表題に惹かれて内容を確認もせず購入したのですが、ガッカリでした。
民俗信仰の視点から表題を解き明かしていると思ったのですが、
表題は6章の内の最終章で解説しています。
本書は、
「はじめに」で民俗信仰の概念を説明し、
第一章は花見や端午の節句などを年中行事の由来を各月ごとに1つづつ解説します。
第二章は縁起担ぎや動物と信仰との関わりを解説し、
第三章は最澄と良源を語ります。
第四章は葬儀と墓に関する内容で、
第五章は世界の死の神話を紹介します。
第六章で民俗学からみる貨幣を語り、賽銭を投げる理由を解き明かします。
読んでいて一貫性がないと感じていたのですが、
「あとがき」を読んで納得しました。
本書は、異なる時期に新聞等に掲載したものを、寄せ集めてまとめたものでした。
それぞれの内容は興味深いものでしたが、物足りなさを感じました。
¥770¥770 税込
ポイント: 8pt
(1%)
配送料 ¥480 6月9日-11日にお届け
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店 販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
¥770¥770 税込
ポイント: 8pt
(1%)
配送料 ¥480 6月9日-11日にお届け
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
¥20¥20 税込
配送料 ¥257 5月30日-31日にお届け
発送元: 浅見書店 販売者: 浅見書店
¥20¥20 税込
配送料 ¥257 5月30日-31日にお届け
発送元: 浅見書店
販売者: 浅見書店
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
民俗信仰を読み解く なぜ日本人は賽銭を投げるの (文春新書 303) 新書 – 2003/2/20
新谷 尚紀
(著)
ダブルポイント 詳細
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥770","priceAmount":770.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"770","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"zawi2KXbfFCQAzNR6NwHlOvto4qm2QzFQQ7MQMDLe%2FJ9h97IzSIYWKCUHZ7w%2BOMNBKoWSScS9SyslwgWjYrIEsPeCIZhR4O01TqZVW3i2yc8qvM1HpEASjQVt2GeAH6oCRGTyCYQ2xmaFU9EMliNW3PKcLiE7%2F%2FWRowG8F%2FBQv8GNKotpSg7DQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥20","priceAmount":20.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"20","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"zawi2KXbfFCQAzNR6NwHlOvto4qm2QzFSOGQnBY%2BoOHWb2fpFwkqZf0x%2B%2FG6UZ8wIi7HZtQRiVWh8bPas2N7x9i%2B4NMlazQrTfjTvqIzE%2FZdT5VQ5DCiI56TJ9w8PRrMwcbCIQLO8%2BJQy6ZETW7OVHE8fDfYoFYsQL8gOyRPJbp8QEr2XVIm6w%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ217ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2003/2/20
- ISBN-104166603035
- ISBN-13978-4166603039
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 民俗信仰を読み解く なぜ日本人は賽銭を投げるの (文春新書 303)
¥770¥770
6月 9 - 11 日にお届け
通常9~10日以内に発送します。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2003/2/20)
- 発売日 : 2003/2/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 217ページ
- ISBN-10 : 4166603035
- ISBN-13 : 978-4166603039
- Amazon 売れ筋ランキング: - 48,616位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年1月29日に日本でレビュー済み
カバーのキャッチコピーに惹かれて、手にしたものの、実に読みにくい文章でした。
いかにも学術論文という感じです。
興味をそそる日常の中で感じる身近な疑問がテーマになっている割には
読み手に消化不良感を与えます。
狭い学会の中では通用しても、広い世間を相手にした時、
文章をもう少し読みやすくしないと、せっかくの示唆に富んだ内容も
読者がそれを読み解くには、かなりの根気が必要です。
編集者の苦労が伝わってくる作品です。ご苦労様です。
そういう意味では編集者志望の方にはオススメかもしれません。
編集者は辛いよ!ということが良くわかる本です。
いかにも学術論文という感じです。
興味をそそる日常の中で感じる身近な疑問がテーマになっている割には
読み手に消化不良感を与えます。
狭い学会の中では通用しても、広い世間を相手にした時、
文章をもう少し読みやすくしないと、せっかくの示唆に富んだ内容も
読者がそれを読み解くには、かなりの根気が必要です。
編集者の苦労が伝わってくる作品です。ご苦労様です。
そういう意味では編集者志望の方にはオススメかもしれません。
編集者は辛いよ!ということが良くわかる本です。
2003年3月4日に日本でレビュー済み
季節の行事や冠婚葬祭など日本各地の民俗信仰が広く紹介されており、とても勉強になった。たとえば葬儀や墓作りのやり方のヴァリエーションを知ってしまうと、「日本人の死生観」などと簡単に言い切ることはできなくなりそうだ。
しかしこれらの説明の多くは日本国内の事実や史料に基づくものに限られており、それが大陸から伝わったものであることが明らかで、他のアジアの国にも共通して見られるものであっても、そこにまで踏み込んだ解説はほとんどなされない。新書のキャパシティの限界ということもあろうが、もともと日本民俗学という学問がもつ限界なのだろう。日本の外のことはその専門家に、というのもわかるのだが、正直言って、欲求不満を感じずにはいられなかった。
もともと独立した論文をまとめたものであるため、全体の統一があまりとれていないのもちょっと気になった。
しかしこれらの説明の多くは日本国内の事実や史料に基づくものに限られており、それが大陸から伝わったものであることが明らかで、他のアジアの国にも共通して見られるものであっても、そこにまで踏み込んだ解説はほとんどなされない。新書のキャパシティの限界ということもあろうが、もともと日本民俗学という学問がもつ限界なのだろう。日本の外のことはその専門家に、というのもわかるのだが、正直言って、欲求不満を感じずにはいられなかった。
もともと独立した論文をまとめたものであるため、全体の統一があまりとれていないのもちょっと気になった。
2009年11月28日に日本でレビュー済み
第一章は、年中行事などが月ごとに書いてあり、ほとんどが聞いたことがある内容である。タイトルを見て購入したが、出だしは期待外れ。その後は、それぞれの章で文体が異なる。新聞掲載のものが多いようだが、内容としては死・葬儀・穢れなどに関する民俗学的な信仰について書いてある。賽銭を投げる習俗については本書の最後に近くなって出てくる。最初の章を除いて、かなり専門的な内容を含む。このため、文章もやや硬いがそれほど読みにくい印象はない。このような分野の専門家ではない者にとっては、興味深く読むことができると思う。