群さんは、アンチエイジングが必ずしもいいとは言っていない。
むしろ、「誰でも歳を取るものなんだからさ」と、受け入れている。
よれよれだって、いいじゃないか、と思うが、今はまだもう少しアンチでいたいと、
ひっそり抵抗を試みているのであった。

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よれよれ肉体百科 単行本 – 2015/5/15
群 ようこ
(著)
せんべいを食べながらふと鏡を見たら、口のまわりに皺が! 夏の猛暑には、今までにかいたことのない汗が頭皮からあふれる。小唄の稽古に行けばなぜかノドが「えろえろ」し始め、テレビを見ても衰えた聴力では、若い女性の甲高い早口が「るれるれるらるら」としか聞こえない……。
「こうやってどんどん身体は衰えていくのね」とがっかりしても、心配しすぎて脳にマイナス要素を植え付けるのはかえってよくない。
ほうれい線だのゴルゴ線だの、顔のシワに新たな名前をつけて中高年を脅す美容界には屈せず、朝は「おはよう、ゴルゴ」とシワに向かって不敵にほほ笑む。手の甲、膝、腹、へそなど、身体各部56か所別に、エッセイで開き直り方教えます!
「こうやってどんどん身体は衰えていくのね」とがっかりしても、心配しすぎて脳にマイナス要素を植え付けるのはかえってよくない。
ほうれい線だのゴルゴ線だの、顔のシワに新たな名前をつけて中高年を脅す美容界には屈せず、朝は「おはよう、ゴルゴ」とシワに向かって不敵にほほ笑む。手の甲、膝、腹、へそなど、身体各部56か所別に、エッセイで開き直り方教えます!
- 本の長さ286ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2015/5/15
- ISBN-104163902619
- ISBN-13978-4163902616
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2015/5/15)
- 発売日 : 2015/5/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 286ページ
- ISBN-10 : 4163902619
- ISBN-13 : 978-4163902616
- Amazon 売れ筋ランキング: - 486,916位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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群 ようこ(むれ・ようこ)
1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。大人気シリーズ“無印物語”をはじめ、エッセイなど著書多数
(本データは「アメリカ居すわり一人旅」が刊行された当時に掲載されていたものです。「BOOK著者紹介情報」より)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゆるい生活につづく加齢etc・・・
最近、多い。面白いからつい買ってしまう。
名前は付けていないけど、そうそうとひとりうなずく私でした。
最近、多い。面白いからつい買ってしまう。
名前は付けていないけど、そうそうとひとりうなずく私でした。
2015年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なるほど、最近年齢を感じるようになり、群さんに共感する内容が多くありました。明るくて励みにもなるかな〜
2015年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どんな女性も歳を取れば相応に身体のあちこちが変化するもの。老化と言ってしまうと悲しいけれど、自然流で開き直れば怖いものなし。危険があふれる家の中、ぶつけた足の小指に「ぐあああー」と叫んでも、垂れ下がるお腹もお尻もなんのその。アイラインの濃さよりも鼻の下が気にかかる、ほどよいユルさは筆者ならではの余裕。あるある感いっぱいで、笑いのツボを刺激する。公共の場所で読むときはご注意のほど(^0^)/
2015年5月30日に日本でレビュー済み
群氏の「何というほどの事でもないけど、これについて書いてみました」。みたいな文を読んでると、何となく身体も精神もほにゃららとしてくるこの感じが好きです。ふと気づくと読んでる自分の顔がにやけてる事に気付くみたいなw「笑顔になる」じゃないトコがミソ。緩んでにやけてほべ~…と力抜けてくる感じ。
「肉体百科」と対比させて読んだらまた面白そう。後でやろうっとw
「肉体百科」と対比させて読んだらまた面白そう。後でやろうっとw
2015年11月14日に日本でレビュー済み
群さんと同じ年代の私にとって、まるで自分のことを言われているみたいと思うことばかりです。よれよれというにはちょっと抵抗はあるのですが、本当に正直に、素直に思うままに書かれており面白いです。年をとることは逆らえないことで、アンチエイジングにチャレンジしてもどうにもならないこともある。でも、受け止めていくときの姿勢が、群さんの考え方だと何か楽しい。ほのぼのとして、無理をしていないことが温かい感じでほっとします。同年代にお勧めです。
2015年6月24日に日本でレビュー済み
加齢による肉体の変化を、それぞれの部位ごとに、群さんらしい文章で、面白おかしく表現した内容です。
一か所に、大体4ページ~という量で書かれています。
若い人はこれを読んで、「加齢……遠い未来のことだと思ってるけど、こんな状態に……」と慄く内容だと思われます。
でも私は「あるあるある」と共感してしまいました。
一定の年齢以上の方は、「私だけじゃなかった」と安心する本です。
一か所に、大体4ページ~という量で書かれています。
若い人はこれを読んで、「加齢……遠い未来のことだと思ってるけど、こんな状態に……」と慄く内容だと思われます。
でも私は「あるあるある」と共感してしまいました。
一定の年齢以上の方は、「私だけじゃなかった」と安心する本です。
2021年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サラリと読めるエッセイ。肉体の衰えがテーマになっているものの、あまり悲壮感はなく、
だからといって暑苦しくなるほどの前向き感もなく、ちょうどいい。
だからといって暑苦しくなるほどの前向き感もなく、ちょうどいい。