《現代のアレルギーや自己免疫疾患の背景》
昔は実際の生活の中で寄生虫に出会い、それを通じて免疫学的に訓練され、その後は実戦でもその機能を発揮することで免疫学的な平衡を保つ様なシステムが長い進化の過程で構築されていた。例えて言えば、車の運転でアクセルとブレーキの踏み方を多くの実践を通じて学習してから路上に出て運転するようなもの。結果的には安全運転に繋がった。
今は実際の寄生虫に出会うことなく、従って正しく訓練もされない未学習の状態で、寄生虫の影の様な類似物質を寄生虫と誤認して、免疫学的には全体的な統制の効かないシステムになってしまった。例えて言えば、アクセル(活性化)とブレーキ(抑制化)の踏み方のうち、特にブレーキの踏み方を正しく学ぶことなく路上で運転するようなもの。その結果は事故の多発となり、それがアレルギー症や自己免疫疾患の原因かと。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
寄生虫なき病 単行本 – 2014/3/17
カバー写真の恐ろしげな生物。これは「アメリカ鉤虫」といって、かつて米国で猛威をふるった寄生虫だ。米国では現在は根絶されたこの寄生者に、著者はわざわざメキシコへ赴いて感染しようとする――。なぜか? 著者は「自己免疫疾患の全身脱毛症」ほか、数々のアレルギーを患っている。有効な治療法はない。しかし、こうした自己免疫性の病の治療法として、この寄生虫が売買されているというのだ。サイエンスライターの著者は、自らこの療法に挑むとともに、寄生者と病の関係についての果てしない探究に乗り出した。
かつて人間は体内に必ず多くの寄生虫、細菌、ウイルスを持っていた。だが近代、公衆衛生は劇的に向上し、それらは駆逐され、感染症は激減した。しかし、一部の科学者はそれに反比例するように新たな病が増えていることに気づいていた。花粉症、喘息、アレルギー、そして自己免疫疾患。クローン病、多発性硬化症といった聞きなれない病が明らかに増加している。これらの出来事には関連があるのだろうか? 「寄生者の不在」が、我々の体内の免疫反応のバランスを乱し、病をもたらしているのだろうか?
著者は8500本にも及ぶ研究を渉猟し、多くの科学者にインタビューを重ねて、この疑問に迫る。各々の病の専門家たちが予感しつつも見出しえなかった、連鎖する「不在の病」の全貌が徐々に見えてくる――! そして著者自身の寄生虫療法の結末は!?
まさに「すぐそこにある」人類の危機があますところなく描き出される。解説の福岡伸一氏も「現時点での決定版的解説書。私たちの清潔幻想に警鐘を鳴らす問題作だ」と驚嘆する、超大作科学ノンフィクション!
かつて人間は体内に必ず多くの寄生虫、細菌、ウイルスを持っていた。だが近代、公衆衛生は劇的に向上し、それらは駆逐され、感染症は激減した。しかし、一部の科学者はそれに反比例するように新たな病が増えていることに気づいていた。花粉症、喘息、アレルギー、そして自己免疫疾患。クローン病、多発性硬化症といった聞きなれない病が明らかに増加している。これらの出来事には関連があるのだろうか? 「寄生者の不在」が、我々の体内の免疫反応のバランスを乱し、病をもたらしているのだろうか?
著者は8500本にも及ぶ研究を渉猟し、多くの科学者にインタビューを重ねて、この疑問に迫る。各々の病の専門家たちが予感しつつも見出しえなかった、連鎖する「不在の病」の全貌が徐々に見えてくる――! そして著者自身の寄生虫療法の結末は!?
まさに「すぐそこにある」人類の危機があますところなく描き出される。解説の福岡伸一氏も「現時点での決定版的解説書。私たちの清潔幻想に警鐘を鳴らす問題作だ」と驚嘆する、超大作科学ノンフィクション!
- 本の長さ512ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2014/3/17
- ISBN-104163900357
- ISBN-13978-4163900353
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2014/3/17)
- 発売日 : 2014/3/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 512ページ
- ISBN-10 : 4163900357
- ISBN-13 : 978-4163900353
- Amazon 売れ筋ランキング: - 259,326位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 73,615位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
59グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・サノーさん一言コメント
「自己の肉体を構成するのは、自己以外の生命体。超個体という事実を知るとき、新しい病理を発見する」
【サノーさんおすすめ度★★★★★】
・ウノーさん一言コメント
「生命の樹を構成する本質は、微細生物。全体としての生命と個としての結び付きを学びます」
【ウノーさんおすすめ度★★★★★】
・サノーさん、ウノーさん読書会
サノーさん(以下サ):自己免疫疾患の著者が挑む、人間という生体の矛盾だな。
ウノーさん(以下ウ):不思議ですよね。生命に危険を及ぼす、病と直結する「他の生命体」を世界から除外することによって、自分を守りために存在していた機能が、自分自身を攻撃するようになる、個の生命が自己の生命「のみ」の維持を目指すのが「進化」であるなら、こういう選択肢はないと思うのですが。
サ:自分の身体を成立させるもの、活動を維持し、他からエネルギーを得て、生殖による「個」の増加を求めるのは、「一つの意思」ではない。
ウ:そうとしか考えられません。病原体として徹底的に排除された「他の生命体」が失われることが、「集合体としての生命体」の存続を脅かすことになるのは、「人間という生命体が単独で存在する」ことを禁じているようにしか思えません。
サ:撲滅した寄生虫、体内から除去した細菌の代償が「免疫不全」を始めとする「病」であるなら、その法則をもたらす「因果」と「応報」の存在を認めざるを得ない。
ウ:現象として確認できるのは、医学で確認できる「有害」が、実は「こぐ一部の側面」に過ぎないケースがあり、本来人間にとって必要であった、健全な生体運営において不可欠だったものまで「除外」してしまった「害」です。
サ:ウチも子供の頃、カゼを引いて寝込んだときは「即、抗生物質」だった。
ウ:それはそれはよく「効き」ました。熱も嘘のようにひいて、一晩寝れば治ったものです。
サ:でも、それは、極めて短期的な「良好」を得るためだけの行為だった可能性が、この本には書いてある。
ウ:「短期的な結果」だけならいいんですが、「長期的な弊害」の可能性が否定できない点も、この本の「怖さ」でもあります。
サ:著者の体験談でもわかる通り、「他の生命体」の「未知なる能力」を期待する治療法は、難しいと言わざるを得ない。
ウ:まだまだ、解明されていない作用、解明されていない病理が存在することは明らかですから、とびつくことはリスクが高いです。
サ:とはいえ、治験もあり、症例も研究が進んでいくべきジャンルであることは間違いない。
ウ:そもそも自然界に存在しなかった物質をいじって「未知なるもの」を生み出すよりは、安全な気がします。
サ:それにしても、この不合理を、どう理解したらいいのか。なんのために、寄生虫やウイルス、細菌は生まれ、育ち、死んでいくのか。
ウ:生命体の誕生と死は、矛盾に満ちています。だからといって、価値がない、素晴らしいものではないという価値を決めることは、人間にはできません。
サ:やはり、地球全体が生命体であり、人間を含めた全ての生物が「寄生」しているという概念が、一番しっくりくる気がする。
ウ:とすると、人類が「悪玉菌」とならないように、自覚する必要がありますね。
【了】
「自己の肉体を構成するのは、自己以外の生命体。超個体という事実を知るとき、新しい病理を発見する」
【サノーさんおすすめ度★★★★★】
・ウノーさん一言コメント
「生命の樹を構成する本質は、微細生物。全体としての生命と個としての結び付きを学びます」
【ウノーさんおすすめ度★★★★★】
・サノーさん、ウノーさん読書会
サノーさん(以下サ):自己免疫疾患の著者が挑む、人間という生体の矛盾だな。
ウノーさん(以下ウ):不思議ですよね。生命に危険を及ぼす、病と直結する「他の生命体」を世界から除外することによって、自分を守りために存在していた機能が、自分自身を攻撃するようになる、個の生命が自己の生命「のみ」の維持を目指すのが「進化」であるなら、こういう選択肢はないと思うのですが。
サ:自分の身体を成立させるもの、活動を維持し、他からエネルギーを得て、生殖による「個」の増加を求めるのは、「一つの意思」ではない。
ウ:そうとしか考えられません。病原体として徹底的に排除された「他の生命体」が失われることが、「集合体としての生命体」の存続を脅かすことになるのは、「人間という生命体が単独で存在する」ことを禁じているようにしか思えません。
サ:撲滅した寄生虫、体内から除去した細菌の代償が「免疫不全」を始めとする「病」であるなら、その法則をもたらす「因果」と「応報」の存在を認めざるを得ない。
ウ:現象として確認できるのは、医学で確認できる「有害」が、実は「こぐ一部の側面」に過ぎないケースがあり、本来人間にとって必要であった、健全な生体運営において不可欠だったものまで「除外」してしまった「害」です。
サ:ウチも子供の頃、カゼを引いて寝込んだときは「即、抗生物質」だった。
ウ:それはそれはよく「効き」ました。熱も嘘のようにひいて、一晩寝れば治ったものです。
サ:でも、それは、極めて短期的な「良好」を得るためだけの行為だった可能性が、この本には書いてある。
ウ:「短期的な結果」だけならいいんですが、「長期的な弊害」の可能性が否定できない点も、この本の「怖さ」でもあります。
サ:著者の体験談でもわかる通り、「他の生命体」の「未知なる能力」を期待する治療法は、難しいと言わざるを得ない。
ウ:まだまだ、解明されていない作用、解明されていない病理が存在することは明らかですから、とびつくことはリスクが高いです。
サ:とはいえ、治験もあり、症例も研究が進んでいくべきジャンルであることは間違いない。
ウ:そもそも自然界に存在しなかった物質をいじって「未知なるもの」を生み出すよりは、安全な気がします。
サ:それにしても、この不合理を、どう理解したらいいのか。なんのために、寄生虫やウイルス、細菌は生まれ、育ち、死んでいくのか。
ウ:生命体の誕生と死は、矛盾に満ちています。だからといって、価値がない、素晴らしいものではないという価値を決めることは、人間にはできません。
サ:やはり、地球全体が生命体であり、人間を含めた全ての生物が「寄生」しているという概念が、一番しっくりくる気がする。
ウ:とすると、人類が「悪玉菌」とならないように、自覚する必要がありますね。
【了】
2014年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「昭和30年代ぐらいまでは、
家の中も多少不潔だったし、
子供は虫やらカエルやらを手で捕まえて遊んで、
そのままの手でゴハンを食べても大丈夫だった。
それに比べて最近の子は虫なんか直接手で触ろうとしない。
だから体の免疫も弱くなってすぐに熱を出しよるし、
ちょっとした不潔に耐えられなくなってきた。」
こんな話は聞いたことがあったが、
これを科学的に実験をおこない、
データを集め、そこから実証された結果を
非常に分かりやすくまとめたのがこの本であった。
あとがきにもあるが
何か因子があることに原因を見出す「存在」からのアプローチか、
何かが足りないためにバランス(本書では生態系)が崩れ、
なんらかの原因ができる「不在」からのアプローチか、
という選択肢がある。
20世紀初頭はペニシリンに代表される抗生物質の誕生により
「存在」のアプローチが絶対視された時期でもある。
しかし、その後そのアプローチだけでは絶対に寛解できない
といった現代医学の限界が分かってきた。
それが最近になり、やっと「不在」アプローチに関して、
認識が高まり、それらの客観的データも集まってきた
というところだろうか。
しかし、細菌学者や寄生虫の専門家、専門のジャーナリスト脱帽する。
いくら自らも患っているからといっても、
わざわざ寄生虫を感染させて、その経過を見るなんて。
多少、事例ばかり続くところは中だるみする感が否めませんので、☆4つですが、
そういったものすごい執念を感じ、既成概念を崩すのに十分なことが書かれている超良書です。
家の中も多少不潔だったし、
子供は虫やらカエルやらを手で捕まえて遊んで、
そのままの手でゴハンを食べても大丈夫だった。
それに比べて最近の子は虫なんか直接手で触ろうとしない。
だから体の免疫も弱くなってすぐに熱を出しよるし、
ちょっとした不潔に耐えられなくなってきた。」
こんな話は聞いたことがあったが、
これを科学的に実験をおこない、
データを集め、そこから実証された結果を
非常に分かりやすくまとめたのがこの本であった。
あとがきにもあるが
何か因子があることに原因を見出す「存在」からのアプローチか、
何かが足りないためにバランス(本書では生態系)が崩れ、
なんらかの原因ができる「不在」からのアプローチか、
という選択肢がある。
20世紀初頭はペニシリンに代表される抗生物質の誕生により
「存在」のアプローチが絶対視された時期でもある。
しかし、その後そのアプローチだけでは絶対に寛解できない
といった現代医学の限界が分かってきた。
それが最近になり、やっと「不在」アプローチに関して、
認識が高まり、それらの客観的データも集まってきた
というところだろうか。
しかし、細菌学者や寄生虫の専門家、専門のジャーナリスト脱帽する。
いくら自らも患っているからといっても、
わざわざ寄生虫を感染させて、その経過を見るなんて。
多少、事例ばかり続くところは中だるみする感が否めませんので、☆4つですが、
そういったものすごい執念を感じ、既成概念を崩すのに十分なことが書かれている超良書です。
2014年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここまでするんだね。
驚愕と生理的な怖さとがごちゃ混ぜになり
なかなか読み進めることが出来なかった。
結果どうなるか?
その点が少々、拍子抜け。確かにラジカルだが、ドラマティックな展開を期待したら
ちょっと肩透かしかも。
驚愕と生理的な怖さとがごちゃ混ぜになり
なかなか読み進めることが出来なかった。
結果どうなるか?
その点が少々、拍子抜け。確かにラジカルだが、ドラマティックな展開を期待したら
ちょっと肩透かしかも。
2020年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前新聞のコラムで紹介されていて、図書館で借りて読みました。とても良い本です。私も喘息などアレルギー疾患があります。コロナで自己免疫について再考したいと思い購入しました。
本の状態もとてもきれいで、すぐに届きました。ありがとうございました。
本の状態もとてもきれいで、すぐに届きました。ありがとうございました。
2020年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実例も多く、読み応えがありました。似非科学・医学と取られかねない取り組みの苦労が分かります。
2014年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
旧友との蜜月関係の破綻が、我々の日常に影を落とす、知らず知らずに。
人類は、長い進化の過程で、無駄は削ぎ落としてきたが、産業革命以降、急激な食生活の改善(飽食)・住環境の変化・医療の発展・体内の生態系のバランスの崩壊により、大切な仲間を裏切ってしまった。
疾病の元凶として、目の敵として扱われていた微生物・寄生虫が、実は、我々の体内環境になくてはならない存在であり、長く共存共生して、人間というコスモ(小宇宙)を形作っていた。 彼らの不在が我々に甚大な影響を与えている(刺激が少ない事が、問題)。
昔ながらの生活に戻ることは、現実にそぐわないが、不倶戴天の敵として駆除してきた、微生物・寄生虫が、敵でもあり、味方にもなる(両刃の剣)って、「昨日の敵は今日の友」ということ、利己的な。
そうだ、田舎に行こう。 土いじり(農作業)&ペットとの、共生生活をエンジョイすることを通し、色々なものに暴露する環境作り&食生活の改善(より、自然に近い状態に)。 受け入れ体制が充実している(お得な特典満載の)地域(田舎)も、最近増えているし(過疎対策に)。
母親ってスゴい!(認識を、新たにする)。 妊娠・出産・育児と、対してお父ちゃんは・・・サポートか。
現代病を治療するためには、ヒトゲノムだけでなく我々のメタゲノム――人体という超個体をスムーズに操作するために必要な情報の、九十九パーセントがこの中にある――をも考慮しなければならない。 そして、それを根こそぎにするのではなく、積極的に育てるべきである。 微生物病原説は人類に長寿をもたらした。 しかし、これから我々自身と我々の子孫の健康と幸福を追求し続けるためには、強引な絶滅作戦を放棄し、超個体全体の繁栄と調和を目指すことが必要である(443P)。
「To be or not to be, that is the question.」。
人類は、長い進化の過程で、無駄は削ぎ落としてきたが、産業革命以降、急激な食生活の改善(飽食)・住環境の変化・医療の発展・体内の生態系のバランスの崩壊により、大切な仲間を裏切ってしまった。
疾病の元凶として、目の敵として扱われていた微生物・寄生虫が、実は、我々の体内環境になくてはならない存在であり、長く共存共生して、人間というコスモ(小宇宙)を形作っていた。 彼らの不在が我々に甚大な影響を与えている(刺激が少ない事が、問題)。
昔ながらの生活に戻ることは、現実にそぐわないが、不倶戴天の敵として駆除してきた、微生物・寄生虫が、敵でもあり、味方にもなる(両刃の剣)って、「昨日の敵は今日の友」ということ、利己的な。
そうだ、田舎に行こう。 土いじり(農作業)&ペットとの、共生生活をエンジョイすることを通し、色々なものに暴露する環境作り&食生活の改善(より、自然に近い状態に)。 受け入れ体制が充実している(お得な特典満載の)地域(田舎)も、最近増えているし(過疎対策に)。
母親ってスゴい!(認識を、新たにする)。 妊娠・出産・育児と、対してお父ちゃんは・・・サポートか。
現代病を治療するためには、ヒトゲノムだけでなく我々のメタゲノム――人体という超個体をスムーズに操作するために必要な情報の、九十九パーセントがこの中にある――をも考慮しなければならない。 そして、それを根こそぎにするのではなく、積極的に育てるべきである。 微生物病原説は人類に長寿をもたらした。 しかし、これから我々自身と我々の子孫の健康と幸福を追求し続けるためには、強引な絶滅作戦を放棄し、超個体全体の繁栄と調和を目指すことが必要である(443P)。
「To be or not to be, that is the question.」。
2019年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の内容は最高に面白いですね。
非常に満足していますが、一つだけ配送の手違いか盗難かなんだかよく分からないのですが注文しても来ないことが2回あり、再注文して、から先の分が来たりしたので、手元に今2冊有ります。返品もできないみたいですし2冊あっても本の面白さは2倍にはならないので・・・・です。
非常に満足していますが、一つだけ配送の手違いか盗難かなんだかよく分からないのですが注文しても来ないことが2回あり、再注文して、から先の分が来たりしたので、手元に今2冊有ります。返品もできないみたいですし2冊あっても本の面白さは2倍にはならないので・・・・です。