★3.2/2022年58冊目/5月10冊目/『知事が日本を変える』(文春新書/文藝春秋)/浅野 史郎,橋本 大二郎,北川 正恭/P.178/2002年/660円+税 #読了 #読了2022
宮城県、三重県、高知県知事の対談。高知の橋本氏は『知事―地方から日本が変わる』(平凡社新書)を読んだことがあったので、内容は重複。NHK出身だけあって、言葉遣い(〜に関しては、など)に関する記述は参考になった。各県の取り組みPRブック然りで、内容は広く浅い。過去に私も公務員になってみたいと思った時もあったが、利益感覚に疎く、”カラ出張でカネを捻出できる人が出世する”世界に行きたいと、今は全く思えない。自己否定ができ、「県民のためになるから前例とは違うがやる」知事や組織が当たり前になってほしい。
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知事が日本を変える (文春新書 238) 新書 – 2002/4/1
浅野 史郎
(著)
草の根知事たちが上げた火の手、「住民こそが主人公だ!」
職員の意識改革、積極的な情報開示、なれあいのない是々非々の論議……熱い討論から浮かび上がった本当の日本変革を実現する道
職員の意識改革、積極的な情報開示、なれあいのない是々非々の論議……熱い討論から浮かび上がった本当の日本変革を実現する道
- 本の長さ178ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2002/4/1
- ISBN-104166602381
- ISBN-13978-4166602384
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2002/4/1)
- 発売日 : 2002/4/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 178ページ
- ISBN-10 : 4166602381
- ISBN-13 : 978-4166602384
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,640,871位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2004年4月15日に日本でレビュー済み
個性派知事たちの談話集です。
出版されて一年以上経ちました。
彼らの言っていることが、ほぼ正しいことは経過的に証明されつつありますが、じゃ、変わっているのかと言えば、彼らの元の部分は変わっても彼らに関わりのない部分は旧来通り。
そのことをもちろん本書でも指摘があって、霞ヶ関が変わらなくては何も変わらないと言うことを教えてくれる。
それは、官が責任無所在のまま国を動かしてきたと言うことを伝えている。
まだ、こういったことは、地方の知事レベルや市レベルのことであり、各議会議員や有力者まで意識が行き渡っていない。
もっとも、『変革』なんて事が既得権益者である彼らに出来ようはずもないのに何となく期待しているところに『性善説』を持つ彼らの弱みを見つけた気がする。
しかし、この書を読めば、国の政治や地方政治に何が必要なのかをおぼろげながら見いだすことが出来る。
市町村議会や県議会等の地方議員に立候補、または、国会議員や地方知事に立候補を考えている人には、ぜひ、ご一読をお願いしたい。
また、政治に関心のある学生などにもこの書から、『理想』を語って貰える談話が出来れば、政治離れもなくなるのではないだろうかと淡い期待をしています。
良しに付け悪しにつけ、変えなくてはいけないんじゃないかな、と思っている頭のいい人達の考えや言葉には、参考になるモノがあります。
逆に優秀な頭で居たからこそ見えないのであろう、もっと底辺を見ようよ!と言いたくなった部分もありました。
出版されて一年以上経ちました。
彼らの言っていることが、ほぼ正しいことは経過的に証明されつつありますが、じゃ、変わっているのかと言えば、彼らの元の部分は変わっても彼らに関わりのない部分は旧来通り。
そのことをもちろん本書でも指摘があって、霞ヶ関が変わらなくては何も変わらないと言うことを教えてくれる。
それは、官が責任無所在のまま国を動かしてきたと言うことを伝えている。
まだ、こういったことは、地方の知事レベルや市レベルのことであり、各議会議員や有力者まで意識が行き渡っていない。
もっとも、『変革』なんて事が既得権益者である彼らに出来ようはずもないのに何となく期待しているところに『性善説』を持つ彼らの弱みを見つけた気がする。
しかし、この書を読めば、国の政治や地方政治に何が必要なのかをおぼろげながら見いだすことが出来る。
市町村議会や県議会等の地方議員に立候補、または、国会議員や地方知事に立候補を考えている人には、ぜひ、ご一読をお願いしたい。
また、政治に関心のある学生などにもこの書から、『理想』を語って貰える談話が出来れば、政治離れもなくなるのではないだろうかと淡い期待をしています。
良しに付け悪しにつけ、変えなくてはいけないんじゃないかな、と思っている頭のいい人達の考えや言葉には、参考になるモノがあります。
逆に優秀な頭で居たからこそ見えないのであろう、もっと底辺を見ようよ!と言いたくなった部分もありました。
2003年1月20日に日本でレビュー済み
改革派知事の先駆けである,三人の県知事の討論集.
論点は多岐にわたるが,現実に何年も改革を実施し,成果を挙げてきた方々の言葉だけに非常に重いし,話の内容が具体的で非常に参考になる.
三県知事の個性を反映して,政策やビジョンは様様だだが,根底で共通している部分があることが分かる.具体的には,三人の言葉が理論的で分かりやすいということである.言質や言葉尻を取られまいと,結論を濁したり曖昧でよく分からない発言をする政治家が多いが,彼らは一様に官僚の方を向いているのだ.ところが,本書を読めば分かるが,知事らは言葉が明晰で物言いが非常に分かりやすい.発言が国民(県民・市民)の方を向いているのである.今,問題なのは「誰のための政治か」ということだ.
一言でいえば,重要なのは「改革の基本コンセプトを生活者起点に置き,タックスペイヤーの立場に」(p151の北川三重県知事の発言より)ということである.
近年,小泉総理や石原都知事など,発言が分かりやすい政治家が増えている.「大衆迎合」「劇場型政治」とも言えなくは無いが,姿勢が国民の方を向いている政治家が増えたことは,純粋に喜ばしい(政策はの是非についてはもちろん別の話だが).
公務員など,公的な仕事に就くことを希望する大学生・高校生に読んで欲しい一冊.
論点は多岐にわたるが,現実に何年も改革を実施し,成果を挙げてきた方々の言葉だけに非常に重いし,話の内容が具体的で非常に参考になる.
三県知事の個性を反映して,政策やビジョンは様様だだが,根底で共通している部分があることが分かる.具体的には,三人の言葉が理論的で分かりやすいということである.言質や言葉尻を取られまいと,結論を濁したり曖昧でよく分からない発言をする政治家が多いが,彼らは一様に官僚の方を向いているのだ.ところが,本書を読めば分かるが,知事らは言葉が明晰で物言いが非常に分かりやすい.発言が国民(県民・市民)の方を向いているのである.今,問題なのは「誰のための政治か」ということだ.
一言でいえば,重要なのは「改革の基本コンセプトを生活者起点に置き,タックスペイヤーの立場に」(p151の北川三重県知事の発言より)ということである.
近年,小泉総理や石原都知事など,発言が分かりやすい政治家が増えている.「大衆迎合」「劇場型政治」とも言えなくは無いが,姿勢が国民の方を向いている政治家が増えたことは,純粋に喜ばしい(政策はの是非についてはもちろん別の話だが).
公務員など,公的な仕事に就くことを希望する大学生・高校生に読んで欲しい一冊.