上巻はお市、淀殿をめぐる女の物語から後半は3代家光から12代家慶に至るまで大奥を中心とした女性が描かれている。
実に200年以上に亘る女が登場するが焦点が呆けた感は否めない。
前半も物語進展が早いと思いつつ、後半ではさらに加速しあっと言う間の200年になってしまっている。
目まぐるしい展開に面白さが失速してしまった。
一般文学通算522作品目の感想。通算808冊目の作品。2009/11/08
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女 下 (文春文庫 え 1-22) 文庫 – 1997/11/1
遠藤 周作
(著)
お市から淀の方へ、母娘二代にわたる秀吉への復讐劇、そして春日局、桂昌院ら大奥の女たちの哀しみ……。著者晩年の歴史大河小説
- 本の長さ319ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1997/11/1
- ISBN-104167120224
- ISBN-13978-4167120221
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1997/11/1)
- 発売日 : 1997/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 319ページ
- ISBN-10 : 4167120224
- ISBN-13 : 978-4167120221
- Amazon 売れ筋ランキング: - 434,999位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1923-1996)東京生れ。
幼年期を旧満州大連で過ごし、神戸に帰国後、11歳でカトリックの洗礼を受ける。慶応大学仏文科卒。フランス留学を経て、1955(昭和30)年「白い人」で芥川賞を受賞。
一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア作品、歴史小説も多数ある。主な作品は『海と毒薬』『沈黙』『イエスの生涯』『侍』『スキャンダル』等。1995(平成7)年、文化勲章受章。1996年、病没。
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