イスラムの歴史の紹介です。突然年表が出てきて読みにくい。(読み飛ばしました、巻末資料ならわかるが)
最後は個人の紀行文のようであり、異文化を認めようとのニュアンスですが、イスラム教はやはり日本人には向いていないと思いました。
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イスラームの世界地図 (文春新書 224) 新書 – 2002/1/21
21世紀研究会
(編集)
世界を震撼させた同時多発テロ。一見、理解不能とみえるイスラームの論理と心理の根底にあるものを歴史にさかのぼって解明する!
- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2002/1/21
- ISBN-104166602241
- ISBN-13978-4166602247
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2002/1/21)
- 発売日 : 2002/1/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 261ページ
- ISBN-10 : 4166602241
- ISBN-13 : 978-4166602247
- Amazon 売れ筋ランキング: - 847,142位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 136位中東のエリアスタディ
- - 286位イスラム教(一般)関連書籍
- - 1,463位文春新書
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年4月29日に日本でレビュー済み
21世紀研究会というのがどういう人たちなのか知りませんが、この本を書いた人は歴史・地理をものすごく幅広くご存知の専門家だと思います。膨大な知識が有機的につながっており、最後まで興味を持って読ませていただきました。
サウジアラビアに来るにあたりイスラム世界を少しでも理解しようと、何冊か関連図書を買って読みましたが、この本がピカ一です。
著者不特定の著作は無責任なものが多いですが、この本は本物です。また、ものの見方が偏らず、大変バランスの取れたグローバルな視点で書かれています。
サウジアラビアに来るにあたりイスラム世界を少しでも理解しようと、何冊か関連図書を買って読みましたが、この本がピカ一です。
著者不特定の著作は無責任なものが多いですが、この本は本物です。また、ものの見方が偏らず、大変バランスの取れたグローバルな視点で書かれています。
2007年11月9日に日本でレビュー済み
かなりざっくりとではあるが、一般的に未知の世界と思われがちなイスラームを知るにはいい入門書。
グローバル化しているこの時代、宗教を知ることは、世界の政治や経済を知る上で欠かせないものであると、しみじみ思う。
「水死体は女があおむけ、男がうつぶせ」なんていう、よく分からない雑学でたいくつを紛らわすんだったら、絶対にこちらを読んだ方がいい。
私たちがイスラームに抱いているイメージというものが、いかに偏見に満ちたものであるかが分かるだけでも、読む価値はある。
グローバル化しているこの時代、宗教を知ることは、世界の政治や経済を知る上で欠かせないものであると、しみじみ思う。
「水死体は女があおむけ、男がうつぶせ」なんていう、よく分からない雑学でたいくつを紛らわすんだったら、絶対にこちらを読んだ方がいい。
私たちがイスラームに抱いているイメージというものが、いかに偏見に満ちたものであるかが分かるだけでも、読む価値はある。
2008年9月28日に日本でレビュー済み
日本人の常識とはまったく異なるイスラームの常識。その違いを骨身に染みるまで理解するには彼らの土地に住まなくては不可能だろう。それでも一応はこういう良書を読んで、日本人の正義・常識が彼らにとっては決して正義・常識などではないことくらいは了解しておきたい。
2003年4月20日に日本でレビュー済み
9・11テロ、アフガン、イラクとここ数年衆目を集めているイスラム世界。この書はそのイスラム世界をわかりやすく理解するための概括的な知識が得られる書である。
イスラームの論理や心理からイスラムの風俗も紹介。
またパレスチナ問題や湾岸戦争など近現代史・国際政治の流れにおける重要なトピックも詳しく説明している。
そして中国やユーゴスラビアのイスラム問題と言った中東を越えた世界的問題としての視座も得ることができる。
イスラムに関する様々なトピックが読みやすくまとめられており、もともとイスラームに詳しい人間にはいまひとつ物足りない部分もあるであろうが、これからイスラムのことを知りたいと思っている人々には入門書として最適であろうし、イスラムの知識を再確認する!にも適している。
まさにイスラームに関する世界誌といえるだろう。
イスラームの論理や心理からイスラムの風俗も紹介。
またパレスチナ問題や湾岸戦争など近現代史・国際政治の流れにおける重要なトピックも詳しく説明している。
そして中国やユーゴスラビアのイスラム問題と言った中東を越えた世界的問題としての視座も得ることができる。
イスラムに関する様々なトピックが読みやすくまとめられており、もともとイスラームに詳しい人間にはいまひとつ物足りない部分もあるであろうが、これからイスラムのことを知りたいと思っている人々には入門書として最適であろうし、イスラムの知識を再確認する!にも適している。
まさにイスラームに関する世界誌といえるだろう。
2008年7月3日に日本でレビュー済み
イスラームという宗教がいま、ようやく日本で注目され始めています。いままであまりにもイスラーム圏の文化に無知だった日本人が、さて彼ら彼女らの文化を垣間見てどう思うのでしょうか。未だに女性蔑視だとかテロリストを抱える地域と頑なに信じている人たちからすれば、ちょっと意外と思うことが多々説明されています。60億人を超える地球において、イスラム教徒は12億人。5人に1人が敬うイスラムの教えが本当はどういうものであるのか、解き明かす端緒の1冊だと思います。
2004年6月28日に日本でレビュー済み
911以来、広く取り沙汰されるようになったイスラーム。関連書籍は山のようにあるものの、何から手をつけたらいいかわからない初学者には最適だと思う。内容的には、イスラームの文化、歴史などを網羅しており、関心のある分野が必ず見つかるだろう。また、ある程度学んだ人にとっても、「かゆいところに手が届く」ような内容になっている。