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武田三代 (文春文庫) 文庫 – 1980/11/25
新田 次郎
(著)
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1980/11/25
- ISBN-104167112221
- ISBN-13978-4167112226
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1980/11/25)
- 発売日 : 1980/11/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 246ページ
- ISBN-10 : 4167112221
- ISBN-13 : 978-4167112226
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,549,195位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1912-1980)1912(明治45)年、長野県上諏訪生れ。無線電信講習所を卒業後、中央気象台に就職し、富士山測候所勤務等を経験する。1956(昭和31)年『強力伝』で直木賞を受賞。『縦走路』『孤高の人』『八甲田山死の彷徨』など山岳小説の分野を拓く。次いで歴史小説にも力を注ぎ、1974年『武田信玄』等で吉川英治賞を受ける。1980年、心筋梗塞で急逝。没後、その遺志により新田次郎文学賞が設けられた。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
武田信玄と武田勝頼を読んだ後に読むと面白い。書ききれなかったところをまとめたのかと思うほどのエピソードを掲載されているが、続編の体ではなく、しっかりした短編になっている。これだけを読んでも読み応えあるだろう。
2021年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
年代的に言えば風林火山の信玄に関わる周辺の人々のスピンオフ本。改めて風林火山を読みたくなりました。
2019年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
武田三代の興亡を時系列的に追った著作ではありませんが、プロの作家の確かな力量を感じさせる名著です。とくに「孤高の武人」には深い感銘を受けました。すべての歴史書愛好家に推奨したい一冊です。
2006年11月12日に日本でレビュー済み
武田三代とは、信虎,信玄,勝頼の三代を指す。
武田家といえば、甲斐の国を中心に、諸国を支配した戦国の雄である。
そんな武田三代が歩んだ道を…
・ 駿河に追放された信虎
・ 武田家を最も繁栄させた信玄
・ 長篠の戦で大敗を喫して、武田家を衰退,滅亡させた勝頼
…というような物語として読むことができるのが本書である。また、現在でも時折話題になる武田家が隠したとされる埋蔵金にまつわる話も書かれている。著者は新田次郎で、昨今話題の藤原正彦の父である。
武田家の歴史に触れるには悪くない一冊ではあるが、約250ページの本書で武田家の歴史を語りつくすのは当然無理がある。武田家の歴史を知りたいのならば、もう少し詳細な本が必要である。
武田家といえば、甲斐の国を中心に、諸国を支配した戦国の雄である。
そんな武田三代が歩んだ道を…
・ 駿河に追放された信虎
・ 武田家を最も繁栄させた信玄
・ 長篠の戦で大敗を喫して、武田家を衰退,滅亡させた勝頼
…というような物語として読むことができるのが本書である。また、現在でも時折話題になる武田家が隠したとされる埋蔵金にまつわる話も書かれている。著者は新田次郎で、昨今話題の藤原正彦の父である。
武田家の歴史に触れるには悪くない一冊ではあるが、約250ページの本書で武田家の歴史を語りつくすのは当然無理がある。武田家の歴史を知りたいのならば、もう少し詳細な本が必要である。
2017年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
危険な暴君・信虎、祖父ほどではないが気性の荒い勝頼のようすを端的に伝えている。
肝腎の信玄(晴信)については、あまり詳しく描かれず、甲州法度も信玄堤も出てこない。
そういう意味で解説どおり外伝的短篇集かもしれない。
七つともレベルが高いのであるが、どれかひとつ選ぶなら「消えた伊勢物語」。
今川義元から借りた「伊勢物語」の原本が盗まれる話で、氏真ほどひどくないにせよ義元は公家気取りだから、
この書物を高額で買い取ったことはじゅうぶん想像できる(それともホントなの?)。
いささかの風趣を添え、スパイ・推理劇に発展させているところがおもしろい。
あと捨てがたいのが「武田金山秘史」。黒川金山のかくし金を堺商人・塩屋三郎四郎が
狙う筋立てで、目的のため人をあやめてゆく商魂たくましさにあきれるばかりだった。
※ 写真・自己紹介は無視して下さい
肝腎の信玄(晴信)については、あまり詳しく描かれず、甲州法度も信玄堤も出てこない。
そういう意味で解説どおり外伝的短篇集かもしれない。
七つともレベルが高いのであるが、どれかひとつ選ぶなら「消えた伊勢物語」。
今川義元から借りた「伊勢物語」の原本が盗まれる話で、氏真ほどひどくないにせよ義元は公家気取りだから、
この書物を高額で買い取ったことはじゅうぶん想像できる(それともホントなの?)。
いささかの風趣を添え、スパイ・推理劇に発展させているところがおもしろい。
あと捨てがたいのが「武田金山秘史」。黒川金山のかくし金を堺商人・塩屋三郎四郎が
狙う筋立てで、目的のため人をあやめてゆく商魂たくましさにあきれるばかりだった。
※ 写真・自己紹介は無視して下さい
2018年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは、本編武田信玄、武田勝頼の外伝みたいな感じ。本編読まないと楽しみは半減。それはあとがきに書いてある。勘違いしてる人もいる様だが当然、武田家全般について語られてるものではない。
ただ、武田信玄、武田勝頼を読んだあとに、これを読むととても、興味深い。
本編ではあまり語られなかったことが、語られている。
ただ、武田信玄、武田勝頼を読んだあとに、これを読むととても、興味深い。
本編ではあまり語られなかったことが、語られている。
2013年11月24日に日本でレビュー済み
武田信玄とその親・信虎、子の勝頼にまつわるエピソードの中から
7編を集めた短編集。
「信虎の最期」、「まぼろしの軍師」、「武田金山秘史」は
それぞれ武田信虎、山本勘助、穴山信君の苦悩や葛藤を上手に描いている。
「異説 晴信初陣記」は信玄と信虎の水面下の争いに忍びの大月平左衛門が関わり、
「消えた伊勢物語」は信玄と嫡男義信のすれ違いをテーマに、
これまた大月平左衛門が重要な役割を担っている。
「孤高の武人」と「火術師」はマイナーな人物に視点を当て、
当時の状況や価値観をリアリティあふれる描写で表現している。
すべての作品が計算しつくされたストーリーになっており、
さすが新田次郎だなと感心しました。
7編を集めた短編集。
「信虎の最期」、「まぼろしの軍師」、「武田金山秘史」は
それぞれ武田信虎、山本勘助、穴山信君の苦悩や葛藤を上手に描いている。
「異説 晴信初陣記」は信玄と信虎の水面下の争いに忍びの大月平左衛門が関わり、
「消えた伊勢物語」は信玄と嫡男義信のすれ違いをテーマに、
これまた大月平左衛門が重要な役割を担っている。
「孤高の武人」と「火術師」はマイナーな人物に視点を当て、
当時の状況や価値観をリアリティあふれる描写で表現している。
すべての作品が計算しつくされたストーリーになっており、
さすが新田次郎だなと感心しました。
2019年12月25日に日本でレビュー済み
新田次郎の人物描写が好きです。
単に歴史の一事件をドラマティックに描くだけではなく、その深層心理であったり、背景の心の動きであったりを探求できます。
結果として、歴史的な話でありながら、まるで現代社会のドラマのように没入しちゃいます。
この武田三代は、武田家の小話短編集です。
歴史的な事件というより、裏話がつまってる感じです。
武田家好きにはオススメです。
ただ、裏話過ぎるので、戦国初心者にはちょっと理解が難しいかもしれません。
単に歴史の一事件をドラマティックに描くだけではなく、その深層心理であったり、背景の心の動きであったりを探求できます。
結果として、歴史的な話でありながら、まるで現代社会のドラマのように没入しちゃいます。
この武田三代は、武田家の小話短編集です。
歴史的な事件というより、裏話がつまってる感じです。
武田家好きにはオススメです。
ただ、裏話過ぎるので、戦国初心者にはちょっと理解が難しいかもしれません。