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演奏家篇 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書 132) 新書 – 2000/10/20
「魂が震えるような演奏とは?」その半生を感動の追求に捧げた三人が、名演奏家の「この一枚」を推薦。音楽を愛する人必読の一冊
- 本の長さ374ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2000/10/20
- ISBN-104166601326
- ISBN-13978-4166601325
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2000/10/20)
- 発売日 : 2000/10/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 374ページ
- ISBN-10 : 4166601326
- ISBN-13 : 978-4166601325
- Amazon 売れ筋ランキング: - 802,519位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 266位演奏家・指揮者・楽器の本
- - 1,424位文春新書
- - 2,344位全集・選書 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
福島さんのご活躍が目立ちます。魅惑の歌手たちと言うコラムで、立体批評形式の本編で取り上げられていないオペラ歌手談義を受け持ち、一見青臭く情熱華城な文体も、両大御所とのコントラストを付けて盛り上げる役割を、果たしていらっしゃいます。見出しの理由は新版に加えられていた一部の演奏家が、あまりに酷評されていて、後味が悪かったせいです。福島さんのリヒテル及びロストロポーヴィチ評には、笑ってしまいました。酷評ながら、適度のユーモアをも交え、読み手を不快な気持ちにさせない手腕が、なかなかの物ではないでしょうか?高岡拓也
2015年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三人三様の意見が面白い。演奏家のエピソードも興味深い。ただし、推薦盤だからといって、お気に入るかは、あなた次第。
読み物として面白い。
読み物として面白い。
2004年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宇野功芳、中野雄、福島章恭のうち1人がメインで書き、あとの2人がサブで書いています。
指揮者32人、ピアノ25人、弦楽器20人に分けて書かれています。
下の人も書いていますが、ヘンリク・シェリングについて書かれていないのが残念。
指揮者32人、ピアノ25人、弦楽器20人に分けて書かれています。
下の人も書いていますが、ヘンリク・シェリングについて書かれていないのが残念。
2005年12月14日に日本でレビュー済み
好きなものを好きと言い、嫌いなものを嫌いと言い、興味のないものや理解できないものには口をつぐむ。それで仕事があるのだから幸せな人たちだ。シェリングについて書かないのはかれらにシェリングが理解できない、もしくはピンとこないからで、言うべき言葉をもたないから書きようがないのだ。シェリングに名盤がないなど誰が言えようか。
何も知らない人、かれらと同じ好みをもつ人には抵抗がないと思うが、それ以外の人には鼻持ちならないだろう。ミーハーが評論家を名乗って好き嫌いを言っているだけ。そもそも冷静な分析などかけらもなく、自分の思い入れの強い演奏家を感情的に持ち上げ、嫌いなタイプの演奏家をこれまた感情的にけなしている。好きでもない演奏家(巨匠と呼ばれているからピンとこなくても誉めなきゃならないと思ったのだろう)を持ち上げるときには行間からその人の音楽に共感していないことが読みとれてしまう。
たよりになるのは自分の耳。他人の好みに惑わされず、いろいろ聴いて自分の好きな演奏家を見つけていくしかない。さいわいわたしたちにはミーハーである自由が確保されている。
…にしてもこの本、日本の音楽評論界の縮図を見るようで情けない。
何も知らない人、かれらと同じ好みをもつ人には抵抗がないと思うが、それ以外の人には鼻持ちならないだろう。ミーハーが評論家を名乗って好き嫌いを言っているだけ。そもそも冷静な分析などかけらもなく、自分の思い入れの強い演奏家を感情的に持ち上げ、嫌いなタイプの演奏家をこれまた感情的にけなしている。好きでもない演奏家(巨匠と呼ばれているからピンとこなくても誉めなきゃならないと思ったのだろう)を持ち上げるときには行間からその人の音楽に共感していないことが読みとれてしまう。
たよりになるのは自分の耳。他人の好みに惑わされず、いろいろ聴いて自分の好きな演奏家を見つけていくしかない。さいわいわたしたちにはミーハーである自由が確保されている。
…にしてもこの本、日本の音楽評論界の縮図を見るようで情けない。
2005年7月23日に日本でレビュー済み
3人の評論家が、かわるがわるお互いに牽制しつつ評論しているので楽しめます。
この本の難点としては、3名のうち宇野氏は声楽出身、
福島氏は合唱指揮者ということで、選定に強烈な「合唱系」の好みが入っていることです。
すなわち「音楽に歌がある(合唱系的に評価しうる)」ことが第一の前提となっており、
しかし、あまり評論家自身にその自覚がないようです。
ポリーニやギレリスに対しての評価が極端に低いことを見ても、
3名とも「打音」・「リズム感」重視の「器楽」への愛着はないように読めます。
(ポリーニやギレリスが、合唱の伴奏をしているところが想像出来ますか?)
敷衍するならば、この3名の評論家は好き好んで
「パーカッションアンサンブル」は聴かないのでしょう。
ただ、この本で選定されたディスクに駄盤はありませんので、
選定に偏りはありますけれど、類書の中では良書と言えましょう。
この本の難点としては、3名のうち宇野氏は声楽出身、
福島氏は合唱指揮者ということで、選定に強烈な「合唱系」の好みが入っていることです。
すなわち「音楽に歌がある(合唱系的に評価しうる)」ことが第一の前提となっており、
しかし、あまり評論家自身にその自覚がないようです。
ポリーニやギレリスに対しての評価が極端に低いことを見ても、
3名とも「打音」・「リズム感」重視の「器楽」への愛着はないように読めます。
(ポリーニやギレリスが、合唱の伴奏をしているところが想像出来ますか?)
敷衍するならば、この3名の評論家は好き好んで
「パーカッションアンサンブル」は聴かないのでしょう。
ただ、この本で選定されたディスクに駄盤はありませんので、
選定に偏りはありますけれど、類書の中では良書と言えましょう。
2001年5月10日に日本でレビュー済み
宇野功芳氏の評論には読んでいるものをアッと驚かされることが以前から多かった。なぜこんなCDを褒めるのかなど。この本の前に同じ趣旨で同じ3人が1つの楽曲をとりあげて3人3様の評価をしているものがある。それにも増して,今回のこの本はさらに個々人の好き嫌いがはっきり出ていて面白い。特に,福島氏はベートーヴェンを聞くものなら拝してやまぬ指揮者フルトヴェングラーをこれでもかと低く評価している。私の周りにはフルトヴェングラー大好きファンしかいないので,福島氏の意見は辛辣ながら興味をそそられた。クラシックの入門書にはなっていないかもしれないが,クラシックを聴いてみようという気にはさせる1冊である。
2001年6月30日に日本でレビュー済み
宇野節は、いつものように独自の境地を行くもの。しかし、前作を読んだ時にも感じた事だが、慣れ親しんだ彼の評論よりも他の2人の方がずっと興味深い。まあ、彼らがどのような選択をしていても、宇野功芳の影響下にいることは否めないが、私には彼ら、特に中野雄の選択に興味を引かれる。彼の豊富な経験に基づいた色々なエピソードには結構説得力があり、「そんなに薦めるなら買ってみようかな」という気になってしまうから不思議だ。
2006年10月17日に日本でレビュー済み
宇野功芳の言うことは20年前からそう変化はない。宇野の推薦盤はほとんどが名盤だが、宇野がけなす演奏が駄演とは限らない。宇野にけなされたり無視されても怒るに足らない。レパートリーが狭い中で自分の耳で演奏家の好き嫌いを決めるという気ままなスタンスには共感をおぼえる。でも、器楽奏者を評価するには、3人の評論家とも室内楽分野に対する造詣が乏しい。そういう意味で器楽奏者編は、採り上げるレパートリーが曲も演奏家も狭きに失している。