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ヘッジファンド: 世紀末の妖怪 (文春新書 21) 新書 – 1999/1/1

4.0 5つ星のうち4.0 17個の評価

日本で、アジアで、またロシアで、その赴くところ必ず経済的に大混乱し、潰滅的打撃をうける。この資本主義史上究極の怪物の正体!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (1999/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1999/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 205ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4166600214
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166600212
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 17個の評価

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浜田 和幸
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上位レビュー、対象国: 日本

2007年10月21日に日本でレビュー済み
序章 世紀末の妖怪
第一章 アジアが墜落した日
第二章 ジョージ・ソロス氏の知られざる過去
第三章 ジキルとハイド
第四章 デリバティブという「ババ抜き」ゲーム
第五章 「自由」の暴走
終章 妖怪の運命

著者は1953年(鳥取県米子市)生まれ。ジョージ・ワシントン大学Ph.D(政治学)。東外大中国語学科卒業。新日本製鐵株式會社入社(75年)。戦略国際問題研究所主任研究員(87年),アメリカ連邦議会調査局経済部コンサルタント (95年),国際未来科学研究所代表(97年)。本書刊行時著者46歳。

本書刊行当時は,タイバーツの急落に始まるアジア通貨危機(97年〜)の最中で,出版状況としては好適だったようで,手許のは同年で4刷まで出ている。私も欲しかったが,その時にはご縁がなかった。本書は私のような金融素人には総整理にもってこいの新書。

「1998年現在,世界中のデリバティブ市場は150兆ドルにまで膨張しているのである。この金額は全世界のGDPの合計の四倍近い大きさである。そのうち,アメリカの金融機関が所有しているのは40兆ドルで,それだけでもアメリカのGDPの5倍となっている」(130頁)。

言い換えれば,世界は3回以上売買できるってことだ。誰も売買しないだろうけどね。実物経済(=非金融部門)をここまで金融経済が凌駕してしまえば,混乱は一発触発で起こりうるということは誰にでもわかる。最近のお金って,個人レベルだとネット決済もやってるし,企業レベルだと24時間動かしてる。懐妊とか出産に比することのできる生産と違って,金融って一瞬なんだよね。男の射精と同じだ。確かに一生懸命頑張るけど,その時間は短いし,道に外れたやり方だとその代償はあまりにも大きい。女は大変だ。それで甚大な時間を抱え込まなければならない。スーザン・ストレンジ『カジノ資本主義』が危惧してたことが,いま現実化している(ちなみにこの著者,女です)。(795字)
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
われわれの見えないところで経済を操作する勢力がある。これは驚きでした。
2008年12月16日に日本でレビュー済み
2000年代以降発生した世界的なバブル期には、
いずれ弾ける事が分かっているバブルについて、
どんな警告する正論が書かれていても、カス本扱いされてしまう。
「バブルは弾けてからでしか振り返る事が出来ない」のが
またも繰り返された事になりますね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年8月11日に日本でレビュー済み
経済用語が難しいので、電子辞書の、百科とカタカナ語首っ引きで読みました。
イ、イカれてる…。
借金の証文を買いたい連中が殺到するんで、売る証文が足りなくなるとか、
相手がよそから借りた金を担保に取って金を貸すとか、
シモジモの目線で考えると、ムチャクチャな話のてんこもり。
庶民レベルの発想だと、借金のあるやつには、踏み倒されるのが怖くて
金なんか貸せないと思うんだけどなあ。
実際アメリカの住宅ローンの証文が次々カミクズになっているわけでしょ。
大富豪も自転車操業なのか?ノーベル賞とった経済学者が破産するんだもんなあ。
恐ろしい業界だということだけは漠然と分かりました。
2004年10月22日に日本でレビュー済み
こんなひどい本ははじめてみた。
筆者は(ほとんど「作者」だが)
金融のことを何も知らないに違いない。
デリバティブについても
非常に感情的な記述が多く、
デリバティブにはあいまいな
しかも間違ったイメージしか持っていないに違いない。
デリバティブのリスクヘッジ機能を全く無視し、
「わけが分からないからこんな危ないもん
すぐに禁止しろっ!」的な暴論を平気で書いている。
嘘だと思うなら読んでみてほしい。
ソロスに関する「中傷」も
極めて金融に関係の無いことに終始している。
これが事実だとしても
(事実で無く単なる悪質なゴシップだが)
それはヘッジファンドには全く関係ない。
実体経済への回帰を唱えているが、
金融経済が実体経済をどれだけ支えているかはてんで知らないのだろう。
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年6月2日に日本でレビュー済み
今、なにかと耳にすることの多いヘッジファンド、ってなんだろう?と思って読んでみました。おもしろいです!よくわかります!株を買うのがばかばかしくなるかも・・・?漠然としていた通貨危機やバブル崩壊後の日本の不景気についてやっと納得ができました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年3月10日に日本でレビュー済み
最近サッポロビールが外資系ファンドのM&Aに合いそうになった。1990年初頭にタイ、韓国等を襲った未曾有の通貨危機。その犯人はヘッジファンドだと言われる。本来は「リスクを回避するための基金」の筈が、各国を混乱と恐怖に陥れた厄介者。本書は、そのヘッジファンドの正体と中心人物であるジョージ・ソロス氏の素顔に迫ったもの。

ヘッジファンドの特徴は次の3つに集約される。

(1) 高度な数学的分析手法を駆使した経済予測。

(2) 底なしとも思える豊富な資金。

(3) ソロス氏に代表される運用者の豪胆さと心理戦での強さ。

これらが平易に解説されているので、参考になる。しかし、ヘッジファンドで成功しているのはホンの一握りだと言う。これも代表者の実績と相手に与える威圧感・恐怖感に依る所が大きいらしい。そして頭に来るのは、ヘッジファンドに投資しているのはヨーロッパの富裕層(王侯貴族が多い)と中東の王族だという事だ。自分は汗を流さず、金を動かす事だけで巨額の利益を得る。ヘッジファンドも実は手先に過ぎない。本当の怪物はコイツラだと思うと腹が立つ。読んで仕組みが分かる程、不条理に嘆かずにはおれない本。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年3月15日に日本でレビュー済み
 この本を読んでいると、当時の新聞ではわからなかったことが、一連の流れで記述されているので、よくわかる。
 冷戦後の世界経済での地位を確かにせんとするアメリカの世界戦略には、
嫌悪を覚えるが、しかし、その戦略性、行動力には目を見張るものがあるのも
また事実である。
 グローバル社会が着実に進むことは、一見利点が多く存在しそうだが、
しかし、古今東西、異質なものが混ざることは至難であり、故に無用な混乱を
幾千年も繰り返してきたのが人類である。
 アメリカ、また、ヘッジファンドへの敵意も文章中では感じられるが、
決して逸したものではなく、正常な感情であると思えるくらいである。
 この本と付随して、日本の先物取引の歴史や、バブルの歴史に関して記述し!ているものを読めば、より深く考察することができる。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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