犯罪を実現するため、その都合のいい物語を作るだけのこと。だから常々、オズワルドの単独犯行と仕立て上げている。上下巻合わせて約800ページ強。実に嘘八百頁。呆れた。
オズワルドに全ての焦点を当て、他のことをもその場で隠蔽している。例えば、パレードルート決定と変更、グラシー・ノールでの待ち伏せ、証言者の隠蔽他。まさにマスコミ的やり方。自分たちに都合のいい編集作業。そして洗脳。
真の黒幕組織のCとF。あたかも善人気取り。スカボン秘密結社の陰謀。下っ端パシり役のオズワルド。そうでなければ、拘置所移送前がチャンスとして、カルセールという店名のクラブ経営者、警察関係者も出入りして、ストリッパーなどを紹介、過去は、カポーンのパシりもやっていた、ジャックルビーに見え見え隠蔽口封じの銃撃で消されるわけがない。かというジャックルビーもこれら組織のパシり役である。
‘私は囮だったのだ!’patsy、まさにその通り、だまされたのだ。はたまた裏切られたのだ。
裏から教唆して、考え通り実現したはいいが、ばれたらやばい。ウォーレン委員会を発足させ、とにかくなにがなんでも、全ては‘オズワルドの単独犯行だ’としておけば、いずれ迷宮入りすると考えている。
なんでもかんでもオズワルド。ガキのいじめもそうだよな。ガキと何らか変わりなし。蘇軾なし。
大統領を狙撃したのはオズワルド君です!悪いのは、オズワルド君です!かわいそうな名前か?オズ悪人…?
さて、2039年?その真相を明らかにする?明らかにするわけないだろよ。
そしてまたまた繰り返す。
大統領を狙撃したのはオズワルド君です!
悪いのは、オズワルド君です!
堂々巡り。自転公転地球は回る…
2014年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本語訳が、まるで自動翻訳機を用いたかのように、お粗末でした。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月15日に日本でレビュー済み
 ウォーレン委員会は報告書でケネディ暗殺を「(目立ちたがり屋の)オズワルドの単独犯行、外国の陰謀なし」と結論づけるが、委員会の下部組織の中ではまだまだ納得できない者がいた。その根拠がオズワルドが暗殺の前にメキシコシティでキューバ大使館に行ったり、大使館で働いていたシルヴィア・デュランと短期間「愛人関係にあった」という証言である。

 JFKの弟、ロバート・ケネディ司法長官の承認の下、カストロ暗殺計画があったのは事実だし、オズワルドがキューバに行こうとしてビザ発給を拒否され、頭にきて「ケネディを殺す」とわめいた事実もある。暗殺後はメキシコ経由でキューバに行こうとしたのではないか、という疑いも濃厚である。

 筆者は約50年の時を経てデュランやその周辺にインタヴューを試みるが、得たのは矛盾する証言だった。そしてCIAは暗殺4年前からオズワルドを監視対象に置いていたのにも関わらず、注意を払わなかった。FBIはダラスの警察にオズワルドの情報を与えなかった。

 明確な陰謀の証拠はないが、まだまだ隠された真実はあるのかもしれない。大部の力作、クライマックスまで飽きさせない。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年1月10日に日本でレビュー済み
 他の方も指摘していますが、とても翻訳書として出版するレベルの訳ではないと思います。おそらく、学生アルバイトなどに下訳をさせたのだと思います。受験生らしい日本語の文章があちこちに散在しています。原文を見ていないので、断定できませんが、意味がつながらない箇所などがあるので、誤訳と思われる箇所もあると思います。訳が悪という意味も、学者などの固い直訳ではなく、日本語になっていない点が多々あるからです(他の方は機械を使ったと表現していますが)。
 それにしても、注目度の高い書籍であり、出版する以上はもう少し訳文をチェック(下訳を使っているのであれば)すべきだと思います。

 内容的には、がっかりです。狙撃された事実、3発の銃声、前方からの射撃なのか、後方からなのか等々に関する解明はありません。やはりケネディ暗殺は闇のなか、ということでしょうか。ウオーレン委員会自体、信用できないとの意見もありますが、とりあえずは何かわかるかと思ったのですが。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート