国民として、外から眺めていた政治の世界、政治家の正体を知らされる。選挙とは、かくもいい加減なものであり、なぜ、あんな人が政治家に?大臣に?と疑問していたことが、なるほどと納得し、日本の将来を憂慮することに。。
選挙は余ほど人を選ばなければと反省はしてみても、立候補者は良く知らない人ばかり。。これからも、こんな選挙が延々と続いていくのだろうなと、慨嘆。
でも、ともかく一度は読んでみて欲しい本ではあります。
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わが政治への反回想 国家なる幻影 上 (文春文庫 い 24-3) 文庫 – 2001/10/10
石原 慎太郎
(著)
暗闘、謀略、権力への欲望と無念の死。自ら関わったこの三十年間の政治の真相と人間の情念のドラマを、圧倒的な迫力で記した回想録
- 本の長さ475ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2001/10/10
- ISBN-104167128047
- ISBN-13978-4167128043
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2001/10/10)
- 発売日 : 2001/10/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 475ページ
- ISBN-10 : 4167128047
- ISBN-13 : 978-4167128043
- Amazon 売れ筋ランキング: - 210,415位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1932年神戸市生まれ。一橋大学卒。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」で第一回文學界新人賞を、翌年芥川賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 オンリー・イエスタディ (ISBN-13: 978-4344414501 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年2月26日に日本でレビュー済み
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日本の男性としては容姿に恵まれた石原慎太郎は支持層からその将来を大いに期待されたことでしょう。
容姿に恵まれた分、何かが不足するものかもしれません。
かなり以前にある編集者が石原氏の作品を評して、むなしさというポイズンを飲んだと書いています。
国家を幻影として感じていたとしたら、政治家は向いていなかったのではないか
政治家として国家が幻影と感じる何かがあったのか・・・・むなしさに親しい体質というものがあるのか
まだ読み切っていませんがたいへん興味深いことであると思います。
「自ら助くる者をのみ助くという人の世の原理」を高齢になった著者は未だに原理であると思っているのかどうか
こっそりとお聞きしたいと思うほどです。
容姿に恵まれた分、何かが不足するものかもしれません。
かなり以前にある編集者が石原氏の作品を評して、むなしさというポイズンを飲んだと書いています。
国家を幻影として感じていたとしたら、政治家は向いていなかったのではないか
政治家として国家が幻影と感じる何かがあったのか・・・・むなしさに親しい体質というものがあるのか
まだ読み切っていませんがたいへん興味深いことであると思います。
「自ら助くる者をのみ助くという人の世の原理」を高齢になった著者は未だに原理であると思っているのかどうか
こっそりとお聞きしたいと思うほどです。
2013年8月14日に日本でレビュー済み
慎太郎氏の息遣いが感じられます。
事例数多く暴露本とも言えなくもない、、、ですから
著者の好き嫌いに関係なく一読の価値絶対あると思います!!
嫌いだった方はちょっとだけ見直すのでは
好きだった人は少し冷めるけど・・・・・
事例数多く暴露本とも言えなくもない、、、ですから
著者の好き嫌いに関係なく一読の価値絶対あると思います!!
嫌いだった方はちょっとだけ見直すのでは
好きだった人は少し冷めるけど・・・・・
2002年1月31日に日本でレビュー済み
文士 石原慎太郎はベトナムでみた危機的状況下での知識階級そして国民の「無関心」をみ、我が国に同様の危機を感じ「政治家」となった。その石原氏が実際に政治に飛び込み格闘した「政治」の本質、人間、そして数々の事件を25年間の国会議員としての活動を通して記した「記録」。
我々が断片的にしか知り得なかった数々の事件や事象、そして自らが当事者として当たった案件、政治家生活で知り合いすれ違った多くの知己につき、克明に記されており、読者の興味は尽きない。数々の事件やその真相をイベントとしてではなく、一貫した連続としてものをみる石原氏のセンスはまさに白眉である。また全ての事案に対し、その反対勢力たるものについても、綿密なる調査を行い問題の本当の解決策を探ろうとする探!!求心と行動力は驚異的でもある。他方で下巻になるが、親友アキノ氏、盟友中川一郎氏との関係する部分は一編の良質なドラマを観るがごとき読み応えをみせている。
石原氏の国会議員を志した際の危機感が、本書が上梓された時点でも解決をみず、更に今日に至っても何ら改善されていない現況をみるにつけ、本書は読者に極めてリアリティを持った恐怖感をも憶えさせるであろう。
我々が断片的にしか知り得なかった数々の事件や事象、そして自らが当事者として当たった案件、政治家生活で知り合いすれ違った多くの知己につき、克明に記されており、読者の興味は尽きない。数々の事件やその真相をイベントとしてではなく、一貫した連続としてものをみる石原氏のセンスはまさに白眉である。また全ての事案に対し、その反対勢力たるものについても、綿密なる調査を行い問題の本当の解決策を探ろうとする探!!求心と行動力は驚異的でもある。他方で下巻になるが、親友アキノ氏、盟友中川一郎氏との関係する部分は一編の良質なドラマを観るがごとき読み応えをみせている。
石原氏の国会議員を志した際の危機感が、本書が上梓された時点でも解決をみず、更に今日に至っても何ら改善されていない現況をみるにつけ、本書は読者に極めてリアリティを持った恐怖感をも憶えさせるであろう。
2001年11月5日に日本でレビュー済み
小泉純一郎氏と並んで日本でいちばん知名度の高い政治家にして東京都知事の著作。自身のことについて、またこれまでの足跡について記した著書で、これだけの内容とボリュームのものはないだろう。それだけでも過去30年の日本の社会と政治の関わりについて知り、考えるための資料としての価値もある1冊。とにかく行動する政治家としての面目躍如ともいうべき理念と行動力に圧倒される。都知事というと日本のごく一部と思うかもしれないが、彼は日本を代表する都市として先進諸国に対抗できる都市づくりを目指していることがわかる。が、そこは強烈な個性の持ち主。25年の国会議員生活を通しての「秘話」、数々の知己を通じての表裏こもごもの活動内容など興味深いエピソードが満載。政治家がものした本の中では文句なくだんとつ、必読の1冊になっている。