書名のとおり、コンビニ等身近な場における食と農を通じて、食糧自給率、切れる子ども等、社会の問題を捉えている。
出版が10年前なので若干中身が古くなっている感(金にあかして世界から食べ物を買いあさる日本→マグロで新興国に買い負けることも)はある。
自給率の話など、経済学的に??という箇所はあるが、食をめぐる問題の概説書としてはわかりやすく良い本だと思う。
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コンビニ・ファミレス・回転寿司 (文春新書 17) 新書 – 1998/12/1
中村 靖彦
(著)
回転寿司やコンビニ弁当に列をなす一方で、本場の食材や有機農産物にこだわる──世界を食べ尽くし、食べ残す日本に未来はあるか?
- 本の長さ230ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1998/12/1
- ISBN-104166600176
- ISBN-13978-4166600175
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
コンビニエンスストアとファミリーレストラン、回転寿司。どれも日本人の「食」の供給源としてすっかり定着した。不況下にあっても、食に関する市場は活況を呈している。実際、消費者が食に支出する総額は年間70兆円に達し、電気機械、自動車に次ぐ第3位の巨大産業にまで成長しているという。
「中食なかしょく」と呼ばれる持ち帰り用の総菜や弁当などの市場も拡大しており、家庭内での調理離れが進んでいる。簡便性を重視し、画一・均一化されたおいしさに疑問を感じない層が増えているのは確かだ。だが、その一方で、有機農産物などの原材料への強い関心もみられる。この矛盾しているようにもみえる消費者心理は、食への関心が多面的なことを表しているといえるだろう。
エビやマグロ、果てはキャビアのような高級食材を世界中から買いあさっている輸入事情、遺伝子組み換え食品の実態、少年非行と食事の関係など、日本人と食をめぐる最近の話題をさまざまな角度から検証した1冊だ。
(日経ビジネス1999/1/25号 Copyright©日経BP社.All rights reserved.)
-- 日経ビジネス
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1998/12/1)
- 発売日 : 1998/12/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 230ページ
- ISBN-10 : 4166600176
- ISBN-13 : 978-4166600175
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