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SPEED スピード (文春文庫 い 46-1) 文庫 – 2001/3/9
石丸 元章
(著)
「覚醒剤で、人間はどう狂うか?」コカイン、ハシシ、スピード、LSD……。薬物中毒の幻覚の中で書き綴られた、明るく壮絶な手記
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2001/3/9
- ISBN-104167137054
- ISBN-13978-4167137052
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2001/3/9)
- 発売日 : 2001/3/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 318ページ
- ISBN-10 : 4167137054
- ISBN-13 : 978-4167137052
- Amazon 売れ筋ランキング: - 400,197位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,323位社会病理
- - 5,568位文春文庫
- - 71,984位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興味本位の薬物体験記として読むか、自分の人生を自分でコントロールできなくなる寸前にリアル世界に奇跡の生還を果たした無鉄砲な冒険家の回想録として読むか。
2013年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジャンキーの側から書いたジャンキーと言う意味で面白かったです。
もっとも、この手法はウィリアム・バロウズの「ジャンキー」と言う金字塔があるワケで、どうしてもそちらと比べてしまう。
比べちゃうと、やっぱり「不良自慢どまり」って思わざるを得ない。
比べちゃかわいそうだけど。
それと、著者はヘロインを「吸ってる」ワケだけど、マイルス・デイビスの自伝読むと、麻薬の売人から「ヘイ、マイルス。吸ってたらいくら金があっても足りないだろ。打てばずっと気分が良いゼ」と言われてマイルスは「打つ」ようになる。
曰く「これが4年に渡るホラーショーの始まりだった」。
つまり、「吸う」のなンて、ホラーショーの前座扱いなのよね。
ま、前座のあたりでウロウロしてて、いっぱしのジャンキー気取りされてもなー、って感じで(笑)。
でも、そこらへんの小さな不良自慢が、かえって微笑ましくて好感が持てました。ー
もっとも、この手法はウィリアム・バロウズの「ジャンキー」と言う金字塔があるワケで、どうしてもそちらと比べてしまう。
比べちゃうと、やっぱり「不良自慢どまり」って思わざるを得ない。
比べちゃかわいそうだけど。
それと、著者はヘロインを「吸ってる」ワケだけど、マイルス・デイビスの自伝読むと、麻薬の売人から「ヘイ、マイルス。吸ってたらいくら金があっても足りないだろ。打てばずっと気分が良いゼ」と言われてマイルスは「打つ」ようになる。
曰く「これが4年に渡るホラーショーの始まりだった」。
つまり、「吸う」のなンて、ホラーショーの前座扱いなのよね。
ま、前座のあたりでウロウロしてて、いっぱしのジャンキー気取りされてもなー、って感じで(笑)。
でも、そこらへんの小さな不良自慢が、かえって微笑ましくて好感が持てました。ー
2002年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めて「スピード」に出会ったのは市立図書館、何気に借りたが一気にハマり、2度続けて読んでしまった。(もち!その後購入した)
ドラックしてる時の高揚感、抜けた時の脱力感・・・その度に読んでる自分もハイになったり、具合悪くなったり。
しまいにゃあどこからともなく大麻の匂い・・ヤバクない?
しかも、この本「寄贈」?あ~やっぱり元々図書館には無いよな・・・寄贈したアンタ偉いよ、出会わせてくれて感謝する。
Yeeeeeees!最後は元章風に決めてみました。
ドラックしてる時の高揚感、抜けた時の脱力感・・・その度に読んでる自分もハイになったり、具合悪くなったり。
しまいにゃあどこからともなく大麻の匂い・・ヤバクない?
しかも、この本「寄贈」?あ~やっぱり元々図書館には無いよな・・・寄贈したアンタ偉いよ、出会わせてくれて感謝する。
Yeeeeeees!最後は元章風に決めてみました。
2020年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プレゼントであげたので自分では読んでいません。内容とかも全く分かりませんが、梱包はきちんとされていて良かったです。
2022年1月22日に日本でレビュー済み
90年代後半から2000年代前半頃の空気感が感じられます。その世代以降の人でこれ読んで薬物やりたくなる人は少ないと思いました…なんかアイタタタ…って感じなんですよね。。スーフリとかの時代のイタさとダサさ。まぁそんな感じで作者に感情移入してウォーッシャブ食いてぇ〜!!ってなる人は少ないと思います(使用したことのある人は湧く描写かもしれませんがw)。
本作の8割を占めるラリってる描写は正直全然面白くなかったのであんまり響きませんでしたが、それよりも驚いたのは、炙りで使用していたにもかかわらずまたたく間に依存してしまっていたところです。最初は何ともなかった…からの落ちていく速さにゾッとします。。書いてる本人は未だにこの異常さに気がついていないようなところも恐ろしかったです。浮浪者になんの脈絡もなく暴力振るったり、クラブに居合わせた全く見知らぬ人に薬盛ったりと、いちいち犯罪エピソードが痛いな〜このおじさん!と思いながら読み進めましたが、後半になると一気に哀れに思えてきます。ミイラ取りがミイラになるとはまさにこの事。某女優さんが炙りでやっていたにもかかわらず小綺麗な感じで出てきたので、炙りならいつでも止められるのかな?と思っている人も多いと思いますが、大きな間違いだと教えてくれる本です。某女優さんも見えないところで七転八倒苦しんでいることでしょうね…
やってしまったことは仕方がないので、適切な治療やサポートを受けて頑張ってほしいです。
本作の8割を占めるラリってる描写は正直全然面白くなかったのであんまり響きませんでしたが、それよりも驚いたのは、炙りで使用していたにもかかわらずまたたく間に依存してしまっていたところです。最初は何ともなかった…からの落ちていく速さにゾッとします。。書いてる本人は未だにこの異常さに気がついていないようなところも恐ろしかったです。浮浪者になんの脈絡もなく暴力振るったり、クラブに居合わせた全く見知らぬ人に薬盛ったりと、いちいち犯罪エピソードが痛いな〜このおじさん!と思いながら読み進めましたが、後半になると一気に哀れに思えてきます。ミイラ取りがミイラになるとはまさにこの事。某女優さんが炙りでやっていたにもかかわらず小綺麗な感じで出てきたので、炙りならいつでも止められるのかな?と思っている人も多いと思いますが、大きな間違いだと教えてくれる本です。某女優さんも見えないところで七転八倒苦しんでいることでしょうね…
やってしまったことは仕方がないので、適切な治療やサポートを受けて頑張ってほしいです。
2006年7月11日に日本でレビュー済み
「リアル」な本。
それでも彼は言います。
「ドラッグってのは極めて個人的な"物語"であるということ。その物語を万人が受け入れられる様に書くことはできないし、本当の意味では自分以外の誰一人にだってその物語は伝わりはしない」
深いことは考えずに笑いながら読むのが正解なのかもしれません。
バカだねえ。
それでも彼は言います。
「ドラッグってのは極めて個人的な"物語"であるということ。その物語を万人が受け入れられる様に書くことはできないし、本当の意味では自分以外の誰一人にだってその物語は伝わりはしない」
深いことは考えずに笑いながら読むのが正解なのかもしれません。
バカだねえ。
2004年7月11日に日本でレビュー済み
くるっていてくだらなくて野蛮。それでいて客観的でありナイーブさ繊細さが随所にみられ、リアル。あまりに面白くてあっという間に読み終えてしまった。
躍動する生々しい言葉。状況描写の臨場感の凄さ。石丸氏の文章はよどむことなくジャンキーのイカレた状態を清清しいまであけっぴろげに伝えてくれる。「文章を書き殴る才能があった」からドラッグで自滅せずにすんだというのは本当だと思う。読み物として圧倒的なエネルギーに溢れている。各章のレイアウトのデザインもすばらしく効果的。ぐるぐると活字が渦をまく頁にはやられた。
ドラッグとは肉体・DNAレベルの問題であって意志のはるかに及ばない領域のこととは至言だ。
自分の中に新しいスペースが生まれたのを感じた。本を読む歓びの体験。読んで良かった!
躍動する生々しい言葉。状況描写の臨場感の凄さ。石丸氏の文章はよどむことなくジャンキーのイカレた状態を清清しいまであけっぴろげに伝えてくれる。「文章を書き殴る才能があった」からドラッグで自滅せずにすんだというのは本当だと思う。読み物として圧倒的なエネルギーに溢れている。各章のレイアウトのデザインもすばらしく効果的。ぐるぐると活字が渦をまく頁にはやられた。
ドラッグとは肉体・DNAレベルの問題であって意志のはるかに及ばない領域のこととは至言だ。
自分の中に新しいスペースが生まれたのを感じた。本を読む歓びの体験。読んで良かった!