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王になろうとした男 単行本 – 2013/7/29
伊東 潤
(著)
己を知るものほど強いものはおらぬ
天才信長の周囲に集まった者、五人のそれぞれの数奇な運命を描く歴史短編集。黒人奴隷の弥介、信長に父信行を殺された織田信澄など。
天才信長の周囲に集まった者、五人のそれぞれの数奇な運命を描く歴史短編集。黒人奴隷の弥介、信長に父信行を殺された織田信澄など。
- 本の長さ299ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2013/7/29
- ISBN-104163823204
- ISBN-13978-4163823201
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2013/7/29)
- 発売日 : 2013/7/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 299ページ
- ISBN-10 : 4163823204
- ISBN-13 : 978-4163823201
- Amazon 売れ筋ランキング: - 507,922位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 133,450位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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伊東 潤
(いとう・じゅん)
1960年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業後、外資系企業に長らく勤務後、執筆業に転じ、歴史小説や歴史に材を取った実用書を相次いで発表。2011年『戦国鬼譚 惨』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『城を噛ませた男』で第146回直木賞候補となる。最新刊は『叛鬼』。
主な著書に『武田家滅亡』『山河果てるとも』『戦国無常 首獲り』『戦国鬼譚 惨』『幻海 The Legend of Ocean』『戦国鎌倉悲譚 剋』『北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録』『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』本屋が選ぶ時代小説大賞2011」受賞)『義烈千秋 天狗党西へ』などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年11月21日に日本でレビュー済み
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あまり歴史の小説に掲載されない武将が物語として書いてあったので、勉強になります。
2014年5月4日に日本でレビュー済み
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佳作とはいえ、さすがの出来栄え。
とくに本能寺の変を違う角度から語らせた2作、義元の首をきった毛利新助に語らせる冒頭作、信長に献上された黒人奴隷の彌介
に語らせるラスト作、は切れ味よく爽快だった。
とはいえ、伊東さんはいつも変化球投手で歴史通向き。この密度で、いつかスタンダードを書いていただきたい。
家康でもいいが、できれば誰もが避けている尊氏を。いまだ元寇から室町前期は空白といってよいと思う。
それぐらい、期待してます。
とくに本能寺の変を違う角度から語らせた2作、義元の首をきった毛利新助に語らせる冒頭作、信長に献上された黒人奴隷の彌介
に語らせるラスト作、は切れ味よく爽快だった。
とはいえ、伊東さんはいつも変化球投手で歴史通向き。この密度で、いつかスタンダードを書いていただきたい。
家康でもいいが、できれば誰もが避けている尊氏を。いまだ元寇から室町前期は空白といってよいと思う。
それぐらい、期待してます。
2014年9月2日に日本でレビュー済み
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日経新聞の夕刊で紹介されていた本。丁度NHKの大河ドラマで黒田官兵衛を放映しているためタイムリーな本と感じた。直接主人公の本でないところがよい。ドラマのほうは進展が早いので信長が生きている間に読もうと考えて、同時に購入した他の本より先に選んだ。
毛利新助は覚えていたが、塙直政については知らなかったか完全に忘れ去っていた。このような有力な家臣がいて織田家の前半の活躍を支えていたわけだ。そして問題の荒木村重だが、もともと信長の敵だと思っていたが、大河ドラマでは家来になっているので違和感を感じていた。やはり敵に回るということが確認できたが、信長の死後も生きながらえていたとはさらに意外だった。後のことになるが5月13日にJR伊丹駅に行ったことがあった。駅を出ると有岡城址とあり、どこまで行けば見えるのか調べようとしたら、駅前が石垣で実はそれが有岡城だったというお笑いがあった。丁度テレビの大河ドラマでは官兵衛が荒木村重の有岡城に幽閉され、信長に攻められるところでまたとないタイミングだった。
しかし村重の生存以上に、これはないだろうという発想が続く。丹羽長秀と秀吉が信長の暗殺をたくらんだというのだが、ちょっとやりすぎ。そんなはずはない。また信長が家康も亡き者にしようとしたとあるが、これもどうか。
毛利新助は覚えていたが、塙直政については知らなかったか完全に忘れ去っていた。このような有力な家臣がいて織田家の前半の活躍を支えていたわけだ。そして問題の荒木村重だが、もともと信長の敵だと思っていたが、大河ドラマでは家来になっているので違和感を感じていた。やはり敵に回るということが確認できたが、信長の死後も生きながらえていたとはさらに意外だった。後のことになるが5月13日にJR伊丹駅に行ったことがあった。駅を出ると有岡城址とあり、どこまで行けば見えるのか調べようとしたら、駅前が石垣で実はそれが有岡城だったというお笑いがあった。丁度テレビの大河ドラマでは官兵衛が荒木村重の有岡城に幽閉され、信長に攻められるところでまたとないタイミングだった。
しかし村重の生存以上に、これはないだろうという発想が続く。丹羽長秀と秀吉が信長の暗殺をたくらんだというのだが、ちょっとやりすぎ。そんなはずはない。また信長が家康も亡き者にしようとしたとあるが、これもどうか。
2019年9月25日に日本でレビュー済み
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意識せずとも、読むと必ず伊東ワールドに引き込まれる。さすがの一品。
2014年11月22日に日本でレビュー済み
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兎に角、面白かった。 余暇の過ごし方としては良い読書だったし、元来好みの史実に忠実なのが実に良い。 史実の曖昧な部分、此処に歴史小説の生き場所があるんだねえ!
2013年11月21日に日本でレビュー済み
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新聞で広告を見て探していたが、値段が高く躊躇していましたが、
こちらで購入してよかったです。
新品同様にしっかりしていました。
商品も早く届いたのでそれもよかったです。
こちらで購入してよかったです。
新品同様にしっかりしていました。
商品も早く届いたのでそれもよかったです。
2022年11月7日に日本でレビュー済み
織田信長のマイナーな家臣たちを主役に据えた短編集。
主役は、毛利新助、塙直政、荒木村重、津田信澄、モザンビークからの黒人奴隷彌介。信長は、彼らの運命を直接的、間接的に翻弄する役どころだ。桶狭間から本能寺まで、歴史ツウ度が試される。
荒木村重は他の小説や新書の歴史もので取り上げられているが、他の四人の武将は見覚えがない。ゆえに、信長の人物像を形作る上で、本作品集のエピソードは新鮮であった。
特に、信長と彌介の出会いから本能寺の変、そしてその後の顛末と続くタイトル作は、知的好奇心を存分に刺激してくれた。
主役は、毛利新助、塙直政、荒木村重、津田信澄、モザンビークからの黒人奴隷彌介。信長は、彼らの運命を直接的、間接的に翻弄する役どころだ。桶狭間から本能寺まで、歴史ツウ度が試される。
荒木村重は他の小説や新書の歴史もので取り上げられているが、他の四人の武将は見覚えがない。ゆえに、信長の人物像を形作る上で、本作品集のエピソードは新鮮であった。
特に、信長と彌介の出会いから本能寺の変、そしてその後の顛末と続くタイトル作は、知的好奇心を存分に刺激してくれた。
2014年1月11日に日本でレビュー済み
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最初の2編、新助と直政の話は良い。対照的な二人を通して、織田家中の苛烈な競争社会を目の当たりにするかのようである。
策略をめぐらす男達を生き生きと描くのが上手い著者だが、次の清秀と村重の話はやり過ぎた。劇的すぎて鼻白んでしまう。その次も作り話が過ぎる。著者は登場人物の口を借りて信澄を小才子と嘲るが、本当は小才子は誰?と問いたくなる。その流れは最後の5編目にも続く。残念。
策略をめぐらす男達を生き生きと描くのが上手い著者だが、次の清秀と村重の話はやり過ぎた。劇的すぎて鼻白んでしまう。その次も作り話が過ぎる。著者は登場人物の口を借りて信澄を小才子と嘲るが、本当は小才子は誰?と問いたくなる。その流れは最後の5編目にも続く。残念。