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彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのか 昭和陸海軍の失敗 (文春新書 610) 新書 – 2007/12/18
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昭和の陸海軍の人材を語ることによって見えてくる、日本型組織の弱点!! 「文藝春秋」で大反響を呼んだ話題の座談会を収録
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2007/12/18
- ISBN-104166606107
- ISBN-13978-4166606108
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2007/12/18)
- 発売日 : 2007/12/18
- 言語 : 日本語
- 新書 : 231ページ
- ISBN-10 : 4166606107
- ISBN-13 : 978-4166606108
- Amazon 売れ筋ランキング: - 367,399位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1930年、東京・向島生まれ。
東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者をつとめる。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などをへて作家。「歴史探偵」を名乗り、おもに近現代史に関する著作を発表。
著書は『日本の一番長い日』、『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『幕末史』など多数。『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月17日に日本でレビュー済み
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本書は、周知なこともあり、手垢にまみれ目新しくはないが、しかし、軍隊の中枢にあって実権を握り、幼年学校から大学校へと進んだ軍人エリート達が、いかに了見が狭く、国際的情報無知で、国民に対して露ほども割りびれない、人間として欠陥をこれでもかと書かれている。
しかし、これこそが、事実あったし、日本のいまでも続く、学歴・試験偏重なエリート信仰があり、それが国と国民を裏切る人事システムであるので、この問題を踏み込んで、欧米ではどうかと比較してほしかった。
しかし、これこそが、事実あったし、日本のいまでも続く、学歴・試験偏重なエリート信仰があり、それが国と国民を裏切る人事システムであるので、この問題を踏み込んで、欧米ではどうかと比較してほしかった。
2020年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学校で教えられてきた表面的な歴史的事実が大局てきに理解できました。
2011年7月7日に日本でレビュー済み
本書に登場する呉市海事博物館(通称大和ミュージアム)館長の戸高一成は、一見まともな歴史研究家のようである。
しかし彼の商業誌デビューは、「迷宮」という名のオカルト雑誌なのだ。
同誌編集長の武田洋一(現武田崇元)氏は元武装革命家で、現在は八幡書店というオカルト専門出版社の社長。戸高氏は同社から、木村鷹太郎という大正期のオカルト歴史にはまった哲学者の書籍を3冊も解説している。(木村の説によると、近松門左衛門を参考にギリシア神話が書かれたのだそうだ)
戸高と武田との交際は、実に30年以上にも及ぶのだ。
(ウソだと思われる人は、八幡書店公式HP、国会図書館の蔵書検索を調べればよかろう)
さらに武田氏は、学研のオカルト雑誌「ムー」の編集顧問を務め、オウム真理教の麻原彰晃(松本智津夫)死刑囚を公的な場所に売り出そうとした張本人である。
また戸高は、箸にも棒にもかからぬSF娯楽小説「紺碧の艦隊」(荒巻義雄 徳間書店)のブレーンを務めたばかりか、自らも日向仁の筆名で同種の小説を刊行している。
(ウソだと思われる人は、日向仁の写真と戸高とを見比べてみればいい)
そしてそれらの小説の背後には、武田と関係するオカルト歴史感を持つ人々がつながっている。
彼らは娯楽小説を用いて、(主として第二次大戦に関する)オカルト史観を広めようとしているのだ。
半藤一利、保坂正康以下、本書に参加している人たちは、この事実を御存知なのだろうか?
歴史研究家、ジャーナリスト、評論家……の名が泣きますぞ。
(半藤は『太平洋戦争のif「イフ」−絶対不敗は可能だったか?』の序文に「妄想的戦記」に批判的なことを書いているが、その妄想的戦記を生み出したのは戸高であることを知らないのか? 半藤は、妄想ではなく耄碌をしているのか?)
いま、目の前にある危機に気が付かないまま、過去を論じても意味がないのだ。
しかし彼の商業誌デビューは、「迷宮」という名のオカルト雑誌なのだ。
同誌編集長の武田洋一(現武田崇元)氏は元武装革命家で、現在は八幡書店というオカルト専門出版社の社長。戸高氏は同社から、木村鷹太郎という大正期のオカルト歴史にはまった哲学者の書籍を3冊も解説している。(木村の説によると、近松門左衛門を参考にギリシア神話が書かれたのだそうだ)
戸高と武田との交際は、実に30年以上にも及ぶのだ。
(ウソだと思われる人は、八幡書店公式HP、国会図書館の蔵書検索を調べればよかろう)
さらに武田氏は、学研のオカルト雑誌「ムー」の編集顧問を務め、オウム真理教の麻原彰晃(松本智津夫)死刑囚を公的な場所に売り出そうとした張本人である。
また戸高は、箸にも棒にもかからぬSF娯楽小説「紺碧の艦隊」(荒巻義雄 徳間書店)のブレーンを務めたばかりか、自らも日向仁の筆名で同種の小説を刊行している。
(ウソだと思われる人は、日向仁の写真と戸高とを見比べてみればいい)
そしてそれらの小説の背後には、武田と関係するオカルト歴史感を持つ人々がつながっている。
彼らは娯楽小説を用いて、(主として第二次大戦に関する)オカルト史観を広めようとしているのだ。
半藤一利、保坂正康以下、本書に参加している人たちは、この事実を御存知なのだろうか?
歴史研究家、ジャーナリスト、評論家……の名が泣きますぞ。
(半藤は『太平洋戦争のif「イフ」−絶対不敗は可能だったか?』の序文に「妄想的戦記」に批判的なことを書いているが、その妄想的戦記を生み出したのは戸高であることを知らないのか? 半藤は、妄想ではなく耄碌をしているのか?)
いま、目の前にある危機に気が付かないまま、過去を論じても意味がないのだ。
2012年7月7日に日本でレビュー済み
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当時最大・最高のエリート機関であった陸海軍。
しかし内部の事情を背景として合理的とは言えない判断で国の進路を誤った、その錯誤機構を鋭くえぐります。本人への取材・記録から語られる、一般に知られていないエリート達の人物評価、裏話は大変に興味を惹きます。
あたりまえすぎて、この本では触れられていませんが、基本的に戦うための存在である軍部が政権を握ったところから、戦いによって難局を打開しようという構図はであがっていたことを忘れてはいけないでしょう。シビリアンコントロールは何より大事なのです。
組織の都合で国を誤った方向へ導いた、論理・戦略なきエリート達に比べ、圧倒的な戦力差があっても発揮された、現場の指揮官達の現実に鍛えられた対処能力が印象に残りました。
エリートは、中央に座った途端に権力争いや功名に走りがちで、腐り始めるということなのでしょう。しかしそれが国家経営の本質などであるはずがありません。
厳しい現実に鍛えられ、勉強し続け、合理的な判断ができる人間こそ、リーダーにすべきなのです。
権力争いに長けた者や組織や身内の都合で祭り上げられた者ではなく、
厳しい現実に鍛え上げられ対処能力を持った志ある者が国の指導者となる。
日本はそういう仕組みをつくらねばなりません。
しかし内部の事情を背景として合理的とは言えない判断で国の進路を誤った、その錯誤機構を鋭くえぐります。本人への取材・記録から語られる、一般に知られていないエリート達の人物評価、裏話は大変に興味を惹きます。
あたりまえすぎて、この本では触れられていませんが、基本的に戦うための存在である軍部が政権を握ったところから、戦いによって難局を打開しようという構図はであがっていたことを忘れてはいけないでしょう。シビリアンコントロールは何より大事なのです。
組織の都合で国を誤った方向へ導いた、論理・戦略なきエリート達に比べ、圧倒的な戦力差があっても発揮された、現場の指揮官達の現実に鍛えられた対処能力が印象に残りました。
エリートは、中央に座った途端に権力争いや功名に走りがちで、腐り始めるということなのでしょう。しかしそれが国家経営の本質などであるはずがありません。
厳しい現実に鍛えられ、勉強し続け、合理的な判断ができる人間こそ、リーダーにすべきなのです。
権力争いに長けた者や組織や身内の都合で祭り上げられた者ではなく、
厳しい現実に鍛え上げられ対処能力を持った志ある者が国の指導者となる。
日本はそういう仕組みをつくらねばなりません。
2010年12月16日に日本でレビュー済み
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2部構成からなっていて、第1部が陸軍、第2部が海軍を扱っている。それぞれ5人からなる座談会が行われ、半藤一利氏と福田和也氏は陸海軍双方に出席している。
読んでいてびっくりしたのが、海軍の駐米大使館付武官補佐官だった実松譲氏が昭和17年8月にアメリカから帰国すると、6時になったら陸海軍省の灯りが消えていて非常に驚いたというエピソードである。軍人が戦時下でも平時のサラリーマンのような生活を続けていたというわけだが、陸軍はまだガダルカナルの戦いが始まったばかりで、おごった態度が続いていたのかもしれないが、海軍は6月にミッドウェーの戦いで主力空母の大半を失ったのに6時で帰ってしまうというのは全く理解に苦しむ。
また、潜水学校から軍令部へ「艦隊を狙っても駄目だから、任務を通商破壊に変更したい」と上申書を出したら、その上申書の表紙に「国賊」と赤で大書されたものが戻ってきたという話も驚かされた。上が潜水艦の用法を知らないための悲劇である。
座談会形式なので読みやすく興味深いが、その人物の一端にしか触れていないので、他の本を読んで知識を補う必要があるだろう。
読んでいてびっくりしたのが、海軍の駐米大使館付武官補佐官だった実松譲氏が昭和17年8月にアメリカから帰国すると、6時になったら陸海軍省の灯りが消えていて非常に驚いたというエピソードである。軍人が戦時下でも平時のサラリーマンのような生活を続けていたというわけだが、陸軍はまだガダルカナルの戦いが始まったばかりで、おごった態度が続いていたのかもしれないが、海軍は6月にミッドウェーの戦いで主力空母の大半を失ったのに6時で帰ってしまうというのは全く理解に苦しむ。
また、潜水学校から軍令部へ「艦隊を狙っても駄目だから、任務を通商破壊に変更したい」と上申書を出したら、その上申書の表紙に「国賊」と赤で大書されたものが戻ってきたという話も驚かされた。上が潜水艦の用法を知らないための悲劇である。
座談会形式なので読みやすく興味深いが、その人物の一端にしか触れていないので、他の本を読んで知識を補う必要があるだろう。
2014年6月19日に日本でレビュー済み
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文春新書って、この手の複数の論者が対話形式で日本の近現代史を語るものが多いです。
読んでいて、他の本にも同じようなエピソードが何度も出てきて、ちょっと新鮮味がありませんでした。
本書を読む前に『日本はなぜ開戦に踏み切ったのか』(新潮選書)を読みましたが、そこで1冊まるごと書かれている内容が本書ではほんの数コメント言及されていただけでした。
『なぜ』の方はどちらかといいますと出来事の連なりから見た「線としての歴史」、本書はつながりよりも各事件、出来事を論者が論ずる「点としての歴史」というアプローチのしかたであり、『なぜ』の方が読み応えがあり、歴史の因果関係などが理解できました。本書はどちらかといいますとトピックスごとの豆知識ぽいところがあるかと思います。ですから誰が何を言った、何をしたということは本書の方が手早く知ることができると思います。
本書に参考図書や推薦図書リストが最後のページにあれば、読者は「線としての歴史」に触れて、より深い歴史理解ができるのに惜しいなと感じました。
読んでいて、他の本にも同じようなエピソードが何度も出てきて、ちょっと新鮮味がありませんでした。
本書を読む前に『日本はなぜ開戦に踏み切ったのか』(新潮選書)を読みましたが、そこで1冊まるごと書かれている内容が本書ではほんの数コメント言及されていただけでした。
『なぜ』の方はどちらかといいますと出来事の連なりから見た「線としての歴史」、本書はつながりよりも各事件、出来事を論者が論ずる「点としての歴史」というアプローチのしかたであり、『なぜ』の方が読み応えがあり、歴史の因果関係などが理解できました。本書はどちらかといいますとトピックスごとの豆知識ぽいところがあるかと思います。ですから誰が何を言った、何をしたということは本書の方が手早く知ることができると思います。
本書に参考図書や推薦図書リストが最後のページにあれば、読者は「線としての歴史」に触れて、より深い歴史理解ができるのに惜しいなと感じました。
2016年8月20日に日本でレビュー済み
本書の登場人物はついこの前まで生きていたにもかかわらず、戦争を経験していない自分にとっては、一千年前の歴史的人物と同様、教科書やドラマの登場人物であり、直接的に関わったことがない。本書では、近くて遠い昭和の軍人達の人物像を座談会で語りあった内容である。各章タイトルに比べて内容は非常に雑談的な内容だ。教科書での勉強の箸休めとして丁度良い。座談会参加者の人物評も楽しめる。
今のところ幸いにして、自分にとって戦争は歴史であるが、敗戦は通低音として延々と残っており、その影響を自分自身も受けていると感じることがある。組織を率いる人間の決断・行動が、戦争という非常事態であっても、性格や派閥といった思考の枠から抜け出ることができなかったエピソードに多く接し、日本国は負けるべくして負けた組織であったのだなあとしみじみ思った。無私の境地に至っていたのは、むしろ一般の兵士や国民の方に多かったに違いないと思うとやるせない。
私が読んだ第4刷(2008年)の帯には、派閥抗争、『空気』に支配された集団、凡庸なリーダーと下克上の論理、といった言葉が書かれており、表紙を開いた折込み部分には小池百合子『女子の本懐 市谷の55日』の宣伝があった。勝つ組織作りを願って止まない。
今のところ幸いにして、自分にとって戦争は歴史であるが、敗戦は通低音として延々と残っており、その影響を自分自身も受けていると感じることがある。組織を率いる人間の決断・行動が、戦争という非常事態であっても、性格や派閥といった思考の枠から抜け出ることができなかったエピソードに多く接し、日本国は負けるべくして負けた組織であったのだなあとしみじみ思った。無私の境地に至っていたのは、むしろ一般の兵士や国民の方に多かったに違いないと思うとやるせない。
私が読んだ第4刷(2008年)の帯には、派閥抗争、『空気』に支配された集団、凡庸なリーダーと下克上の論理、といった言葉が書かれており、表紙を開いた折込み部分には小池百合子『女子の本懐 市谷の55日』の宣伝があった。勝つ組織作りを願って止まない。