受験予備校の講師時代に、何かの説明をするときには必ず制度の背景をコンメンタールで調べるという事をやっていた性分で何かを学ぶ時はその歴史系の本を読みたくなる。
ビジネスのファッションの型を身につけるために手に取った本。
スーツの歴史を学んでみて自分が今実践している事は、
『上は襟付きの白シャツしか着ない』と言うことだ
理由はまた別の機会として、歴史やフォーマルのルールが分かるとそれに沿わないといけないこととあえて崩してよい事がわかる。
そうすると、スーツを着ることが主体的になりますね。今までよく分からずなんとなくのビジネスマナー的に着させられていたけどそれが真逆にアクティブに着ることが出来るようになったのが大きい。
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スーツの神話 (文春新書 96) 新書 – 2000/3/1
中野 香織
(著)
今や、世界の男たちの「制服」となりつつあるスーツ。そこにはどんな歴史が、神話が、秘められているのか?スリリングなスーツ論
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2000/3/1
- ISBN-104166600966
- ISBN-13978-4166600960
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2000/3/1)
- 発売日 : 2000/3/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 236ページ
- ISBN-10 : 4166600966
- ISBN-13 : 978-4166600960
- Amazon 売れ筋ランキング: - 58,047位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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作家 / 株式会社Kaori Nakano 代表取締役
イギリス文化、ダンディズム、ファッション史、モード、英王室、ラグジュアリー領域に関し研究、著述、講演。企業の顧問。日本経済新聞はじめ多媒体で連載。東京大学文学部・教養学部教養学科(イギリス科)卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。英国ケンブリッジ大学客員研究員、明治大学国際日本学部特任教授、昭和女子大学客員教授を歴任。オフィシャルHP www.kaori-nakano.com Twitter: kaorimode1 Instagram: kaori.nakano
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
5 星
スーツの歴史を知って自分なりの型を身につけ壊す
受験予備校の講師時代に、何かの説明をするときには必ず制度の背景をコンメンタールで調べるという事をやっていた性分で何かを学ぶ時はその歴史系の本を読みたくなる。ビジネスのファッションの型を身につけるために手に取った本。スーツの歴史を学んでみて自分が今実践している事は、『上は襟付きの白シャツしか着ない』と言うことだ理由はまた別の機会として、歴史やフォーマルのルールが分かるとそれに沿わないといけないこととあえて崩してよい事がわかる。 そうすると、スーツを着ることが主体的になりますね。今までよく分からずなんとなくのビジネスマナー的に着させられていたけどそれが真逆にアクティブに着ることが出来るようになったのが大きい。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年2月18日に日本でレビュー済み
受験予備校の講師時代に、何かの説明をするときには必ず制度の背景をコンメンタールで調べるという事をやっていた性分で何かを学ぶ時はその歴史系の本を読みたくなる。
ビジネスのファッションの型を身につけるために手に取った本。
スーツの歴史を学んでみて自分が今実践している事は、
『上は襟付きの白シャツしか着ない』と言うことだ
理由はまた別の機会として、歴史やフォーマルのルールが分かるとそれに沿わないといけないこととあえて崩してよい事がわかる。
そうすると、スーツを着ることが主体的になりますね。今までよく分からずなんとなくのビジネスマナー的に着させられていたけどそれが真逆にアクティブに着ることが出来るようになったのが大きい。
ビジネスのファッションの型を身につけるために手に取った本。
スーツの歴史を学んでみて自分が今実践している事は、
『上は襟付きの白シャツしか着ない』と言うことだ
理由はまた別の機会として、歴史やフォーマルのルールが分かるとそれに沿わないといけないこととあえて崩してよい事がわかる。
そうすると、スーツを着ることが主体的になりますね。今までよく分からずなんとなくのビジネスマナー的に着させられていたけどそれが真逆にアクティブに着ることが出来るようになったのが大きい。
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2004年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
落合正勝氏の本を始め、こういった内容のものはたくさん持ってます。
その中でも、スーツの起源から現代に至るまでの流れを的確にまとめてある本だと思います。スーツやメンズファッションがお好きな方、勉強されている方にはお勧めできる書です。
他にレビューを書いていらっしゃる方が、「語りの口調が問題」と言っていらっしゃいますが、何となく分かりますよ。
最初は歴史を辿っていく流れなのですが、7章から9章あたりで少し流れが途切れるんですよ。
実はそもそも、この本の冒頭で筆者が3つの問題提起をします。それの解決の為に歴史を遡って検証するようなのですが(?)、その中でどうしても“思想的なこと”を入れなければならなかったのでしょうね。私にとってはその入り方が少し不自然に感じられ、違和感を覚えるのではないでしょうか?
そして最後の締め、つまり冒頭の3つの課題の結論が、どうもやはり半端なように感じるのも確かです。
しかし、スーツの歴史書として捉えるのであれば、落合氏やハーディー・エイミスの書よりも簡潔に、そして客観的にまとまっているように思われます。落合氏のは私的見解も多いですし、ハーディー・エイミスのは王室の歴史の点が細かすぎる面がありますので。
もし趣味的読み物として“スーツ論”の内容をお探しならば、遠山周平氏の「背広のプライド」がお勧めです。(但しアマゾンでは扱っていないんです…)
その中でも、スーツの起源から現代に至るまでの流れを的確にまとめてある本だと思います。スーツやメンズファッションがお好きな方、勉強されている方にはお勧めできる書です。
他にレビューを書いていらっしゃる方が、「語りの口調が問題」と言っていらっしゃいますが、何となく分かりますよ。
最初は歴史を辿っていく流れなのですが、7章から9章あたりで少し流れが途切れるんですよ。
実はそもそも、この本の冒頭で筆者が3つの問題提起をします。それの解決の為に歴史を遡って検証するようなのですが(?)、その中でどうしても“思想的なこと”を入れなければならなかったのでしょうね。私にとってはその入り方が少し不自然に感じられ、違和感を覚えるのではないでしょうか?
そして最後の締め、つまり冒頭の3つの課題の結論が、どうもやはり半端なように感じるのも確かです。
しかし、スーツの歴史書として捉えるのであれば、落合氏やハーディー・エイミスの書よりも簡潔に、そして客観的にまとまっているように思われます。落合氏のは私的見解も多いですし、ハーディー・エイミスのは王室の歴史の点が細かすぎる面がありますので。
もし趣味的読み物として“スーツ論”の内容をお探しならば、遠山周平氏の「背広のプライド」がお勧めです。(但しアマゾンでは扱っていないんです…)
2010年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても素晴らしい本。
現代のスーツができるまでを時系列で説明してくれる。特に1666年のチャールズ二世による衣服改革宣言からラウンジ・スーツの原型誕生までを詳しく研究されている。
この本の面白いところを二つ挙げると、まず歴史の中でアイテム一つ一つが誕生する何かしらの理由をしっかり知ることができるところ。もう一つは、19世紀頃に起きたダンディズムとジェントルマンという似ているようで全く違う思想の戦いが見ものである。スーツができるまでに生まれた幾つかの思想は、むしろ現代人がもっと知るべきことだと思った。
この本では扱われなかった現代のスーツの記述に触れたいという人は、遠山周平さんの『背広のプライド』はわかりやすい。日本のスーツ事情まで触れている珍しい本である。
また、ハーディ・エイミス卿の『イギリスの紳士服』も難しい本ではあるが、この『スーツの神話』の参考文献であり、よりマニアックなところを理解できるはず。
現代のスーツができるまでを時系列で説明してくれる。特に1666年のチャールズ二世による衣服改革宣言からラウンジ・スーツの原型誕生までを詳しく研究されている。
この本の面白いところを二つ挙げると、まず歴史の中でアイテム一つ一つが誕生する何かしらの理由をしっかり知ることができるところ。もう一つは、19世紀頃に起きたダンディズムとジェントルマンという似ているようで全く違う思想の戦いが見ものである。スーツができるまでに生まれた幾つかの思想は、むしろ現代人がもっと知るべきことだと思った。
この本では扱われなかった現代のスーツの記述に触れたいという人は、遠山周平さんの『背広のプライド』はわかりやすい。日本のスーツ事情まで触れている珍しい本である。
また、ハーディ・エイミス卿の『イギリスの紳士服』も難しい本ではあるが、この『スーツの神話』の参考文献であり、よりマニアックなところを理解できるはず。
2018年1月31日に日本でレビュー済み
英国近代の階級闘争と男性ファッションが複雑に絡み合い、ラウンジスーツが成立して支配的な服装になるまでの物語を楽しく読むことができる良書です。現代スーツの展開やわが国でのスーツの受容、着こなし論的な部分はほとんどありませんので、ご注意を。
他のレビュアーの方が指摘されていますが、この著者は隙あらば真面目な文脈でも面白エピソードを投げ込んでくるため、それが合わない方は読みづらいかもしれません(私は大好きです)。
他のレビュアーの方が指摘されていますが、この著者は隙あらば真面目な文脈でも面白エピソードを投げ込んでくるため、それが合わない方は読みづらいかもしれません(私は大好きです)。
2017年6月5日に日本でレビュー済み
表紙の帯:イギリス(愛国)で起こった産業革命。それ以降に新たな階級として登場した市民階級が生んだ「背広」。これが何故今日まで流行に流されずに残ってきたか?
そしてそれを福沢諭吉が初めて我が国に紹介し、今日まで連綿と続いてる謎?が詳しく紹介された好著です。
そしてそれを福沢諭吉が初めて我が国に紹介し、今日まで連綿と続いてる謎?が詳しく紹介された好著です。
2003年12月8日に日本でレビュー済み
現代男性の制服となっているスーツ。その起源と歴史に迫った著作。チャールズ2世が1666年に出した衣服改革宣言から18世紀のマカロニ・ファッション、ダンディズムという上流階級の流行を追った部分はよくある衣服の歴史。19世紀に既製服のメーカーが登場し、スーツが一気に広まっていくあたりの話が面白かった。日本へのスーツの導入、現代の動向も押さえられている。
「男の服装である画一的なスーツ」がなぜ誕生し、現代でも墨守されているのかという問題意識が基本にあり、この点を歴史的側面から解明しようと試みている。しかしその試みは空回りしているように感じた。歴史性では語り尽くせない、より大きな社会的問題だからであろう。
名によりも気になったのは語り口調がわざとらしく、あざとい点である。それに耐えられる人には楽しく読めるかも知れない。
「男の服装である画一的なスーツ」がなぜ誕生し、現代でも墨守されているのかという問題意識が基本にあり、この点を歴史的側面から解明しようと試みている。しかしその試みは空回りしているように感じた。歴史性では語り尽くせない、より大きな社会的問題だからであろう。
名によりも気になったのは語り口調がわざとらしく、あざとい点である。それに耐えられる人には楽しく読めるかも知れない。