新品:
¥847 税込
ポイント: 103pt  (12%)
無料配送5月27日 月曜日にお届け
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥847 税込
ポイント: 103pt  (12%)  詳細はこちら
無料配送5月27日 月曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早い配送 明日 5月26日にお届け(14 時間 21 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
在庫あり。 在庫状況について
¥847 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥847
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
出荷元
Amazon.co.jp
出荷元
Amazon.co.jp
販売元
販売元
支払い方法
お客様情報を保護しています
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
支払い方法
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
¥1 税込
やや目立つシミや汚れあり。中古品のため、使用感ございます。発送は土日祝日を除く平日のみとなります。 やや目立つシミや汚れあり。中古品のため、使用感ございます。発送は土日祝日を除く平日のみとなります。 一部を表示
配送料 ¥257 5月30日-6月1日にお届け
詳細を見る
残り1点 ご注文はお早めに 在庫状況について
¥847 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥847
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
この商品は、ansin shop (土日祝はお休みです。) が販売、発送します。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

手紙 (文春文庫 ひ 13-6) 文庫 – 2006/10/6

4.3 5つ星のうち4.3 728個の評価

{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥847","priceAmount":847.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"847","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"2mko5X%2BJeGptqIHXfX1NeSkij1invc1AwmGAOq0vSnQUmrIRP%2BVHBmANwm1IP9L%2FWX22Wy0XXznLfnMmhG00Io4FdBKjqfDPtE%2BMC6ilPNIPnJZJZbGo9kJ4Ep5jL7yN","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"2mko5X%2BJeGptqIHXfX1NeSkij1invc1A1i85r2j4H8pxWaTJmjoVb87ubbGGatQITtwC8qky9SMckOlC96b7lQ7hNNTX%2BVslLt%2Baqbisr4bE2bhNLokvdguk2KvRn0n0Yjn2vLHaFyxASB5L2ZbWdbMrdoLRieWTEQRaBJJYkgVD2uW9HFcVIQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}

購入オプションとあわせ買い

武島剛志と直貴は二人きりの兄弟だった。
弟の大学進学のための金がほしくて、剛志は空き巣に入り、強盗殺人の罪を犯してしまう。
服役中の剛志から直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く。
しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる。
ある職場で疑いをかけられ、倉庫に異動させられた直貴のもとに現れた男性は、「差別はね、当然なんだよ」と静かに言うのだった――。
年月が流れ、家族を持った直貴は、ついにある決意をする。
人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。
犯罪加害者の家族を真正面から描き、映画化(主演・山田孝之)、舞台化もされ、感動を呼んだ不朽の名作。文春文庫史上最速でミリオンセラーとなり、200万部を売り上げるベストセラー。
続きを読む もっと少なく読む

よく一緒に購入されている商品

¥847
最短で5月27日 月曜日のお届け予定です
在庫あり。
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥748
最短で5月27日 月曜日のお届け予定です
在庫あり。
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥902
最短で5月27日 月曜日のお届け予定です
在庫あり。
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計: pt
詳細
追加されました
spCSRF_Control
一緒に購入する商品を選択してください。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2006/10/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/10/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 432ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167110113
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167110116
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 728個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
東野 圭吾
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。エンジニアとして勤務しながら、85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 使命と魂のリミット (ISBN-13: 978-4043718078 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
728グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう
漱石の現代版「こころ」!自信を持ってお勧めできる書です!
5 星
漱石の現代版「こころ」!自信を持ってお勧めできる書です!
あなたは最近本気で相手にラブ・レター=手紙を書いた事がありますか?とか言う私もあまり書く事はありませんが,手紙というと好きな異性への恋文をまず連想する方も多いのではないでしょうか?しかし本気で綴った=ラブ・レター(Love letter)は昔から異性相手に想いを伝える手段だけではなく,父から娘へ母から子供達へ,祖父母から孫へそして兄弟へと,直筆の手紙総てはLove letterであると云えそうですね。21世紀の現代は,「手紙」という存在は実質を持っていて貰った方も煙たくて重過ぎる事があるかも知れない。そうした「手紙」という実存在を軸に,主人公を含めた登場人物達の凄まじい「魂」が発露するのが本書です。本書は,例えば夏目漱石の「こころ」を少年時代に読んだときの様な感銘を受けました。時代は変り,本書の登場人物は現代社会でまさに生きた存在です。誠にお恥ずかしながら,ずっと気になっていた著名な作家でおられる東野圭吾氏の作品を初めて読ませて頂きました。私も歳なので,過去数万冊は小説も読んできておりますが,久しぶりの手応えのある傑作といえそうです。近年の自分は,まるで防犯カメラやドライブレコーダーの様にカメラ目線で本を読み始めてしまう癖があります。先入観なしに,しっかりと受け止めたいという意図は勿論あります。最初は単調でしたが,数十頁程から!!?が起きました。読み進めてゆくと,凄い!!いつの間に,引きずり込まれていました。主人公は物凄くめちゃめちゃに格好いい青年です。才能もある。そして何よりもハートが物凄い!そして,あまりに魅力的な女性達が登場します。そして手紙の主・・。色々な人物が登場しますが,どの人間も凄く人間臭くて,はかなくて,もろくて,魅力的だった。そして主人公がなんと不器用な事か!おいっしっかりしろ!とエールを贈りつつ苛立ちながら彼の次の行動が知りたくて,惹きつけられている自分を感じながら,当事者達のことふと冷静に考えれば,この場面ではしかたがない,というリアリティもある。この小説に登場する人物達はこの日本に実存在として必ず存在する。本書の主人公の青年も手紙の主も,そして彼女達も誰も彼もが。当方は日本の裁判員制度を経験し,古くからノンフィクションの書籍を多数読む者としてこの作品に登場する人物は完全に実在していると肌で感じた。中盤から最後まで一気に読み通した時,我に返れば,朝の明星をベランダの外で垣間見た。普段は目が悪い為に常備薬(数種類の目薬)を挿しながらの最近の読書スタイルですが,ぼろぼろと涙が流れ,目薬を差す必要がないというサプライズもあった作品でした。急停止したかの様なラストのエンディング・・。強い余韻となって心に残る傑作です。お勧めです
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした

上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東野圭吾さんの作品はどれも素晴らしいです。
この手紙と言う作品でも、涙が止まらなくなりました。一度は読んでほしい作品だと思います。
2023年11月27日に日本でレビュー済み
『手紙』は、強盗殺人の罪で刑務所に入った兄・剛志と、その兄の罪によって苦しむ弟・直貴の物語です。剛志は、弟の大学進学のために金を盗もうとしたが、不運にも家主の老婦人と遭遇し、殺害してしまいます。直貴は、兄の犯罪を知ってから、人生の節目ごとに「強盗殺人犯の弟」というレッテルに苦しみます。恋愛、就職、結婚、子育てなど、幸せをつかもうとするたびに、兄の罪が邪魔をするのです。一方、剛志は、獄中から弟に月に一度、手紙を送り続けます。兄の手紙は、弟にとっては贖罪なのか、それとも罪の意識なのか、あるいは兄弟の絆なのか、その真意はわかりません。やがて、直貴は、兄の罪と向き合うために、被害者の遺族に会いに行くことを決心します。兄弟の心は、再び繋がるのでしょうか。

この本の主要なテーマは、犯罪加害者家族への偏見や差別についてです。直貴は、兄の罪を背負って生きていくことになりますが、その罪は、直貴自身が犯したわけではありません。しかし、社会は、直貴を兄の罪と同じように扱います。直貴は、自分の人生を自分で切り開こうとしますが、何度も何度も壁にぶつかります。その壁は、兄の罪に対する社会の無理解や偏見や差別です。直貴は、自分の幸せを求めることが、兄の罪を軽視することになるのではないかと悩みます。しかし、直貴は、兄の罪を責めることもできません。兄は、弟のために罪を犯したのですから。

この本のおすすめポイントは、直貴の心の葛藤や成長を描いた人間ドラマです。直貴は、兄の罪によって多くのものを失いますが、それでも前向きに生きようとします。直貴は、兄からの手紙に返事を書き続けますが、その手紙は、直貴にとっては、兄との唯一の繋がりであり、自分の心の支えでもあります。直貴は、兄の罪と自分の幸せの間で揺れ動きますが、最後には、自分の決断をします。その決断は、直貴にとっては、兄への愛と、自分への愛と、被害者への敬意と、社会への挑戦と、すべてを包み込むものです。

この本は、東野圭吾の代表作の一つであり、人間ドラマの傑作です。犯罪加害者家族の苦しみや葛藤、そして兄弟愛を、深く感じさせる物語です。私は、読んでいて、自分が直貴の立場だったらどうするか、考えさせられます。そして、自分の家族や兄弟に対する愛情を、再確認しました。この本は、犯罪加害者家族に対する偏見や差別をなくしたいと思う人、兄弟愛に感動したい人、東野圭吾の人間ドラマが好きな人におススメです。
カスタマー画像
5つ星のうち4.0 兄の罪によって幸せを奪われた弟。兄弟愛を描いた感動作。
2023年11月27日に日本でレビュー済み
『手紙』は、強盗殺人の罪で刑務所に入った兄・剛志と、その兄の罪によって苦しむ弟・直貴の物語です。剛志は、弟の大学進学のために金を盗もうとしたが、不運にも家主の老婦人と遭遇し、殺害してしまいます。直貴は、兄の犯罪を知ってから、人生の節目ごとに「強盗殺人犯の弟」というレッテルに苦しみます。恋愛、就職、結婚、子育てなど、幸せをつかもうとするたびに、兄の罪が邪魔をするのです。一方、剛志は、獄中から弟に月に一度、手紙を送り続けます。兄の手紙は、弟にとっては贖罪なのか、それとも罪の意識なのか、あるいは兄弟の絆なのか、その真意はわかりません。やがて、直貴は、兄の罪と向き合うために、被害者の遺族に会いに行くことを決心します。兄弟の心は、再び繋がるのでしょうか。

この本の主要なテーマは、犯罪加害者家族への偏見や差別についてです。直貴は、兄の罪を背負って生きていくことになりますが、その罪は、直貴自身が犯したわけではありません。しかし、社会は、直貴を兄の罪と同じように扱います。直貴は、自分の人生を自分で切り開こうとしますが、何度も何度も壁にぶつかります。その壁は、兄の罪に対する社会の無理解や偏見や差別です。直貴は、自分の幸せを求めることが、兄の罪を軽視することになるのではないかと悩みます。しかし、直貴は、兄の罪を責めることもできません。兄は、弟のために罪を犯したのですから。

この本のおすすめポイントは、直貴の心の葛藤や成長を描いた人間ドラマです。直貴は、兄の罪によって多くのものを失いますが、それでも前向きに生きようとします。直貴は、兄からの手紙に返事を書き続けますが、その手紙は、直貴にとっては、兄との唯一の繋がりであり、自分の心の支えでもあります。直貴は、兄の罪と自分の幸せの間で揺れ動きますが、最後には、自分の決断をします。その決断は、直貴にとっては、兄への愛と、自分への愛と、被害者への敬意と、社会への挑戦と、すべてを包み込むものです。

この本は、東野圭吾の代表作の一つであり、人間ドラマの傑作です。犯罪加害者家族の苦しみや葛藤、そして兄弟愛を、深く感じさせる物語です。私は、読んでいて、自分が直貴の立場だったらどうするか、考えさせられます。そして、自分の家族や兄弟に対する愛情を、再確認しました。この本は、犯罪加害者家族に対する偏見や差別をなくしたいと思う人、兄弟愛に感動したい人、東野圭吾の人間ドラマが好きな人におススメです。
このレビューの画像
カスタマー画像
カスタマー画像
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
心にずっしり来る内容で読んでいる時動悸が止まらなかったです
終章で心臓縮みました
2023年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
犯罪者の家族という視点が、あまりにも経験、想像がなさすぎるんで、いろいろ面白かったです。
特に、社長との会話がいいですね~。

東野さん、つぎ、なにを読もうかしら。

いい小説、ありがとうございます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すごく当たり前。ただ描写がリアルでいい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あなたは
最近本気で相手に
ラブ・レター=手紙
を書いた事がありますか?

とか言う私も
あまり書く事はありませんが,
手紙というと好きな
異性への恋文をまず連想する方も多いのでは
ないでしょうか?

しかし本気で綴った=ラブ・レター(Love letter)
は昔から異性相手に想いを伝える手段だけではなく,
父から娘へ母から子供達へ,
祖父母から孫へそして兄弟へと,
直筆の手紙総てはLove letterであると云えそうですね。

21世紀の現代は,
「手紙」という存在は実質を持っていて
貰った方も煙たくて重過ぎる事があるかも知れない。

そうした「手紙」という実存在を軸に,
主人公を含めた登場人物達の
凄まじい「魂」が発露するのが本書です。

本書は,
例えば夏目漱石の「こころ」を
少年時代に読んだとき
の様な感銘を受けました。

時代は変り,
本書の登場人物は現代社会で
まさに生きた存在です。

誠にお恥ずかしながら,
ずっと気になっていた
著名な作家でおられる
東野圭吾氏の作品を初めて読ませて頂きました。

私も歳なので,
過去数万冊は小説も読んできておりますが,
久しぶりの手応えのある傑作といえそうです。

近年の自分は,
まるで防犯カメラやドライブレコーダー
の様にカメラ目線で本を読み始めてしまう癖があります。

先入観なしに,
しっかりと受け止めたいという意図は勿論あります。

最初は単調でしたが,
数十頁程から!!?
が起きました。

読み進めてゆくと,凄い!!
いつの間に,引きずり込まれていました。

主人公は物凄く
めちゃめちゃに格好いい青年です。
才能もある。
そして何よりもハートが物凄い!

そして,あまりに魅力的な女性達が登場します。

そして手紙の主・・。

色々な人物が登場しますが,
どの人間も凄く人間臭くて,
はかなくて,もろくて,魅力的だった。

そして主人公がなんと不器用な事か!

おいっしっかりしろ!とエールを贈りつつ
苛立ちながら彼の次の行動が知りたくて,
惹きつけられている自分を
感じながら,当事者達のことふと冷静に考えれば,
この場面ではしかたがない,というリアリティもある。

この小説に登場する人物達はこの日本
に実存在として必ず存在する。
本書の主人公の青年も手紙の主も,そして彼女達も誰も彼もが。

当方は日本の裁判員制度を経験し,
古くからノンフィクションの書籍を多数読む者として
この作品に登場する人物は完全に実在していると
肌で感じた。

中盤から最後まで一気に読み通した時,
我に返れば,朝の明星をベランダの外で垣間見た。

普段は目が悪い為に常備薬(数種類の目薬)
を挿しながらの最近の読書スタイルですが,
ぼろぼろと涙が流れ,目薬を差す必要がないという
サプライズもあった
作品でした。

急停止したかの様なラストのエンディング・・。

強い余韻となって心に残る傑作です。

お勧めです
カスタマー画像
5つ星のうち5.0 漱石の現代版「こころ」!自信を持ってお勧めできる書です!
2019年3月28日に日本でレビュー済み
あなたは
最近本気で相手に
ラブ・レター=手紙
を書いた事がありますか?

とか言う私も
あまり書く事はありませんが,
手紙というと好きな
異性への恋文をまず連想する方も多いのでは
ないでしょうか?

しかし本気で綴った=ラブ・レター(Love letter)
は昔から異性相手に想いを伝える手段だけではなく,
父から娘へ母から子供達へ,
祖父母から孫へそして兄弟へと,
直筆の手紙総てはLove letterであると云えそうですね。

21世紀の現代は,
「手紙」という存在は実質を持っていて
貰った方も煙たくて重過ぎる事があるかも知れない。

そうした「手紙」という実存在を軸に,
主人公を含めた登場人物達の
凄まじい「魂」が発露するのが本書です。

本書は,
例えば夏目漱石の「こころ」を
少年時代に読んだとき
の様な感銘を受けました。

時代は変り,
本書の登場人物は現代社会で
まさに生きた存在です。

誠にお恥ずかしながら,
ずっと気になっていた
著名な作家でおられる
東野圭吾氏の作品を初めて読ませて頂きました。

私も歳なので,
過去数万冊は小説も読んできておりますが,
久しぶりの手応えのある傑作といえそうです。

近年の自分は,
まるで防犯カメラやドライブレコーダー
の様にカメラ目線で本を読み始めてしまう癖があります。

先入観なしに,
しっかりと受け止めたいという意図は勿論あります。

最初は単調でしたが,
数十頁程から!!?
が起きました。

読み進めてゆくと,凄い!!
いつの間に,引きずり込まれていました。

主人公は物凄く
めちゃめちゃに格好いい青年です。
才能もある。
そして何よりもハートが物凄い!

そして,あまりに魅力的な女性達が登場します。

そして手紙の主・・。

色々な人物が登場しますが,
どの人間も凄く人間臭くて,
はかなくて,もろくて,魅力的だった。

そして主人公がなんと不器用な事か!

おいっしっかりしろ!とエールを贈りつつ
苛立ちながら彼の次の行動が知りたくて,
惹きつけられている自分を
感じながら,当事者達のことふと冷静に考えれば,
この場面ではしかたがない,というリアリティもある。

この小説に登場する人物達はこの日本
に実存在として必ず存在する。
本書の主人公の青年も手紙の主も,そして彼女達も誰も彼もが。

当方は日本の裁判員制度を経験し,
古くからノンフィクションの書籍を多数読む者として
この作品に登場する人物は完全に実在していると
肌で感じた。

中盤から最後まで一気に読み通した時,
我に返れば,朝の明星をベランダの外で垣間見た。

普段は目が悪い為に常備薬(数種類の目薬)
を挿しながらの最近の読書スタイルですが,
ぼろぼろと涙が流れ,目薬を差す必要がないという
サプライズもあった
作品でした。

急停止したかの様なラストのエンディング・・。

強い余韻となって心に残る傑作です。

お勧めです
このレビューの画像
カスタマー画像 カスタマー画像
カスタマー画像カスタマー画像
35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすが東野圭吾と思わせます!まずは、作品の着想がお見事と思います。犯罪の被害者家族ではなく、加害者家族に焦点をあて、その苦悩を斬新に描いています。そして文章の展開力が現役作家さんの中では群を抜いて上手いです。しかしながら、この作品に於いては少しあらすじが読めてしまいます。そこが大変残念だと思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
事件の加害者の兄弟に関する本。本当に考えさせられる一冊でした。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート