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新装版 竜馬がゆく (3) (文春文庫) (文春文庫 し 1-69) 文庫 – 1998/9/10
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- 本の長さ430ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1998/9/10
- ISBN-104167105691
- ISBN-13978-4167105693
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1998/9/10)
- 発売日 : 1998/9/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 430ページ
- ISBN-10 : 4167105691
- ISBN-13 : 978-4167105693
- Amazon 売れ筋ランキング: - 13,485位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒。「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞、『梟の城』で直木賞を受賞。『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂 の上の雲』『空海の風景』『翔ぶが如く』など構想の雄大さ、自在で明晰な視座による作品を多数発表。この他『街道をゆく』『風塵抄』『この国のかたち』な どの紀行、エッセイも多数。’96年逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 司馬遼太郎と寺社を歩く (ISBN-13: 978-4334747213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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勝海舟が出てきて話しが面白くなってきた
志を持ってやる事は途中で諦めないで遣り抜く それには死は関係無いと自然であるからと 生き様が大切という事だろう 龍馬と言う人物にかなり引き込まれます
人生を左右する出会い、運命とも言うべきか、模索しながらのひとつの到達点とも言うべきか、激変しようとする世の中の流れの中で、”その時”がやってくる。
たとえ何気ない平凡な人生を送っていたとしても、大なり小なり、進路を極める”その時”はあるのだろうと思います。
ここに来て初めて、竜馬により、世界各国に対する”日本”という国を意識し、大局を見極めたということは歴史的にも価値のあることであり、この小説で、その瞬間を直に見たような感銘を受けました。
今までは”天下統一”ということを目標としていたこと、その概念を覆し、日本という国、ひいてはアジアをひとくくりにして、植民地政策を謀る欧米諸国と対峙していく大志は並大抵のものではない考えだと思います。
また、伴侶と出会うのも人生の大きな岐路であり、突然的であったとしても、それも同じく運命的なものです。
国を守る、生涯の伴侶となるべく女性を守る、この二つの”守る”ことがうまく絡み合って描写されています。
竜馬の師である勝海舟に出会ったことで、竜馬の目指す方向が確立されていく。
また、一方の武市半平太は尊皇攘夷を推し進めていく。
全く別の道を進み始めた二人の運命は?
また、おりょうとの恋の行方は?
次が気になります。