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新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫) (文春文庫 し 1-76) 文庫 – 1999/1/10
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- ISBN-104167105764
- ISBN-13978-4167105761
- 版初版
- 出版社文藝春秋
- 発売日1999/1/10
- 言語日本語
- 寸法10.5 x 1.4 x 15 cm
- 本の長さ352ページ
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商品の説明
商品説明
司馬遼太郎の大河小説の中でも、本書は特に評価が高く、ビジネスパーソンをはじめ、多くの人々に読まれている。改革の時代にこそひも解きたい、そんな1冊である。(土井英司)
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋; 初版 (1999/1/10)
- 発売日 : 1999/1/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 352ページ
- ISBN-10 : 4167105764
- ISBN-13 : 978-4167105761
- 寸法 : 10.5 x 1.4 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 4,488位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒。「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞、『梟の城』で直木賞を受賞。『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂 の上の雲』『空海の風景』『翔ぶが如く』など構想の雄大さ、自在で明晰な視座による作品を多数発表。この他『街道をゆく』『風塵抄』『この国のかたち』な どの紀行、エッセイも多数。’96年逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 司馬遼太郎と寺社を歩く (ISBN-13: 978-4334747213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2 日清戦争、真之のアメリカ留学、子規の療養生活
3 日露戦争開戦、旅順口、海戦、マカロフ
4 黄海海戦、ツェザレウィッチへの運命の一弾、旅順総攻撃の失敗
5 二〇三高地、ロジェストウェンスキー航海、旅順要塞陥落
6 明石の諜報活動、ロジェストウェンスキー航海、奉天へ
7 奉天会戦、日本海戦直前
8 日本海海戦、あとがき
こんな流れです。目次からはなかなか読み取れません。
超大作です、ただ、個人的には細かい挿話をもう少し少ないほうが読みやすいなと思いました。
実は15年前くらいにも読んだのですが、そのときは面白さがわかりませんでした。
その後、明治維新等の知識をつけ改めて読むと、前回読んだ時よりも興味深く読めました。
国の体制、人の能力により国の運命を左右することを痛感します。また、成功体験がその後を呪縛することも。
正岡子規 升さん 1867年10月14日生まれ
常盤会の費用で上京 陸羯南(くがかつなん)に世話になる→ 大学予備門→明治22年松山に帰郷(結核)
秋山好古 信さん 1859年2月9日生まれ 大阪小学校→大阪師範学校→名古屋県立師範学校→ 東京予備教員(名目だけ)→ 陸軍士官学校(この頃西南戦争)→ 陸軍騎兵中尉→ 陸軍大学校、フランス留学5年間(サンシールの陸軍士官学校聴講生)(藩費留学から官費留学に切り替)
秋山真之 淳さん 1968年(明治元年)4月12日生まれ 兄の費用で上京→ 大学予備門(好古の同じ下宿→子規の下宿に移る)→ 海軍兵学校→江田島→ 卒業し少尉候補生で「比叡」乗組→ 海軍少尉(明治25年5月)
自分の生き方にどう影響していくのか、という視点で考えるのが良いように思います。
主題としては明治という時代に生きた日本人の、ある種の精神について
振り返ったもので、そういう意味で叙事詩といわれるのでしょう。
色々批判もありますが、司馬さんの主観で描ききったという点ですごいのだと思います。
例えば昭和時代の「これだ」という物がいまだ出てこないのですが、
近々発表される予感もありません。
またこの平成が後年語られるほどの歴史といえるのか、我々世代の責任も大と
そんなことも思ってしまいます。
さて、登場人物では3人の主人公の中では正岡子規が一番輝いていて好きでした。
何事にも情熱的でありながら、米山保三郎に出会いその志をころっと変えたり、
この正直さが面白く、後の写生にたどり着いたように感じられます。
秋山兄弟は子規の死後はやや印象が薄まり、というのも児玉、乃木、東郷といった
圧倒的存在感の前には無理は無く※仕方ないのですが。
※これは1回目に読んだときの印象で、4,5回と繰り返し読むとまた違ってきます。
頭に入ってこない余談の部分も繰り返し読むと、別の味わいを発見できたりします。
直近ではロシア革命の女神ブレシコブレシコフスカヤが革命ののち、亡命せざるを得なくなった
公理の記述が新しい味わいの発見です。
陸軍の戦いを見ると、詳しくない自分が読んでも、日本人が死力を尽くしている感が
伝わってきます。その信じられない(よく言えば)勇敢さがクロパトキンの戦術常識
をして狂わせたし、また織田信長が続けた常に大群を準備して安全に戦ったことは
江戸時代には忘れ去られ、昭和まで続いたという件はなるほどね。と思いました。
現在でも乏しい資源はアイデアでカバーするんだ、とうい風潮があり、日本人はこれが
好きです。しかし第一線で戦う人はそんなこと微塵も思っておらず、
例えばiPS細胞の山中教授もマラソンに出ることで、少しでもやりやすい環境を
整えようとがんばっているのだと思います。
そういう努力をせず、結果が良かったときだけ「アイデアでカバーした」と宣伝する
メディアの底の低さはひどい(いや日本人がそれを望み、メディア自身が煽られている)と思うのです。
特に、松山在住の人にオススメ!
とりあえず、1巻を読み始めて欲しいです。
しかし僕からの感想は、近代と現代の違いはやはり大きく異なると思っています。
それは、秋山兄弟にしても、正岡子規にしても、陸軍海軍の大佐以上の、例えば大山巌閣下や児玉源太郎閣下や乃木希典閣下、東郷平八郎連合艦隊総司令官閣下などにしても、そして各省庁の大臣や井上毅(坂の上の雲には登場しませんが、最近の研究で発見した新たな明治時代の偉人です)をはじめとする官僚にしても、天皇陛下に仕えて国の繁栄と国民への幸福の実現と世界の平和に寄与されていたということに、現代人の僕としては感銘と手習が必要であると思いました。
この、国民総出で天皇陛下にお仕えするという事が、近世までの歴史と近現代の違いなんやろうねと思いました。
もっとも、この明治初期からおおよそ中期か後期時代に至るまでは、まだ武士道精神が残っていたからこそ、誰にお仕えするべきなのかということを、この頃の日本人たちは皆、理解をしていたのだろうと思います。
読み書きそろばんと英語の読み書き話しとプラスα史学や理学や医学や国防学など、いづれかの勉学に励み、のちに誰もが就職を成し、いかに薄給であろうとも、国の繁栄と国民の幸せを実現していける事に、これ以上何を文句を言う必要があるのだろうかという思いを致しながら一所懸命働き、天寿を全うされるまで辛抱強く生きていらした。
本書を読みながら、この精神が現代人の我々日本人は受け継いでいるのだろうかと考えに耽(ふけ)ってしまいます。
少なくとも私は出来ていないと思っております。公の為ではなく、私利私欲の為にしか働いておらず、国家や国民の事などどうでも良い、自分さえ裕福に生きていればそれで良いという考えに、もう取り憑かれてしまっているのだろうなと思っております。その原因については、自分の心の弱さのせいにあると思っております。
そうではなく、明治時代から戦後の高度経済成長期を生き抜いた人々のなさりようを手習にして実践し、後に心をも磨く努力に励む所存です。
本書に巡り会えて良かったです。おかげさまで、心を入れ替える事が出来ましたから!
主人公は、伊予松山藩出身で、俳句に革命を起こした正岡子規、日露戦争で、陸軍・海軍で活躍した秋山兄弟
まだ、第1巻は、彼らが、伊予から東京に出たりと、本編からは遠い流れになっていますが、「明日は、今日よりいい日」という明治初期の明るさ・爽やかさが描かれ、清々しさを覚えます