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コメを選んだ日本の歴史 (文春新書 505) 新書 – 2006/5/19

4.0 5つ星のうち4.0 11個の評価

なぜ日本人は米食を悲願としてきたか。コメは日常をどう変えたか。もしコメがなかったら? 政治・経済・社会を貫く画期的通史!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2006/5/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/5/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 262ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4166605054
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166605057
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 11個の評価

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原田 信男
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
解らなかったことが理解できました。
2006年6月4日に日本でレビュー済み
 この本を一言で言えば、タイトル通り、米という視点からまとめられた日本史である。特に日本史の知識など全く必要なく気軽に読める。

 米は時代時代において重要な役割を果たしてきた。富を蓄積する手段であったり、戦争の引き金であったり、経済の中心であったりと多岐に渡る。こうした様々な変遷を経て現在の米が存在する。現在の米の地位はそれほど高くないかもしれないが、未だ日本人にとって不可欠なものと言っても過言ではない。そんな米についての知識を深める上で手軽に読めるこの本はなかなかいいかもしれない。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月22日に日本でレビュー済み
 どなたかのレビューでも指摘されていましたが、この本の中身は、日本人が数多くの穀物の中で、なぜコメを選んだのかという歴史を論じるモノではなく、コメを選んだ結果こうなったという歴史を論じているモノです。
 実は、私の街の図書館には、民俗学の棚に置いてありました。私もそのつもりで手に取りました。おそらく司書の方も中身を読まずに勘違いされたのでしょう。
 ただ、コメを巡る歴史は、それはそれで面白いモノです。考古学的見地から記述されている前半部分は、様々な見解があるので、コレ一冊で解釈するのは早計だと思いますが、肉食と稲作の関係であるとか、戦中、戦後、そして高度成長期、減反政策までのコメにまつわるアレコレは、なかなか興味深いモノがありました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
是丁寧に読みたい欲しい本。縄文の陸稲、弥生の渡来人と水田稲作、そしてコメの余剰と戦い、天皇とコメ、税制とコメ、肉食のタブーとコメとの関係など、コメとのかかわりから日本の成り立ちがわかる。労作。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年3月6日に日本でレビュー済み
縄文時代の陸稲栽培から戦後の減反政策までを扱う本書。
正直、あまり期待せずに手にとって読んだのだが、
想像よりも硬派な内容だったのは思わぬ幸運だった。

本書執筆の動機については、次のような趣旨が述べられている。
網野善彦の非農耕民(あるいは非稲作農耕)に焦点をあてた論説がもてはやされる時代、
日本の歴史においてコメが果たしてきた役割を過不足なく扱う通史が必要である、と。

一読後の感想としては、概ねその狙いは達成されているものと思われる。
こうした問題意識から出発した著作は、汚名返上とばかりに持ち上げ論に堕してしまいがち。
だが本書は過大でも過小評価でもなく、バランスのとれた日本コメ通史と言ってよいのではないか。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年11月28日に日本でレビュー済み
なぜ日本人はムギではなくコメを選んだのか?
そこを知りたくて読んだのだが・・・

延々と日本史の中でのコメが記述されている。
選ばれた後の話なんですけど。

そして「おわりに」で、「日本人がコメを選んだのは
栄養価の高さと繁殖力じゃないかな?」と、
何の分析もなく、2行ほどで「おわり」。

タイトルや内容紹介と全然違う内容です。やられた。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年10月31日に日本でレビュー済み
 コメをはじめとする食の歴史書としては良く書けていると思う。残念なことに、それ以外の記述には、少し荒いところがある。
 例えば、貫頭衣を穴を開け縫わずに作ったとあるが、当時の機織り機の幅は40cm程度だから縫わないと無理である。弥生時代の鉄器も武器が主とあると書かれているが、弥生の鉄器の博物館とも言われる青谷上寺地遺跡の出土鉄器は武器が主流というイメージには遠く、木工具など多彩である。
 弥生系渡来人が大量に渡来したという説を筆者は採用しているが、この説も否定されている。日本に水田稲作と同時に伝わったとされるコメ(温帯ジャポニカ)の種類も8種類の遺伝子の内aとbの2種類と極少数のc遺伝子と少なく、少数の人が稲を持ち込んだ証拠とされている。
 また筆者は水稲が朝鮮半島経由で伝えられたと断定しているが、日本の稲の多数派のb遺伝子が、朝鮮半島の稲には無く、朝鮮半島経由と断定出来ないのだ。この本は基本的に良い書物と思うだけに残念である。
 
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年10月7日に日本でレビュー済み
 中崎タツヤのマンガだったと思うが、「自分の殻を破るセミナー」かなんかで、巨大な弁当箱に炊き上げた銀シャリを足で踏ませるというものがあった。「踏め」と言われた受講生が「うあああ」と悩む。葛藤のあげくについにご飯を踏んだあと、妙に清々しい顔で「突き抜けました!」なんて言っている・・。確かそんな話で、強い衝撃を受けたのでよく覚えている。私も、ご飯は踏めません。

 そもそも「銀シャリ」という言葉自体「仏舎利(=お釈迦様の骨)」から来ているわけで、はなはだ強い宗教的含意を持つ。

 また、日本ではコメを「主食」というが、「主食」という概念は他言語にはない。この「主」という言葉は、たぶん単に「メイン」という意味ではなくて、古代の神々の名前(オオクニヌシなど)についている「ヌシ」の意味を含んでいて、「神の食」という意味なんだろうな、と評者は考えている。

 古代以来、日本人にとって「コメを食べる」こと自体が宗教的行為であったわけで、そういうことを教えてくれる本書は、日本人と日本文化を考える上でたいへん刺激的な本である。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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