本書は、マスコミ批判の体裁をとっている。
それにしても、著者は、マスコミを批判することで何を主張したいのだろうか?
「最終章 国際報道の実態」では、記者クラブの問題に触れている。
この章の中で、著者はこう主張する。
「外国特派員の仕事は、我々の日常の中から外国人にとっての『非日常』を抽出することである」
その例として、ARDドイツテレビで放送された「ビギナーのための日本」を紹介している。
その番組の中でで、日本のガソリンスタンドは、まるでF1並みだ、といわれたらしい。
実に喜ばしいことだと思うが、著者はこう語る。
「しかし言われてみると確かに、こうした『至れり尽くせり』というのは、日本ならではの変わった現象だなと気付く」
なんで?どこに問題が?サービスを落として欲しいのか?
記者クラブの問題→海外特派員の仕事→『非日常』の抽出→ガソリンスタンドのサービス。
なんだこれは・・?
記者クラブとガソリンスタンドにどんな関係があるのだ・・・?
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隠すマスコミ、騙されるマスコミ (文春新書 318) 新書 – 2003/5/1
小林 雅一
(著)
過熱するマスコミ報道に踊らされないために
新聞・テレビで伝えられるニュースは事実そのものではない──あたりまえだと思っていても、その実態は想像をはるかに超えている
新聞・テレビで伝えられるニュースは事実そのものではない──あたりまえだと思っていても、その実態は想像をはるかに超えている
- 本の長さ230ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2003/5/1
- ISBN-104166603183
- ISBN-13978-4166603183
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2003/5/1)
- 発売日 : 2003/5/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 230ページ
- ISBN-10 : 4166603183
- ISBN-13 : 978-4166603183
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,101,991位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 806位メディアと社会
- - 1,949位文春新書
- - 2,582位ジャーナリズム (本)
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著者について
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1963年、群馬県生まれ。
作家・ジャーナリスト、KDDI総合研究所リサーチフェロー、情報セキュリティ大学院大学客員准教授。
東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科・修士課程を修了後、東芝、日経BPなどを経てボストン大学に留学、マスコミュニケーションの修士号を取得。ニューヨークで新聞社勤務、帰国後、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などで教鞭をとった後、現職。写真@IFIT
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