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雁の寺(全) (文春文庫 118-1) 文庫 – 1974/10/25
水上 勉
(著)
第一部「雁の寺」につづく「雁の村」「雁の森」「雁の死」の四部作に加筆して収録。著者の怨念と濃密な私小説的リアリティによって、純文学の域に達したミステリー連作。(野口冨士男)
- 本の長さ334ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1974/10/25
- ISBN-104167118017
- ISBN-13978-4167118013
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1974/10/25)
- 発売日 : 1974/10/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 334ページ
- ISBN-10 : 4167118017
- ISBN-13 : 978-4167118013
- Amazon 売れ筋ランキング: - 673,871位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1919-2004)福井県生れ。
少年時代に禅寺の侍者を体験する。立命館大学文学部中退。戦後、宇野浩二に師事する。1959(昭和34)年『霧と影』を発表し本格的な作家活動に入る。1960年『海の牙』で探偵作家クラブ賞、1961年『雁の寺』で直木賞、1971年『宇野浩二伝』で菊池寛賞、1975年『一休』で谷崎賞、1977年『寺泊』で川端賞、1983年『良寛』で毎日芸術賞を受賞する。『金閣炎上』『ブンナよ、木からおりてこい』『土を喰う日々』など著書多数。2004(平成16)年9月永眠。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
直木賞くらいは全部読み終えて死にたい、と言う動機で。昔の作家や作品はいい
2012年11月5日に日本でレビュー済み
水上勉の直木賞受賞作「雁の寺」と、それに続く三編。異形の少年僧、慈念の苦悩の半生を描く連作小説。
表題作はある意味完結した本格短編ミステリーだが、全作を読み通すと、愛を求め、狂い、怯え、そして裏切られる慈念の悲劇の物語。ただ、雁たちのみが、その悲しき運命を見つめ続けていた。
著者自身、少年時代に寺に預けられ脱走を繰り返す過酷な体験をしており、煩悩と打算に塗れた住職たちの生活、世間から隔てられ孤独と歪んだ欲望に苛まれる修行僧の心情、昭和初期の若狭の寒村の貧しき風土、いずれもリアリティを持って迫ってくる。
表題作はある意味完結した本格短編ミステリーだが、全作を読み通すと、愛を求め、狂い、怯え、そして裏切られる慈念の悲劇の物語。ただ、雁たちのみが、その悲しき運命を見つめ続けていた。
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2013年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
慈念がかわいそうで心が痛みました。
自分のルーツを探してさまよう少年の物語
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