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新釈 にっぽん昔話 単行本 – 2013/11/14
乃南 アサ
(著)
大人も子供も楽しめるユニークな昔話集が誕生しました。
ドラマ化で話題となった『いつか陽のあたる場所で』など、次々話題作を生み出す乃南アサさん。「さるかに合戦」「花咲かじじい」「一寸法師」「笠地蔵」など誰もが知っている昔話が、手練れの作家の手にかかると、大人も楽しめるユニークなエンタテインメントに大変身。太宰治の『お伽草子』を彷彿とさせる意欲作です。東日本大震災を、取材に訪れた仙台で経験した乃南さん、復興に取り組む人たちに、物語で勇気と希望を届けたい、という思いも込められた作品集です。「さるかに合戦」「花咲じいさん」「一寸法師」「笠地蔵」……誰もが知っている昔話が、誰も読んだことのない新解釈でよみがえる!
ドラマ化で話題となった『いつか陽のあたる場所で』など、次々話題作を生み出す乃南アサさん。「さるかに合戦」「花咲かじじい」「一寸法師」「笠地蔵」など誰もが知っている昔話が、手練れの作家の手にかかると、大人も楽しめるユニークなエンタテインメントに大変身。太宰治の『お伽草子』を彷彿とさせる意欲作です。東日本大震災を、取材に訪れた仙台で経験した乃南さん、復興に取り組む人たちに、物語で勇気と希望を届けたい、という思いも込められた作品集です。「さるかに合戦」「花咲じいさん」「一寸法師」「笠地蔵」……誰もが知っている昔話が、誰も読んだことのない新解釈でよみがえる!
- 本の長さ363ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2013/11/14
- ISBN-104163827706
- ISBN-13978-4163827704
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2013/11/14)
- 発売日 : 2013/11/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 363ページ
- ISBN-10 : 4163827706
- ISBN-13 : 978-4163827704
- Amazon 売れ筋ランキング: - 820,430位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 226,926位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960(昭和35)年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家活動に入る。1988年『幸福な朝食』が日本推理サスペンス大賞優秀作になる。1996(平成8)年『凍える牙』で直木賞受賞。他に『ボクの町』『団欒』『風紋』『晩鐘』『鎖』『嗤う闇』『しゃぼん玉』『ウツボカズラの夢』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ニサッタ、ニサッタ』『犯意』(共著)、エッセイ集『いのちの王国』『ミャンマー』など著書多数。巧みな人物造形、心理描写が高く評価されている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔読んだお話が、乃南アサさんの解釈によって現代風にアレンジされているのがおもしろかったです。「さるとかに」など、必殺仕事人のようなエンディングは奇抜でした。中には、あまり知らなかった昔話も、原本を読んでみたくなりました。昔話は、私たち日本人の心のふるさとですね。
2016年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筋書きにある程度の想像はつきましたが、読むうちにつまらなくなり、途中で止めてしまいました。
この手の物には今後は手を出さないようにしたいと思います。
誤解のないように言いますが、私にはつまらないと感じましたが、妻には面白いようでした。
この手の物には今後は手を出さないようにしたいと思います。
誤解のないように言いますが、私にはつまらないと感じましたが、妻には面白いようでした。
2014年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もっとオリジナリティーがあるのかと思ってました。
文庫待ちすれば良かった・・・。
文庫待ちすれば良かった・・・。
2016年6月29日に日本でレビュー済み
「あとがき」を読んでから本文を読めば、もっとこの「昔話」に込めた作者の気持ちがもっと伝わってきたかも知れません。
東北の震災を体験した作者が、若い人から年寄りまで誰でもが楽しめる物語を書きたいということで書いたものだといいます。
従って、作者の従来の作風とはちょっと違った作品になっている様に思います。
一方で、「おとぎ話」としても、現代風な味付けがされた楽しい作品になっていることも確かです。
取り上げられた6つの物語、「さるとかに」「花咲かじじい」「一寸法師」「三枚のお札」「笠地蔵」「犬と猫とうろこ玉」が、どんな基準で選ばれたのかは分かりません。
少なくとも私個人としては、最後の作品「犬と猫とうろこ玉」については全く知らない物語でした。
でも、それぞれの作品の持っているテーマ性や物語の本質を損なうことなく、現代的な感覚が取り込まれています。
このエンターテイメント性は、やはり作者の持ち味でしょう。
この二つの要素の調和が素晴らしい作品群です。
もっと他の「おとぎ話」も書いて欲しいなと思いました
東北の震災を体験した作者が、若い人から年寄りまで誰でもが楽しめる物語を書きたいということで書いたものだといいます。
従って、作者の従来の作風とはちょっと違った作品になっている様に思います。
一方で、「おとぎ話」としても、現代風な味付けがされた楽しい作品になっていることも確かです。
取り上げられた6つの物語、「さるとかに」「花咲かじじい」「一寸法師」「三枚のお札」「笠地蔵」「犬と猫とうろこ玉」が、どんな基準で選ばれたのかは分かりません。
少なくとも私個人としては、最後の作品「犬と猫とうろこ玉」については全く知らない物語でした。
でも、それぞれの作品の持っているテーマ性や物語の本質を損なうことなく、現代的な感覚が取り込まれています。
このエンターテイメント性は、やはり作者の持ち味でしょう。
この二つの要素の調和が素晴らしい作品群です。
もっと他の「おとぎ話」も書いて欲しいなと思いました
2014年2月18日に日本でレビュー済み
いけいけの「さるどん」に貶められるもてない女「かにどん」。衝撃の「さるとかに」から始まる6篇。単なるパロディものと思いきや、どれにも結構なテーマがあって、読みごたえがあります。
特に「花咲かじじい」は胸打たれました。どんなことが起きても、前向きで、感謝の気持ちを忘れないおじいさん、おばあさんと、夫婦間もお互い不平不満ばかりで過ごすおじいさん、おばあさん、結果はやはり…。現代の自分たちの生き方を考える格好のお話しです。
「一寸法師」、「犬と猫とうろこ玉」(大体このお話しのもとを知りませんでした)あたりがちょっと腑に落ちない結末で、★三つで。
特に「花咲かじじい」は胸打たれました。どんなことが起きても、前向きで、感謝の気持ちを忘れないおじいさん、おばあさんと、夫婦間もお互い不平不満ばかりで過ごすおじいさん、おばあさん、結果はやはり…。現代の自分たちの生き方を考える格好のお話しです。
「一寸法師」、「犬と猫とうろこ玉」(大体このお話しのもとを知りませんでした)あたりがちょっと腑に落ちない結末で、★三つで。
2013年11月24日に日本でレビュー済み
まずは「さるとかに」の結末に笑った。倒叙ミステリに持ってくかと思ったら、そう来ましたか。
軽いアイディアといえばそれまでだが、文章が達者でとにかく楽しい。ただ、「一寸法師」の
ピカレスクな面が典型だが、全体に深入りせずにあっさりまとめた印象も受ける。もちろん物足
りないということはなく、おおいに楽しめる1冊である。
軽いアイディアといえばそれまでだが、文章が達者でとにかく楽しい。ただ、「一寸法師」の
ピカレスクな面が典型だが、全体に深入りせずにあっさりまとめた印象も受ける。もちろん物足
りないということはなく、おおいに楽しめる1冊である。
2015年3月19日に日本でレビュー済み
一寸法師は御伽草子の現代語訳しただけに感じます。
姫は法師によって連れ出されたというのは、意外に知られていませんが、室町時代から続くもので、原型だといわれています。
もっとオリジナルティが欲しかったです。
姫は法師によって連れ出されたというのは、意外に知られていませんが、室町時代から続くもので、原型だといわれています。
もっとオリジナルティが欲しかったです。