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新装版 鬼平犯科帳 (1) (文春文庫) (文春文庫 い 4-52) 文庫 – 2000/4/7
池波 正太郎
(著)
斬り捨て御免の権限を持つ、江戸幕府の火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)の長官・長谷川平蔵。その豪腕ぶりは、盗賊たちに“鬼の平蔵”と恐れられている。しかし、その素顔は「妾腹の子」として苦労をし、義理も人情も心得ている。昔は大いに遊び、放蕩無頼の限りを尽くしたことも。テレビに舞台に、人気絶大の鬼平シリーズ第一巻は「唖の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厩河岸」「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」を収録。
- 本の長さ317ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2000/4/7
- ISBN-104167142538
- ISBN-13978-4167142537
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2000/4/7)
- 発売日 : 2000/4/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 317ページ
- ISBN-10 : 4167142538
- ISBN-13 : 978-4167142537
- Amazon 売れ筋ランキング: - 46,648位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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大正12年(1923)、東京・浅草生まれ。下谷・西町小学校を卒業後、株式仲買店に勤める。戦後、下谷区役所に勤務して長谷川伸の門下に入り新国劇の脚 本を書いて演出の腕も磨く。昭和35年(1960)、「錯乱」で直木賞を受賞。52年(1977)、吉川英治文学賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕 掛人・藤枝梅安」の三大シリーズが人気絶頂のさなか、急性白血病で逝去する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 池波正太郎が書いたもうひとつの「鬼平」「剣客」「梅安」 (ISBN-13: 978-4270005859 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変きれいな商品でした。安価で助かりました。
2019年7月5日に日本でレビュー済み
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テレビで観ていましたが。小説のほうが面白いという友人がいたので興味がわき読んでみました。今一番お気に入りです。全作よみましたがまた読みたくなり、もう一度読んでいます。
2015年8月1日に日本でレビュー済み
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古書店で、探してもなかなか見つからず、アマゾンて購入できて良かったと思います。
2017年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鬼平はテレビも楽しみでした、何回見てもあきないのが又面白い。
2011年5月6日に日本でレビュー済み
「鬼平犯科帳」は、全23巻ありますが、通勤の1か月弱で読切りました。それほど、軽快に読める娯楽性の高い小説です。
流石にこれだけあると、ストーリは、パターン化してしまいますが、それでも飽きさせずにグイグイ引き込むのは、長谷川平蔵をはじめとする鬼平キャラの引きの強さにあります。これほど、人間くさく、また魅力的なキャラ群は、そうそうないですね。 取り締まる側と盗賊との殺伐とした捕り物の中で、人と人がおりなす業と愛憎、試練を、池波先生は多彩な角度で切り込み、江戸庶民の生活のにおいを感じさせながら丁寧に描いています。
ただ、誠に残念なのは、鬼平の中で内容的にも完成度の高かった最終シリーズが未完で終わってしまう点にあります、う〜ん残念!!!続き書きたい!!!
流石にこれだけあると、ストーリは、パターン化してしまいますが、それでも飽きさせずにグイグイ引き込むのは、長谷川平蔵をはじめとする鬼平キャラの引きの強さにあります。これほど、人間くさく、また魅力的なキャラ群は、そうそうないですね。 取り締まる側と盗賊との殺伐とした捕り物の中で、人と人がおりなす業と愛憎、試練を、池波先生は多彩な角度で切り込み、江戸庶民の生活のにおいを感じさせながら丁寧に描いています。
ただ、誠に残念なのは、鬼平の中で内容的にも完成度の高かった最終シリーズが未完で終わってしまう点にあります、う〜ん残念!!!続き書きたい!!!
2015年4月16日に日本でレビュー済み
「鬼平」については、割とTVドラマ等で馴染みのある人の方が多いかも知れない。TVではテレビ朝日やフジテレビなどが制作し、主人公の長谷川平蔵役には八代目松本幸四郎さんや丹波哲郎さん、萬屋錦之介さんや二代目中村吉右衛門さん(八代目松本幸四郎さんの次男)が演じてきた。まず、個人的な好みを言って恐縮だが、私は中村吉右衛門さんの「鬼平」に最も愛着を覚える。なぜならば、吉右衛門さん演じる「鬼平」に、「妾腹の子」として屈折した心情を持ちつつ、放蕩無頼の青春を送った「本所の銕」時代の面影を重ね合わせることが出来るからだ。ただ、池波正太郎さんが描く「鬼平」のイメージは、何と言っても、初代「鬼平」役の八代目松本幸四郎さんが断然近いように思われる。実際、長谷川平蔵宣以(ノブタメ)が火付盗賊改方の長官に就いたのは天明7(1787)年、平蔵42歳のときで、本書所収の「唖の十蔵」によれば、容貌は「小太りの、おだやかな顔貌で、笑うと右の頬に、ふかい笑くぼが生まれたという」ものだ。
それはさておき、この「鬼平」シリーズ第1巻目では、上述の「唖の十蔵」から始まって「むかしの女」までの8篇が収載されている。当巻で、平蔵の生い立ちを始め、妻の久栄、無二の剣友岸井左馬之助、配下の佐嶋忠介(筆頭与力)や酒井祐助(筆頭同心)、さらに平蔵の密偵である相模の彦十や小房の粂八などといった面々のキャラクターが分かってくる。特に、このシリーズを通じて感じるのは、所謂「盗賊」たちの“心性”なども含めて、登場人物の描き方が巧いということだ。まず、平蔵より年上の相模無宿の彦十については、「本所(トコロ)の松井町一帯の岡場所に巣喰っていた香具師(ヤシ)あがりの無頼者」で、「若い平蔵を取り巻いていたやつどもの一人」(本所・桜屋敷)といった按配でキャラが分かり易い。だが、小房の粂八が「狗(イヌ)=密偵」に“転向”するエピソードは、詳述することは避けるけれども、“盗賊の矜持”に基づいたもので、やはり肯んじざるを得ず、本書「浅草・御厩河岸」では、盗賊の「モラル三カ条」なども出てくる。
だからこそ、この「鬼平犯科帳」シリーズで、盗賊たちは「盗み」のことを「おつとめ」と称しているわけである。その盗賊たちの描き方が、無論、フィクションであろうけれども、実に巧みだ。言うまでもなく、シリーズの主人公は長谷川平蔵そのひとである。しかしながら、そのライバル(?)たちの想像を交えた“キャラクターづくり”なくしては、物語は平蔵の一人舞台となって平板となり、面白みに欠けてしまう。元盗賊の小房の粂八のような有能な密偵も、そうした入念緻密な“キャラクターづくり”の中から生まれ出てきたものであるから「さもありなん」となって、現実味を帯びてくるようになる。そして何よりも、この“江戸情緒”がたっぷりと染み込んだ「鬼平犯科帳」シリーズは、初巻を読んだら次巻へ、といった具合に、筋立ての巧妙さなどから“鬼平フリーク”になってしまう恐さ(笑)を持ち合わせている。それがまた、この作品群の特長でもあるのだろうけど、これからも時代小説の傑作として、息長く愛されてゆくことは間違いのないところであろう。
Amazonで購入
「鬼平」については、割とTVドラマ等で馴染みのある人の方が多いかも知れない。TVではテレビ朝日やフジテレビなどが制作し、主人公の長谷川平蔵役には八代目松本幸四郎さんや丹波哲郎さん、萬屋錦之介さんや二代目中村吉右衛門さん(八代目松本幸四郎さんの次男)が演じてきた。まず、個人的な好みを言って恐縮だが、私は中村吉右衛門さんの「鬼平」に最も愛着を覚える。なぜならば、吉右衛門さん演じる「鬼平」に、「妾腹の子」として屈折した心情を持ちつつ、放蕩無頼の青春を送った「本所の銕」時代の面影を重ね合わせることが出来るからだ。ただ、池波正太郎さんが描く「鬼平」のイメージは、何と言っても、初代「鬼平」役の八代目松本幸四郎さんが断然近いように思われる。実際、長谷川平蔵宣以(ノブタメ)が火付盗賊改方の長官に就いたのは天明7(1787)年、平蔵42歳のときで、本書所収の「唖の十蔵」によれば、容貌は「小太りの、おだやかな顔貌で、笑うと右の頬に、ふかい笑くぼが生まれたという」ものだ。
それはさておき、この「鬼平」シリーズ第1巻目では、上述の「唖の十蔵」から始まって「むかしの女」までの8篇が収載されている。当巻で、平蔵の生い立ちを始め、妻の久栄、無二の剣友岸井左馬之助、配下の佐嶋忠介(筆頭与力)や酒井祐助(筆頭同心)、さらに平蔵の密偵である相模の彦十や小房の粂八などといった面々のキャラクターが分かってくる。特に、このシリーズを通じて感じるのは、所謂「盗賊」たちの“心性”なども含めて、登場人物の描き方が巧いということだ。まず、平蔵より年上の相模無宿の彦十については、「本所(トコロ)の松井町一帯の岡場所に巣喰っていた香具師(ヤシ)あがりの無頼者」で、「若い平蔵を取り巻いていたやつどもの一人」(本所・桜屋敷)といった按配でキャラが分かり易い。だが、小房の粂八が「狗(イヌ)=密偵」に“転向”するエピソードは、詳述することは避けるけれども、“盗賊の矜持”に基づいたもので、やはり肯んじざるを得ず、本書「浅草・御厩河岸」では、盗賊の「モラル三カ条」なども出てくる。
だからこそ、この「鬼平犯科帳」シリーズで、盗賊たちは「盗み」のことを「おつとめ」と称しているわけである。その盗賊たちの描き方が、無論、フィクションであろうけれども、実に巧みだ。言うまでもなく、シリーズの主人公は長谷川平蔵そのひとである。しかしながら、そのライバル(?)たちの想像を交えた“キャラクターづくり”なくしては、物語は平蔵の一人舞台となって平板となり、面白みに欠けてしまう。元盗賊の小房の粂八のような有能な密偵も、そうした入念緻密な“キャラクターづくり”の中から生まれ出てきたものであるから「さもありなん」となって、現実味を帯びてくるようになる。そして何よりも、この“江戸情緒”がたっぷりと染み込んだ「鬼平犯科帳」シリーズは、初巻を読んだら次巻へ、といった具合に、筋立ての巧妙さなどから“鬼平フリーク”になってしまう恐さ(笑)を持ち合わせている。それがまた、この作品群の特長でもあるのだろうけど、これからも時代小説の傑作として、息長く愛されてゆくことは間違いのないところであろう。
2015年7月2日に日本でレビュー済み
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ドラマの登場人物を思い出しながら
楽しく直ぐに読み終わりました。
楽しく直ぐに読み終わりました。
2014年8月31日に日本でレビュー済み
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ついに鬼平に突入!有名な鬼平の第一話をわくわくしながら読んだのを思い出します。鬼平ワールドの始まりです。