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深い河をさぐる (文春文庫 え 1-20) 文庫 – 1997/3/1
遠藤 周作
(著)
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1997/3/1
- ISBN-104167120208
- ISBN-13978-4167120207
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1997/3/1)
- 発売日 : 1997/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 237ページ
- ISBN-10 : 4167120208
- ISBN-13 : 978-4167120207
- Amazon 売れ筋ランキング: - 476,658位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 424位死生観
- - 6,142位文春文庫
- - 7,969位近現代日本のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1923-1996)東京生れ。
幼年期を旧満州大連で過ごし、神戸に帰国後、11歳でカトリックの洗礼を受ける。慶応大学仏文科卒。フランス留学を経て、1955(昭和30)年「白い人」で芥川賞を受賞。
一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア作品、歴史小説も多数ある。主な作品は『海と毒薬』『沈黙』『イエスの生涯』『侍』『スキャンダル』等。1995(平成7)年、文化勲章受章。1996年、病没。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態が良いとの記載だったが、本の端が擦りきれて汚れており、非常に悪い状態だった
2014年7月16日に日本でレビュー済み
小説『深い河』は、作者の遠藤周作氏自身が、「今までの自分の文学の総決算」と位置付けていた作品である。死に際しても、『沈黙』と『深い河』の2冊を棺に入れるよう指示していた、というくらい強い思い入れを抱いていた作品だ。
そんな遠藤文学の最高峰のひとつである『深い河』をさぐる、という魅力的なタイトルにひかれて、遅ればせながら最近『深い河』を読んだ者としては、本書を手に取らずにはいられなかったのだが…しかし、結論から言うと、「うーん、ちょっと誇大表現の題名かな」の感を抱いた。
『深い河』を俎上にのせて対談が展開するというのは、開巻に収録されている俳優・本木雅弘との対談くらいで、あとはまあ、スピリチュアルなもの全般に関する対談という感じである。インドも多少は関係してくるけれど、宇宙とか生命の神秘とか、宗教とか死後の世界とか、いわゆる“大いなるもの”をめぐって、科学者や宗教家や作家など、いろいろな人たちと話し合っている。
そういう意味では確かに、『深い河』を書いた遠藤周作という作家の考えの淵源に端々で触れることができる、という対談集ではあるのだが…正直、何かが物足りない。『「深い河」をさぐる』とタイトルに掲げている以上は、もう少しインドのことを熱く、ディープに語ってほしかったのかもしれない。
そんな遠藤文学の最高峰のひとつである『深い河』をさぐる、という魅力的なタイトルにひかれて、遅ればせながら最近『深い河』を読んだ者としては、本書を手に取らずにはいられなかったのだが…しかし、結論から言うと、「うーん、ちょっと誇大表現の題名かな」の感を抱いた。
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そういう意味では確かに、『深い河』を書いた遠藤周作という作家の考えの淵源に端々で触れることができる、という対談集ではあるのだが…正直、何かが物足りない。『「深い河」をさぐる』とタイトルに掲げている以上は、もう少しインドのことを熱く、ディープに語ってほしかったのかもしれない。