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金色機械 単行本 – 2013/10/9

4.6 5つ星のうち4.6 258個の評価

まったく新しい時代ファンタジー長篇誕生!

時は江戸。ならず者の巣窟「極楽園」と異形の存在「金色様」に翻弄される人々の運命を描く長篇。人間の善悪に迫る、著者の新境地。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2013/10/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/10/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 445ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163825606
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163825601
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 258個の評価

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恒川 光太郎
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カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
258グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前、著者の出世作「夜市」を読んだことがあった。当時、その世界観に深く魅了されたことを今だに覚えている。不思議なタイトルとあの恒川光太郎という作家名に惹かれて何十年ぶりに読んでみた。さすが恒川光太郎、圧巻のひと言。言葉で綴られた物語であるのに、音楽の幻想曲を聴いているような不思議な感覚を味わわせてくれる金色機械。こんな小説を読んだのは初めてだ。私が審査員であったら、私の大好きな作家である山本周五郎賞をこの金色機械に捧げること、間違いないだろう。段落をほぼ一つの文でまとめながら読者を飽きさせない手法はとても心地よかった。恒川光太郎、最高です!
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは傑作!
長編だが、一切中だるみせず、かと言って強引に駆け抜けるでもなく、しっかりと余韻を味あわせながら、終結に向かって歩を進めていく
テーマは氏お得意の、突き詰められた生死観。
それぞれが賢明に戦い、生き様に見合った死を迎える男女の物語。
遊郭が舞台であるが、その支配層として陰で生きる一族は、超常の能力を持ち、虐げられ、流浪の生を送る者たち。
直接的には言及されないが、部落問題にも切りこんでいると感じた
幻想的なノスタルジィ、哀しみに満ちた宿命、そして勇ましくも清々しい決闘シーン
氏のダンディズムを余すところなく詰め込みつつ、不意に笑いを取りに来る金色様が、実に卑怯である
ピコッ、じゃねぇよ!
ってか、そんなとこから出てくんなー!
この緩急の落差、遊び心には、夜市などにはなかった新鮮さがある。
未読の方、ファンタジーが嫌いでなければ、ぜひご一読をお薦めする。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
でも一気に読んでしまいました。
時代小説かと思ったら、あれよあれよとSF的世界に。
でも違和感なく、むしろ夢中になって読めたのは、
生きること死ぬことを巡る登場人物たちの姿勢があまりに真摯だったため。
まさに伝奇小説とも呼ぶべき大作でした。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宇宙から来たロボット「金色さま」を中心としたお話。
戦国時代の人間の生き様がとても面白かったです。
家の中に隠れている金色さまには爆笑しました。
双子の姉妹を取り戻すべく交渉に赴いた同心の
結末には胸が締め付けられました。
恒川先生は情景の描写が巧みです。いつも頭に絵が浮かびます。
夫を亡くした怒りでどす黒い霧が立ち上がる文は秀逸でした。
続きが読みたくて寝不足となる素晴らしい物語でした。

1つだけ残念なのは表紙のイラストです。
陰鬱な話かなと思い、買うのが遅れました。
華やかな色彩で、金色さまを中心に描いた物なら
もっと多くの人が手に取ると思います!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
登場人物が縦の糸,横の糸,斜めの糸で時に緩く,時に強く結ばれて物語が進行していく。物語の核となる一番肝要な原因といえる部分の真実を登場人物がわからなかった,でも,それが次なるストーリーを生み出すエンジンになっているところが流石だな,と思った。
文調はクセがなく整っていてストーリーでしっかり読ませる。いい作品です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い❕
2013年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
恒川ファンです。。発売された本はすべて読みましたが・・・待ちに待った彼の作品ですが今回はちょっと雰囲気?が違いました。
過去の作品の独特な恒川ワールドのファンの私には別作家が書いた本のようにも感じられ、ちょっと残念な気もしました。
決して面白くないわけではないのです。買って読んでも失敗ではありません。ただ風の古道や草祭りと比べるとあの独特な不思議さ美しさはない話でした。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
恒川さんのファンなので、期待をもって購入しました。結果、期待を裏切らない作品でした。
どんな物語にも終わりがある。生きていた人たちは皆去り、全てが過去のものとなっていく。この壮大な物語も、いつかは誰もが忘れ去る。そしてその連綿と続く流れが歴史となる。そんな当たり前が少し寂しく、同時に尊いことだと感じました。
恒川作品を読んだことのない方にも胸を張ってお勧めする一作です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート