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誰がウェブ2.0を制するか ネットvs.リアルの衝突 (文春新書 546) 新書 – 2006/12/18

3.6 5つ星のうち3.6 20個の評価

Winnyを開発した東大助手はなぜ逮捕されたか。「ウェブ2・0」で岐路に立つインターネットの、企業、人間、国家の戦いを描く
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2006/12/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/12/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 283ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4166605461
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166605460
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 20個の評価

著者について

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佐々木 俊尚
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新著『レイヤー化する世界』を刊行しました!

紙の本は、NHK出版新書から。

電子本は、セルフパブリッシングによってKindleStoreから。

どちらでもお好きな方をどうぞ!

【私の書籍のコンセプト】

インターネットやコンピュータのテクノロジは、われわれの社会をどのように変容させていくのか? ネットとリアル社会の境界部分ではどんな衝突が起こり、どのようにリアルはネットに呑み込まれ、そしてどのように融合していくのか? その衝突と融合のリアルな局面を描いていくこと。そしてその先に待ち受ける未来ビジョンを、できうるかぎり事実に基づいて描写していくこと。それが私の仕事の基本的なテーマです。

【私のバックグラウンド】

1961年兵庫県の片田舎で生まれ、大阪西成のディープな街・玉出で育つ。

母の再婚相手がトヨタ自動車の工員に採用されたのをきっかけに、愛知県豊田市に転居。地元中学から愛知県立岡崎高校に進学。文学や哲学書に埋没した思春期をすごす。

1981年、早稲田大学政経学部政治学科入学。前半はロッククライミングに熱中し、後半は当時普及しはじめていたPCを手に入れ、パソコン通信を使ったオータナティブな市民運動ネットワークの実験に参加。掲示板での議論に熱中する。

1988年、毎日新聞社に入社。以降12年あまりにわたって事件記者の日々を送る。東京社会部で警視庁を担当した際にはオウム真理教事件に遭遇。ペルー日本大使公邸占拠事件やエジプト・ルクソール観光客虐殺事件などで海外テロも取材する。

1998年、脳腫瘍を患って長期休養。翌年、糸が切れたように毎日新聞社を辞めてアスキーに移籍。月刊アスキー編集部でデスクを務める。

2003年、独立してフリージャーナリストに。以降たったひとりで事務所も構えず、取材執筆活動に邁進中。

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
20グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半はネット世界からリアル世界への影響として

winnyによる、著作権への影響について触れている。

後半はその逆でリアル世界から、ネット世界(IT世界)への影響として、

政治的な動きを交えて、国際情勢などについて触れている。

副題になっている「誰がウェブ2.0を制するのか」というのは、

名前によって購入意欲を誘う作戦か。

あまり内容的にウェブ2.0に触れているようなところはないような!?
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月13日に日本でレビュー済み
タイトルを想像して買うと内容の乖離に失望してしまう。
リアルとの衝突とあるがその内容のほとんどがwinnyについてである。
winnyに関してあまり詳しくなく、その技術の素晴らしさや開発者の金子氏についての話は興味深かったが題名にある大きな枠組みとしてのリアル対ネットの構図について知りたかったため内容には不満足であった。またそのほかのことについて書かれている内容もどことなくつかみどころが無いように感じた。
著者はネットに関して精力的に執筆しており内容も非常に興味深いものが多いため、この本には星二つという評価をつけさせていただいた。
ただwinnyについての話を詳しく知りたい人には内容に富んだ本であると思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年4月1日に日本でレビュー済み
前著の方が面白かった。
あまりにwinnyな本になってしまっているから。

私はp2pに興味があるので一応興味深く読めはしましたが、
題名に沿った内容とはいえないし、あまりに散漫。
P2Pソフトにフォーカスした別の本として
前半部分は出せばよかったんじゃない?

winny以外の内容としては、
ヒッピー的思想に支えられたフリーダムなインターネットの世界が
国家や企業といった大きな権力に取り込まれていくかもしれない
というシナリオに言及している感じです。
2009年9月19日に日本でレビュー済み
論点の構図がよく分からない。

1 技術的な発展
2 経営上の選択
# Googleのような思い切った投資が成功するかどうかは、対抗勢力との競争で予断を許さない。
3 国家組織の介入

3つの軸を均衡に設定していないと、
過去について書いているのか、
現状について書いているのか、
将来について書いているのか、
軸がぶれてしまうのではないか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半は,P2PソフトWinnyの作者が逮捕された,いわゆるWinny事件を取り上げています.前作のGoogleの本はちょっと期待はずれでしたが,このWinny事件についてはかなり突っ込んで取材してあり,読み応えがあります.著者はこの作者に対して,Winny作成の動機は現状の著作権の考え方に対する警鐘であり,「それでも地球は回る」と言って欲しかったみたいですが,訴えられている本人にしてみればそうもいきませんよね.

後半部分は,日本のネット社会の今後を占う目的で,これまで日本が歩んできた道のりを概観しています.半導体戦争やTRONの話は,だいぶ昔の話ですので若い人には参考になるでしょう.
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月19日に日本でレビュー済み
今ちまたで氾濫しているWeb2.0系の本とはちょっと違いますので、よくもわるくもご留意ください。よく議論されているブロードバンドを前提としたビジネスの可能性というよりは、だれが情報管理の「中央」をつかさどるかとか、情報流通の「中央」なしでやりとりが可能であることは善か悪かとか、そういうことが書いてあります。

私はWinnyとP2Pについて理解できていなかったので、タイトルで違う内容を期待していたけれど、結果的によい参考書になりました。

タイトルと本文はだいぶ異なっている気がするし、ロングテール、ブログ、マッシュアップなどはやりの用語もとりあげていません。ただ、テクニカル、ビジネス的なことより、だれがどう情報を扱うかという概念的なアプローチをしている点に興味が持てる方にはよいと思います。

1.Winny

2.P2P

3.著作権破壊

4.サイバースペース

5.逮捕

6.アンティニーウイルス

7.標準化戦争

8.オープンソース

9.ガバナンス

10.デジタル家電

11.ウェブ2.0
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月15日に日本でレビュー済み
いわゆるネットの世界における内幕を新聞記者が書いた風の論評である。政治部記者か社会部記者あるいはテレビの報道特番のスタイルで、ここ数年の歴史とあまり知られていない内実を調べてある。全体に漂う雰囲気は「暗い」のひとこと。著者は旧世代の人なのであろう。

梅田望夫氏の心地よい楽観論とは対照的である。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年4月24日に日本でレビュー済み
Winnyによる情報流出、Winny作成者の逮捕劇、TRONなど標準化での日本の敗北、
情報家電での日本の敗北、オープンソースに関する国家戦力等が
ドキュメンタリー風に描かれています。

警察の動きやソフトウエア戦略における国の行ってきたことが
中心に描かれています。技術的な内容は、あまり出てきません。

副題にあるWeb2.0の話題は、少々でした。

まとまってソフトウエアと権力(国家権力、標準化という権力)
との関係を描いている本は、
あまり読んだことがなかったためか、興味深く読めました。