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新装版 坂の上の雲 (5) (文春文庫) (文春文庫 し 1-80) 文庫 – 1999/2/10
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- ISBN-104167105802
- ISBN-13978-4167105808
- 出版社文藝春秋
- 発売日1999/2/10
- 言語日本語
- 寸法10.5 x 1.6 x 15 cm
- 本の長さ416ページ
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1999/2/10)
- 発売日 : 1999/2/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 416ページ
- ISBN-10 : 4167105802
- ISBN-13 : 978-4167105808
- 寸法 : 10.5 x 1.6 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 17,447位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒。「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞、『梟の城』で直木賞を受賞。『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂 の上の雲』『空海の風景』『翔ぶが如く』など構想の雄大さ、自在で明晰な視座による作品を多数発表。この他『街道をゆく』『風塵抄』『この国のかたち』な どの紀行、エッセイも多数。’96年逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 司馬遼太郎と寺社を歩く (ISBN-13: 978-4334747213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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人物描写が、無責任な評論家に見えて、好きになれなかったが、
この作品では、それがいい方にでている。
日露戦争当時の、ロシアの戦争の指揮者を、その性格から、
思考過程、戦術能力などを、得意の、批判的辛口で描写しているので、実際に、戦場にいる臨場感が味わえる。
また、当時の日本の兵士にたいして、この作者にしては珍しく
心情的に味方している。あまり、批判的人物評価がすくない。
双方の戦術の優劣を、冷静に詳しく描いて、当時の軍部の
考えが、よくわかる。
児玉源太郎は、大山巌の命令書を懐にして旅順へ向かう。
児玉は、乃木の威信を傷つけないよう命令書を見せず二人だけで話をして、しばらく乃木に代わって指揮をとらせてほしいと頼み込む。
乃木は児玉に指揮を任せることにした。
参謀たちを集め会議を始めて話を聞いていた児玉が突然「以下は、命令である」と号令をかけ参謀たちを驚かせる。
児玉は、攻撃計画の修正要求をし、まず銃砲隊(二十三サンチ榴弾砲も含む)を移動し、二〇三高地占領を徹底すると命じた。
二〇三高地を攻略したのち観測所を設け、その指示を受けて二十三サンチ榴弾砲で港内のロシア艦隊戦艦をほぼ全滅させた。
やがて旅順港司令官ステッセルは降伏し、東郷艦隊は戦艦修復へ母港へ向かうことが出来た。
児玉は、すべてを乃木の功績として沙河の戦線へ帰った。
バルチック艦隊は、喜望峰を回る航路であり地球を半周する途上にある。
開戦から100年後、艦隊を率いた司令長官ロジェストヴェンスキーが、妻と娘に宛てたプライベートな手紙が発見された。
その書簡を資料としてコンスタンチン・サルキソフが著した『もうひとつの日露戦争 』(鈴木康雄訳)を、司馬さんは読むことなく他界した。
評者は、12年ほど前にこの本を読んだのですが、もし司馬さんがこの本を読んでいたら、ロジェストヴェへの評価は少し変わっていただろうと思ってしまったのです。
沙河の戦線では、膠着した状態が続くが、クロパトキン軍は全軍をあげて攻勢に転じようとしている。
好古の率いる騎兵第八連隊長の水沼秀文中佐の活躍は功大であったと思いながら読む進んでしまった。
クロパトキン将軍が新たに戦線へ来た新米のグリッペンベルグ大将のお手並み拝見というところで『坂の上の雲』第五巻は終えている。
確かに日露戦争で日本は勝ったが、乃木将軍に象徴される日本人が優れていたために大国ロシアを倒した、と言うような認識は誤りだし危険だと司馬遼太郎は言いたいのだろう。今巻では帝政ロシアの硬直して腐敗した官僚主義の弊害が、外交を怠ったバルチック艦隊の大航海の迷走や、日本軍を過大評価して失敗した陸軍の敗戦として現れたと強調されている。つまり本来勝てる筈がない戦力の日本が勝ったのは、ロシアの敵失のおかげに過ぎなかったわけだ。
乃木将軍は人間的には非常に立派な人物として描かれており、ロシア側ですら彼に大きな敬意を払っている。反対の描写も見られ、日露戦争は人が人と戦った最後の戦争だったのではなかろうか。
その本をこのお盆に再び息子の私が開いて読んでいます。