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新装版 竜馬がゆく (2) (文春文庫) (文春文庫 し 1-68) 文庫 – 1998/9/10
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- 本の長さ441ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1998/9/10
- ISBN-104167105683
- ISBN-13978-4167105686
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- ISBN-10 : 4167105683
- ISBN-13 : 978-4167105686
- Amazon 売れ筋ランキング: - 8,110位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
![司馬 遼太郎](https://m.media-amazon.com/images/I/01Kv-W2ysOL._SY600_.png)
1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒。「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞、『梟の城』で直木賞を受賞。『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂 の上の雲』『空海の風景』『翔ぶが如く』など構想の雄大さ、自在で明晰な視座による作品を多数発表。この他『街道をゆく』『風塵抄』『この国のかたち』な どの紀行、エッセイも多数。’96年逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 司馬遼太郎と寺社を歩く (ISBN-13: 978-4334747213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
懐かしさの余り一気に読んでしまいました。
黒船から世の中が大きく激変し革新に向けて動き出そうとしている最中に、遅々として、混沌とするこころのなかで、まだまだ自身の行動が定まらない状態なのです。
ただ、そんな中で、藩という閉ざされた空間を越えた大志を抱こうとしている芽ばえがひしひしと感じられます。
武市半平太と違うところは、順を追って、計画だって、大志に向かうのではなく、どちらかと言えば、こころの赴くままに、自然体となって動く姿が描かれています。
未明のぼんやりとした中に、なんとなく世の中が変わりつつある様子を伺いながら、尊皇攘夷の本道を速やかに見極めて行動するのではなく、自身の目で、肌で、世の中の動きを確かめつつ、こころざしを極めつつある段階なのです。
まだまだこの物語の序章に過ぎないところにありますが、脱藩に至るところまでの顛末を綴っています。
そんな中で、何故、尊皇攘夷という思想が生まれたのかということをこの物語の中で直接触れることなく、やや遠まわし的な感じで述べています。
"吉田松陰も清河八郎も西郷隆盛も桂小五郎も、そして坂本竜馬も、しきりと諸国を歩き、土地の見どころのある人士と会い、中央地方の情勢を伝播し、全国の同志を一つの気分と昂奮に盛りあげていっている。要するに、史上名を残した志士というのは、足で取材し足で伝播した旅行家ばかりということになる"
竜馬がいよいよ土佐の旧弊に耐えかねて脱藩する。今でいう勘当よりももっと厳しいくらいだ。そのために、登場人物としては目立たぬが、素晴らしい剣を手向けてくれた姉が実はその経緯を咎められ自殺をしてしまったという史実がある。
土佐の上級武士階級は、下級武士階級の郷士である竜馬らに政治の実権を渡すことはない。日本という国を意識して動いているのは、郷士たちである。超えられない強固な階級構造は今の日本の官僚が実質支配する国家構造とだぶって見える。竜馬は常に自分の頭で考え、直感を重んじ、前例に何ら捉われることなく国難を何とかすることが自分の天命であると感じ、行動を起こしていく。
かつて日本にもこういう時代があった。今の日本は閉塞感に満ち満ちている。志あるものが結集し、大きなうねりを起こすことができるものと期待したいし、自分もそうであらねばならぬと感じる。
参考になった箇所は、以下の通り。
→藩法は厳しい。勝手自儘に期限を越して江戸に留まれば自動的に脱藩の重罪になる
→竜馬は嫌だった。この若さで道場の先生におさまり、嫁をもらい、子を産んで、田舎剣客で一生を終わるなどは、どう考えても退屈であった。
→桂小五郎(木戸孝允)
→大老は老中の代表者で、幕府内閣の中では総理大臣の位置に当たる
→天下は動いている。将来、物の役に立とうと思えば、江戸だぞ。国もとで燻っていて何になる
→少しぐらい阿呆な方が結構じゃ。あまり小利口小才子では、眼前の物事に眼がうつりすぎて、かえって、見も事も誤る。
→万事、見にゃ、わからん、というのが、学問嫌いの竜馬が自然と身に付けた主義だった
→剣術なんてものは、しょせん、これだけのものさ
面白くはあるがね。わしもひところは熱中した。しかし、勝つも愚劣、負けるも愚劣。こんなものの勝負に百年明け暮れていても、世も国も善くはならないよ