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イタリアワイン秘ファイル 日本人が飲むべき100本 (文春新書 944) 新書 – 2013/11/20

3.4 5つ星のうち3.4 27個の評価

レストランやホテル、デパートでの食品偽装が次々と明らかになっていますが、在日歴20年以上のイタリア人、ファブリツィオさんは「日本のワイン愛好家は、ワイン流通システムの欺瞞やレストランでの不当な値付け、怠慢なソムリエに、まるで羊の群れのようにコントロールされている」と危惧しています。3000年のワインの歴史を誇るイタリアに生まれ、4歳でワインと出会い、天才的な鑑定眼(舌?)と、生産者となった経験から「ソムリエ殺し」の異名をとるファブリツィオさん。「『パーカーポイント』を信用するな」「『料理に合うワイン』でなく『ワインに合う料理』を選べ」「『高いワイン』と『美味しいワイン』は違う」「ショップの店員に聞くべき3つの質問」「『コケモモ』や『なめし革』の香りをかぎ分ける意味はない」「味音痴のアメリカ人が値段をつり上げる」等々、時に優しく、時に辛口に「ワインの愛し方」を伝授するのが本書です。イタリアワインと日本をこよなく愛する同氏ならではの驚天動地のワイン本が出来上がりました。あなたも、今すぐ「間違いだらけのワイン選び」に気づいてください。「人生とは、つまらないワインを飲むには、あまりに短い!」(ゲーテ)のですから。
マルヴァジア(598円、肉のハナマサ)からソリ・ティルディン 2009(47250円、エノテカ)まで「お薦めワイン100本リスト」付です。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2013/11/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/11/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 267ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4166609440
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166609444
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 27個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
27グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年5月1日に日本でレビュー済み
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普通目線で楽しく読みました。ワインのことでお金を掛けて勉強するより、色々なワインを飲む事にお金を掛けた方がよいと私も常々思っていました。
2015年11月17日に日本でレビュー済み
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タイトルだけ見て、よくあるワイン購入ガイド本かと思いましたが、内容のほとんどはワインを中心としたイタリア文化のお話でした。自分たちのコミュニティーと切り離すことのできない生活に密着したワインと家族の話が中心で、忘れてしまいそうな過去を思い出させてくれる内容です。確かに今通販で購入できる安価なワインはどれも似たような味でそれなりにおいしいですが、土の香りがするかと言われると、どうでしょう。文章を読んでから巻末の100本のリストを見ると、確かに試してみたくなりました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年7月23日に日本でレビュー済み
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パーカポイントやヴァラエタルワインなどのアングロサクソンが仕切るワイン市場に背を向けて、本当に美味しいイタリアワインを飲もう、という提案は分かりやすいですが、何やらユダヤ人金融資本が全てを牛耳っているみたいな、トンデモ本にありがちな、グローバル資本主義批判の雑な議論が本の魅力を半減している。巻末に付いているワインについてもう少し丁寧に生産者も含めて紹介頂い方が有益だと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年6月8日に日本でレビュー済み
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かつてはブルゴーニュワイン一筋でしたがピノの香味に感動が薄くなり、品種の多様性とコストパフォーマンスからこの頃イタリアワインに注目しておりその中で読みました。が、残念ながら市井のワイン日記レベルの内容でお金を払って読む性質のものではなかったです。
2014年2月12日に日本でレビュー済み
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非常に参考になった。いやイタリアワインをあれこれ飲んでみたくなった。
主にボルドーだけを漁っていたので。  楽しみがまた増えました。
2017年8月21日に日本でレビュー済み
 ワインの指南書として考えれば、まあほとんど役に立たないでしょう。巻末に100種ほどのワインリストが掲げられていますが、これらのほとんどは酒屋やスーパーにはありません。たぶん、私もほとんど飲んだことは無いと思います。価格帯で分けられていますが、タイプが千差万別で、おそらく価格帯が同じだから、同じような味などと、ボルドーやブルゴーニュと同じような考え方で選んだら失敗します。私のつたない知識であっても、ある程度、産地呼称と製法で飲み方を変える必要があることぐらいはわかります。しかしながら、この本にはそうした指南すらないのです。著者も文中で述べているように、このリストに私は意味を見出せません。

 文章は、あまり上手ではありません。いったいどこが終着点なのかよくわからないまま、話が終わります。

 書かれていることには、とても共感が持てます。品評会や著名なワイン評論家が、評価するためにワインを味わうのは一口だけ、たったの数十 mL です。こうしたテイスティングで高評価を得るためには、最初の一口だけおいしい、すなわちファーストアタックが良く余韻が長いワインを作ればよいことは自明。オーパスワンはその代表といえるかもしれません。最近は、この真似をするワインが国産でも増えてきました。飲み進むと樽香が鼻について舌がしびれてきます。すなわち、こうした1杯目に照準を合わせたワインの2杯目3杯目がおいしいかというと、そうではないということ。つまり、料理とともにおいしく飲み進めるワインと、著名なワイン評論家が絶賛したり品評会でメダルを取ったりするワインには、大きな違いがあるということ。そうしたことは、漠然としたイメージがありましたが、本書はそれをはっきりと気づかせてくれたように思います。
 値段とか、銘柄とかブランドとは関係なく、自分の舌のみを信じてお気に入りの一本を探せばよい、まあ当然の帰結なんですが、結果として自分の究極の一本を探して、とめどもなくさまようことになることには変わりありません。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年6月27日に日本でレビュー済み
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う~ん。微妙。
2014年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の頃から水で割ったワインを呑ませてもらったり、学生時代には実際にワイン造りを経験したり、とワインとともに育ってきたイタリア人ならではの話が活き活きと面白く語られています。
訳者が優秀なのか、文章も読みやすいです。が、しかし...

本の中でも触れられていますが、ワインビジネスを扱った7, 8年前の映画「モンドヴィーノ」と視点が酷似しているのが気になりました。

モンドヴィーノはワインづくりや販売についてアンチ大資本、アンチグローバリズムの立場から、醸造コンサルタントのミッシェル・ロラン、批評家のロバート・パーカー、アメリカの代表的ワイナリのロバート・モンダヴィを悪役に仕立てて評判になりました。私はこの見方には賛成できません。
長期熟成させないと飲み頃にならないワインを早期に飲める工夫をしたこと、自分の舌のみに依存してワインを評価したこと、カリフォルニアワインを有名にしたこと、どれも立派な業績だと思います。時代にもてはやされ、無批判な信奉者が多いことも事実ですが、批判されるべきはそうした傾向であって、当の本人を悪役に仕立てるのは筋違いとしか思えません。逆にモンドヴィーノが伝統的ワインの作り手として賞賛したヴォルネイのモンティーユのワインは映画のお陰でとても買えないほど高価になってしまいました。映画の中でモンティーユの娘のアリックスが「あたしゃ、15年後に飲んで美味しいワインを作るんだから」と格好良く啖呵を切ったのを聞いて、15年は待てないよな〜、と内心思いました。

前置きが長くなりましたが、この本の筆者の主張はモンドヴィーノのイタリア版のような気がします。大手ワイナリーのワインはダメ、スーハータスカンに代表されるいわゆる国際品種を使ったワインはダメ、バリックを導入したバローロボーイズのワインもダメ、というスタンスです。
イタリアで過去に粗悪なワインが出回ったのは作者が書いているとおりなんだろうし、ワインが土壌や気候と密接に結びついた農産物である、という主張にも、伝統的ワイン造りを大切にすべきという主張にも異存はありません。しかし、伝統的ワインづくりを賞賛するあまり、新しい試みをすべて否定するかのような視点にはとても違和感を感じました。末尾の100本のワインリストでは、トスカーナの大手ワイナリである、アンティノリ、フレスコバルディ、リカゾリが完全に無視されています。しかし、仮にブラインドでテイスティングしたとして、トスカーナのローカルな生産者のワインとこれらの大手ワイナリの商品との区別ができるものでしょうか。私自身は、これらのワイナリの商品は値段の割に美味しいという点でむしろ上手な造り手だと思っています。例えば、フレスコバルディのカスティリオーニは美味しいワインだと思います。筆者の言うとおりに自分の舌で感じた正直な感想がそうなのです。

というわけで、筆者の論調には批判的にならざるを得ませんが、イタリア人によるイタリアワインの本として面白く読めたのは事実です。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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