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テレビは総理を殺したか (文春新書 794) 新書 – 2011/2/18
菊池 正史
(著)
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“メディア戦略家”小泉純一郎の先駆者は、実は“強面”小沢一郎だった。歴代の総理・実力者はテレビカメラの前でどう演じたのか
- 本の長さ251ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2011/2/18
- ISBN-104166607944
- ISBN-13978-4166607945
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2011/2/18)
- 発売日 : 2011/2/18
- 言語 : 日本語
- 新書 : 251ページ
- ISBN-10 : 4166607944
- ISBN-13 : 978-4166607945
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,354,239位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年5月1日に日本でレビュー済み
政治がテレビを刺激するツボ、それは「二極対立」 だと本書は言う。「敵を作り、政治生命をかけた戦いを演出した政治家こそが、テレビを刺激し、国民的な支持を獲得できる」。真っ先に思い浮かぶのは、小泉純一郎の「構造改革 vs 抵抗勢力」 だろう。本書は小泉が総理に上りつめ、構造改革を行った過程とそれが崩壊した過程を中心に、田中角栄とその継承者たちが作った金脈政治、初のテレビ戦力家だった小沢一郎の二重権力構造、そして小沢・鳩山から菅へと続く民主党の迷走について、テレビの視点で論じている。
ヒットラーは議会を破壊したが、小泉純一郎は「議会を形骸化した」 と言う。確かに平然と同じ言葉の繰り返しや非論理的なひらき直りを行った。また小泉以前の根回し・談合による政治を、多数決による二者択一と、勝者への絶対服従へと変えた。
政治がこんなに分かりやすく面白い本は、読んだことがない。しかしタイトルが惜しい。上手くない。
ヒットラーは議会を破壊したが、小泉純一郎は「議会を形骸化した」 と言う。確かに平然と同じ言葉の繰り返しや非論理的なひらき直りを行った。また小泉以前の根回し・談合による政治を、多数決による二者択一と、勝者への絶対服従へと変えた。
政治がこんなに分かりやすく面白い本は、読んだことがない。しかしタイトルが惜しい。上手くない。
2011年3月28日に日本でレビュー済み
本書からは強烈なアンチ小沢一郎感が漂う。93年の政権交代時、小沢は記者会見で記者クラブ外にも開かれた会見を主張するとともに、会見外でメディアと接触することを極端に嫌い隠密行動を好んだ。8党連立政権の実権を握る小沢が誰と会っているか、当然国民的関心事だから取材するが、雲隠れする。メディアの接触を「全記者に開く」と約束した記者会見に限りながら「事実でないことを報じたから」と言って出入り禁止を平気でかます。権力を振りかざすのに、権力者の責任を引き受けないご都合主義の小沢を著者は強烈に批判する。小沢お気に入りのインターネット記者たちも小沢擁護の報道を続ける限り、小沢に優遇してもらえるのだろう。
安倍晋三の話も情けない。安倍政権下では、お気に入りの記者3人に人事情報を優先して流したために、総理番は一気に白け不満がたまった。スキャンダル連発でも自画自賛して質問から逃げまくる。そして「メディアを経由せず直接国民に訴えたい」という気持ち悪いカメラ目線のぶら下がり。メディアと政権が一体化した小泉政権の反省もあって、安倍政権報道が厳しくなるのは必然だったと著者は見る。
と、それぞれのエピソード自体は非常に面白く読めた。テレポリティクスの実態をこれほど深く書けている本は余りないと思う。しかし、「テレビの力はすごいんだ」「テレビは権威だ」と自負する著者に自省は乏しい。安倍の章で「政治記者同士は…結束意識だったり、暗黙のルールのようなものが形成される。このコミュニティーは非常にウェットで情緒的…」という文があり、前述した「安倍から外された記者が逆恨み」という結論に至る。記者同士つるんで、政治家と酒を呑んで、政局を拝聴して…という悪しき政治部文化に著者もどっぷり浸かっているように見える。あとがきで「テレビ報道は絶大な影響力ですが、視聴率重視で本質を報じていないかも知れないから皆さんよく見極めてね」みたいなことをとおまけのように付け足すが、大きな影響力を持つには責任感の伴わない結論だ。テレビの政治報道は面白いが、本書を読むとテレビ報道を見るより、ネットで様々な立場のソースを比較衡量するのが、政治を理解するベストな方法ではないかと感じた。
安倍晋三の話も情けない。安倍政権下では、お気に入りの記者3人に人事情報を優先して流したために、総理番は一気に白け不満がたまった。スキャンダル連発でも自画自賛して質問から逃げまくる。そして「メディアを経由せず直接国民に訴えたい」という気持ち悪いカメラ目線のぶら下がり。メディアと政権が一体化した小泉政権の反省もあって、安倍政権報道が厳しくなるのは必然だったと著者は見る。
と、それぞれのエピソード自体は非常に面白く読めた。テレポリティクスの実態をこれほど深く書けている本は余りないと思う。しかし、「テレビの力はすごいんだ」「テレビは権威だ」と自負する著者に自省は乏しい。安倍の章で「政治記者同士は…結束意識だったり、暗黙のルールのようなものが形成される。このコミュニティーは非常にウェットで情緒的…」という文があり、前述した「安倍から外された記者が逆恨み」という結論に至る。記者同士つるんで、政治家と酒を呑んで、政局を拝聴して…という悪しき政治部文化に著者もどっぷり浸かっているように見える。あとがきで「テレビ報道は絶大な影響力ですが、視聴率重視で本質を報じていないかも知れないから皆さんよく見極めてね」みたいなことをとおまけのように付け足すが、大きな影響力を持つには責任感の伴わない結論だ。テレビの政治報道は面白いが、本書を読むとテレビ報道を見るより、ネットで様々な立場のソースを比較衡量するのが、政治を理解するベストな方法ではないかと感じた。
2011年3月14日に日本でレビュー済み
普段、メディアリテラシーの必要性と、マスコミがもっと賢くならなくてはならないと考えている人間です。ニュースのバラエティー化にも憂えていましたが、本書ではそうならざるを得なかった経緯が上手く説明されています。
著者はテレビ局の社員。
テレビで放送されるのはたかだか10秒。ワンフレーズのシャウトを上手く使ったと、とある首相を誉めながら、そのワンフレーズに踊らされたという反省が説得力を高めています。その首相の後は短期政権が続く理由も、メディアを介しての説明で「なるほど」と感じさせてくれます。総理大臣が何を言おうと、マスコミというフィルターが世論を形成するとしうこと。視聴率に奔走するテレビ会社と、支持率に奔走するようになった政治家がタブって見えます。
また「テレビにとって『おいしい素材』になればなるほど、(政治家の)自らのカリスマ性を喪失する」という洞察には感心しました。
著者はテレビ局の社員。
テレビで放送されるのはたかだか10秒。ワンフレーズのシャウトを上手く使ったと、とある首相を誉めながら、そのワンフレーズに踊らされたという反省が説得力を高めています。その首相の後は短期政権が続く理由も、メディアを介しての説明で「なるほど」と感じさせてくれます。総理大臣が何を言おうと、マスコミというフィルターが世論を形成するとしうこと。視聴率に奔走するテレビ会社と、支持率に奔走するようになった政治家がタブって見えます。
また「テレビにとって『おいしい素材』になればなるほど、(政治家の)自らのカリスマ性を喪失する」という洞察には感心しました。
2011年4月24日に日本でレビュー済み
「テレビ業界でも90年代半ばから成果主義による給与体系を導入する社が出始めた。この制度が導入されたことで、少なくとも私自身は、とにかく結果を出さないと会社に評価されない、年収を維持できないという強迫観念が植え付けられた。」(88頁)正直な告白だ。この結果、テレビは刹那的なセンセーショナリズムを求め、政治家も次回の選挙で勝つためにはテレビで注目されたいと考え、テレビの要求に答えていく。その結果、小泉総理以降、総理の寿命が短くなっている。テレビは、メディアとしての本来の目的を果たしているのか。