無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
富士山頂 (文春文庫 に 1-1) 文庫 – 1974/7/25
新田 次郎
(著)
富士山頂に気象レーダーを建設するという大事業を軸に、それにまつわる錯綜した動きを追って現代社会のひろがりを捉え、さらに、山岳小説の興趣を深めた長篇。(尾崎秀樹)
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1974/7/25
- ISBN-104167112019
- ISBN-13978-4167112011
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1974/7/25)
- 発売日 : 1974/7/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 237ページ
- ISBN-10 : 4167112019
- ISBN-13 : 978-4167112011
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,640,602位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
(1912-1980)1912(明治45)年、長野県上諏訪生れ。無線電信講習所を卒業後、中央気象台に就職し、富士山測候所勤務等を経験する。1956(昭和31)年『強力伝』で直木賞を受賞。『縦走路』『孤高の人』『八甲田山死の彷徨』など山岳小説の分野を拓く。次いで歴史小説にも力を注ぎ、1974年『武田信玄』等で吉川英治賞を受ける。1980年、心筋梗塞で急逝。没後、その遺志により新田次郎文学賞が設けられた。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実際にあったことを詳細に知ることが出来た。富士山測候所建設の為に苦労した人たちに感謝。
2018年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
講演会で、この本を紹介され、読んでみました。厳しい環境の中、頑張ってくれた人が沢山居たんだと感動しました。
2018年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本列島に暮らすものにとって、いつの時代も台風の存在はさまざまな困難をもたらしてきました。実際に多くの死傷者を出した例も少なくありません。日本の気象関係者にとって台風の発生や進路を適格に掌握することは悲願だったのでしょう。しかし衛星のない時代それはたいへん難しいことだったと思われます。そこで富士山に観測のためのレーダーを設置しようという不屈の努力が重ねられてきたのでしょう。これは小説ですが、実際に建設にかかわったご本人による渾身の力作であり、日本人にとって貴重な記録といえます。本人自身が実体験された日々だけにたんたんと描かれています。
2013年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新田次郎は、好きな作家のひとりだが、いくつかの小説でこの本のように、何を主眼に物語を構成したのか
ぼやけているように、思うものがある。 気象庁内の既得権争いなのか、富士山頂にレーダーを作ることに対する
情熱なのか、 淡々と進み、そのまま フェードアウトと言う感じで、抑揚がたらないと感じました。
ぼやけているように、思うものがある。 気象庁内の既得権争いなのか、富士山頂にレーダーを作ることに対する
情熱なのか、 淡々と進み、そのまま フェードアウトと言う感じで、抑揚がたらないと感じました。
2018年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
富士山頂にレーダー建設❗小学生の頃にテレビに映っていたニュースを思い出しました。体験談だけにスゲー❗感動しました。読んで良かった‼
2015年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
登山をするようになり新田次郎を愛読しております。早い対応で満足しております。
2021年12月24日に日本でレビュー済み
新田次郎の本を始めて読みました。
著者自身が、気象庁で働いており
レーダー観測塔が建設される過程を作者の体験をもとにまとめた
ノンフィクション自伝という感じであり
官庁と民間との協力の上にある企業小説でもあり
とても楽しく読み進めることができました。
本著の中では仮称を使いながら書かれていますが、
実際は
昭和39年、気象庁東京管区気象台が富士山頂・剣ヶ峯に設置した当時、
世界最高所の気象観測レーダーが富士山レーダーで、
この条件の厳しい建設のお話になります
建設は、三菱電機と大成建設が担い、
5月に着工し、重量620kgのドーム部分は8月15日に
ヘリコプター(救難ヘリコプターとし運用されていたシコルスキーS-62)により空輸され、
設置されました。
その後、気象衛星の発達、
そして静岡県の牧之原台地(牧之原気象レーダー観測所)と
長野県の車山(車山気象レーダー観測所)に
代替レーダーを設置して平成11年11月1日、
その役割を終えました。
そして、富士吉田市に移設が決定し、
平成16年4月24日に「富士山レーダードーム館」としてオープンしています。
プロジェクトXなどでも取り上げられているようなので、見てみたいと思います。
著者自身が、気象庁で働いており
レーダー観測塔が建設される過程を作者の体験をもとにまとめた
ノンフィクション自伝という感じであり
官庁と民間との協力の上にある企業小説でもあり
とても楽しく読み進めることができました。
本著の中では仮称を使いながら書かれていますが、
実際は
昭和39年、気象庁東京管区気象台が富士山頂・剣ヶ峯に設置した当時、
世界最高所の気象観測レーダーが富士山レーダーで、
この条件の厳しい建設のお話になります
建設は、三菱電機と大成建設が担い、
5月に着工し、重量620kgのドーム部分は8月15日に
ヘリコプター(救難ヘリコプターとし運用されていたシコルスキーS-62)により空輸され、
設置されました。
その後、気象衛星の発達、
そして静岡県の牧之原台地(牧之原気象レーダー観測所)と
長野県の車山(車山気象レーダー観測所)に
代替レーダーを設置して平成11年11月1日、
その役割を終えました。
そして、富士吉田市に移設が決定し、
平成16年4月24日に「富士山レーダードーム館」としてオープンしています。
プロジェクトXなどでも取り上げられているようなので、見てみたいと思います。
2015年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
富士登山を前にして、数十年ぶりに読み返しました。
「芙蓉の人」とともに、大好きな小説です。
「芙蓉の人」とともに、大好きな小説です。