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危うし! 小学校英語 (文春新書 509) 新書 – 2006/6/20

3.9 5つ星のうち3.9 35個の評価

導入の最終段階に入った、小学校での英語必修化。同時通訳者として本物の英語力を知り抜く著者が、なぜ小学校英語に反対するのか
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2006/6/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/6/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 223ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4166605097
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166605095
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 35個の評価

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鳥飼 玖美子
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上位レビュー、対象国: 日本

2019年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年に向けて外国語(実質英語)の科目化は目前に迫っています。
ですが、教育業界はこの頃から、何ひとつ変わっていないのではないでしょうか。
…教えられる人がいない。ですがそもそも小学校の先生に英語を教えるスキルが必要でしょうか。
そして、小学生に英語学習、本当に必要なのでしょうか。
先生方にはもっと大切なことに時間を使ってもらいたい。
それが子供たちのためにもなるのではないかと。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月11日に日本でレビュー済み
鳥飼玖美子さんと言えば、アポロの時に同時通訳でかっこいいなあと思っていたし、最近も教育テレビでセンスの良い英語番組をしておられたので、買ってみた。それに、小学校から英語教育をするのに対して私も批判的だしね。でも、期待通りに快刀乱麻とはいっていなようだ。

全体として雑然とした印象を受けた。小学校から教えることに対する批判、現在行われている会話中心教育に対する批判、ALT 制度の不備に対する批判、などなどが、並列に並んでいて、メリハリがない。で、どうするかと言う話も英語教育理論をなぞっている感じで迫力ない。最後の中学で15人学級にして英語週3時間を6時間にするという提案は、夢みたいなこと言っても仕方ないですよ。他の教科だってあるんだし。それに、文法が大切だと力説する衣の影から、現在の英語教育擁護の鎧がちらちら見える。私だって、学生さんと英語の本の輪読をやって、文法が大切なのは身にしみてるけど、過去の文法教育が成功していたとはやっぱり思わない。

その辺は『日本の英語教育』の山田雄一郎氏と同じように、英語を仕事にしている人の限界ではないかという気がする。大衆に迎合した会話中心教育も問題だけど、過去に行われてきた「翻訳主義」「文法主義」的な教育に戻るわけにはいかないのよ。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
教育に幾らか関わる者として、最近の小学英語のドタバタ騒ぎは違和感を感じていました。昔の教育でも、やる気のある人はしっかり英語力を身につけています。要は、学習する人に意欲がなければ、たとえ授業時間を大幅に増やしたところで、空回りで終わると思います。だったら、小学生にはもっと他にやることがある。
「英語は喋れるけど、教養も知識も薄い人」と、「英語は喋れないけど、知識や教養の深い人」。 海外に出れば、果たしてどちらが尊敬されるでしょうか。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本語が固まっていない小学生に英語を必須科目として課すことの危険性は、私自身が感じていたことです。専門家による意見が出て、持論の正しさを確認できて良かったと思います。大阪などが進めている、小学校の英語必修化が進めば、日本人が日本語を失うことになるでしょう。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「小学校からの英語、大反対」というのは同感だが、どのように説明し、説得するのか、興味があった。

異文化コミュニケーションが専門の鳥飼さんとしては、怒りを抑えて、冷静に説明しているが、内容をよく読むと、文部省、推進派ボスの某大学教授、そして国民を変にあおっているマスコミなどには非常に腹を立てていることが言葉の端端に感じられた。
外国語の問題ではなく、日本国内での異文化(推進派と反対派)のぶつかり合いの問題であり、それをどのように解決するか、という課題であることもわかった。

ちなみに、『「子ども英語」でなく、「大人の英語」が大切』、というところは参考になった。
―相手の意見や立場を理解した上で自分なりの考えをきちんと説明する。・・・批判的に考えることは、むやみに反対することでもないし、けんかを売るものでもない。・・・反対する時には、それなりの言葉づかいで相手の気持ちを傷つけないように配慮するというのは、英語も日本語も同じ。・・・意見をぶつけ合いつつも、調整を行い、どこかに落としどころを見つける。そうやって、お互いにあきらめずに交渉し、人間関係を構築するのがコミュニケーションです―ということを本書で実践していて好感が持てた。

ただ、お茶大の藤原教授のように次のようにガツンと言ってくれる人にも頑張ってほしい。「英語第二公用語論のような恥ずべき論が、日本の代表的知性を集めたと見られる懇談会から堂々と出てきた所に、我が国が当面する状況の真の深刻さがあるように思う。」(『祖国とは国語』から)
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年6月23日に日本でレビュー済み
著者は自ら英語教育に携わった立場から、

小学校で英語を導入することに疑問を呈している。

いくつかの根拠が示されているが、

興味深いのは小学校で週1時間程度学んできても、

中学校ですぐに追いつかれてしまうというデータである。

それだけでなく、始めるのは早ければ早いほどいいとされた外国語学習が

母語(母国語)が確立されてからでなければ

かえって習得に時間がかかるというデータも示されている。

これらは導入賛成派にぜひ納得のいく反論をしてもらいたいところである。

著者は現行の英語教育が決して「聞く・話す」をおろそかにしてはいないとし、

むしろ文法や読解力も含めて全体的に低下しているのが現状だと指摘する。

もっとも改革すべきは中学校での英語教育であるとして、

後半に具体的な改革案を示している。

残念なのは、改革案が前半で指摘された母国語の重要性の観点から

深く掘り下げられなかった点である。

渡部昇一氏がつねづね指摘するように(最近は藤原正彦氏も)、

まずは国語や歴史など日本人としての背骨となる部分がなくては、

英語をしゃべるサルになりかねない。

そうなると、これは単に英語だけの問題ではなくなるのだが、

著者はそこまで立ち入らないので多少の不満が残る。

それでも興味深いデータを示した点で評価させてもらった。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年12月26日に日本でレビュー済み
EUなどでなされている議論が抜けてしまっている。

安易な小学校英語に対する考察は読むに値するが、大学で教鞭をとっているのだから、

もう少し、初期に開始した場合の学術的利点にも冷静に触れるといいと思う。

通訳業界の中では、通訳の大御所の方々が自分たちを脅かす若い人を増やさないように、この本を支持しているのではとの意見も多い。

問題点を上手く整理しているように見受けられるので、海外での第二言語教育の論文をきちんと読み込んでから、再上梓を望む。

日本の通訳大学院は、通訳ができるだけで論文の読みが足りない人が教授になりがちなので、読者もその点は注意して読む必要があるだろう。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小さい時から英語に馴染ませるとは一見もっともらしい説だが、まず、日本人としての思考を確立することが国際人として必要なのではないか。自己の意見をしっかり持ってこそ、それを英語で表現するべきだ。文部科学省のお役人は、何か自分の仕事の成果を見せたがっているとしか思えない。大体今の小学校教師たちに英語を教える資格があるとは思えない。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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