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広辞苑を読む (文春新書 81) 新書 – 1999/12/1

3.2 5つ星のうち3.2 7個の評価

辞書は引くだけでなく、読むものである──ジョイスの翻訳で知られる氏が「国民的辞書」を精読。"二十一世紀の日本語"を読み解く
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (1999/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1999/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 238ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4166600818
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166600816
  • カスタマーレビュー:
    3.2 5つ星のうち3.2 7個の評価

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柳瀬 尚紀
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上位レビュー、対象国: 日本

2004年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の根性の悪さが行間に滲み出ていて、ひどく不快な気分になります。
自分がいかに偉いかをアピールするのに広辞苑を引き合いに出している、そんな印象があります。
著者のわがままばかりが目立ち、読んでいてイライラしてきます。
そんなに偉そうに言うんだったら「自分で辞書作れば?」って言いたくなります。
「インテリのいやらしさが微塵も見えない」どころか全編そればかりです。
知的なユーモアを期待して読むと失望すること請け合いです。
広辞苑に常々反感を持っている人だけ読んでください。
「版」を「班」と誤記したり、「オカルト」の意味も分からない、誰もやっていない速読云々と思い込みで語る程度のレベルの人には面白く感じるのかもしれませんがね。
書籍内の文章を読む限り読者に教養が求められるほどのものとは思われませんが、それが著者の表現力の限界の表れなのでのですよ。
当該書籍そのものが「言語感覚」を題材にしたものであり、それにもかかわらずそのような初歩的な誤りを放置している読者が知的であるとは到底思えません。
他人の教養レベルを云々できる立場ではないと自分自身で気づかないのならそれがその人の限界であり、自らの能力不足を客観視できない以上、それからの教養レベルの向上も期待できないでしょう。
著者の立場ではこの程度の読者にしか支持されないのは内心忸怩たる思いではないでしょうか。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年3月12日に日本でレビュー済み
とても不快な文章。以下、レビューはこの作者風に書いてみようと思う。

この作者は読書家で辞書通という。しかし『本物』の読書家である私からすれば、作者の言動はきわめて疑わしい。作中に散々登場する「ジョイスの翻訳には苦労した」話。どれだけの評価を得て、どれだけ凄いことか知らないが、少なくとも一介の読書家にとっては不愉快だった。
さて、昔話は老害の特技であるが、この作者も例に漏れず、過去に自惚れ、陶酔し続けている。むしろ自慢話をしたいがそれでは本にならないため、広辞苑をダシにしてるのではと疑いたくなる。
作者は広辞苑をよく利用するようであるが、「自己陶酔」「傲慢」「自画自賛」「虚栄」を引いてみることオススメする。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年6月16日に日本でレビュー済み
平成11年の発行です。出て来る版は以前のものですが、辞典を検証する視点や比較する際の目のつけどころということでは大いに参考になります。
私も、ipadに入れた広辞苑、大辞泉、大辞林、精選版日本国語大辞典の引きくらべをよくするので、学べることは多々ありました。

著者が示す比較の結果は私も同感する箇所がいくつかありました。辞典の個性は年月のに大きい変化はないように見えます。18年以上前の著作ですが辞典に興味がある方にとっては今でも面白い内容だと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年8月5日に日本でレビュー済み
 さすが、20世紀の奇書「フィネガンズ・ウェイク」を訳しきった著者ならではの入魂の一冊。実に面白い。もっと早くこの本に出会うべきだった。この本を「つまらない」という輩は、自分の教養のなさをむしろ恥ずべきだろう。確かにこの一冊を読みこなすには、それなりの英語力と、日本語のボキャブラリーを必要とするかもしれない。しかし、決して専門的な内容ではない。

 「広辞苑第五版」を中心に、「大辞林」と「大辞泉」と比較しつつ読み進む。わたしは、すでに「広辞苑第六班」を持っているので、これとの比較となる。柳瀬センセは「第五版」の長所・短所を他の二冊と比較しつつ話を進めるが、指摘する事実の多くが「第六班」に反映されてあるのが、実に興味深い。
 「広辞苑」の編集者はこの新書に目を通して「第六班」を作ったのかなと思わずにはいられない。

 まさに、”辞書はジョイスフル!”ということだが、博覧強記な著者でありながら、インテリのいやらしさが微塵も見えない、むしろ上質なヒューモアがあって読む者を飽きさせない。下ネタもたっぷりだ。

 昨今のオカルト的な「速読」では通用しない、熟読できる者だけが堪能できる至福のひと時を味わえること請け合いの一冊である。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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