テレビとはまた少し違った雰囲気ですが
物語の繋がりがより深くてさらに鬼平ワールドに
引き込まれそうです
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新装版 鬼平犯科帳 (4) (文春文庫) (文春文庫 い 4-55) 文庫 – 2000/5/10
池波 正太郎
(著)
はっと、平蔵が舟の中へ身を伏せた。荒屋敷の潜門がしずかに開き浪人風の男があらわれ、あたりに眼をくばっている。(これほどのやつがいたのか……)平蔵の全身をするどい緊張がつらぬいた。──密偵・おまさの窮地を救うため、ひとり敵地にのりこんだ平蔵の凄絶な剣技を描く「血闘」、のちの展開に大きな役目を果たすことになる、盗賊・大滝の五郎蔵が初登場の「敵」ほか、「霧の七郎」「五年目の客」「密通」「あばたの新助」「おみね徳次郎」「夜鷹殺し」の全八篇。
- 本の長さ331ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2000/5/10
- ISBN-104167142562
- ISBN-13978-4167142568
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2000/5/10)
- 発売日 : 2000/5/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 331ページ
- ISBN-10 : 4167142562
- ISBN-13 : 978-4167142568
- Amazon 売れ筋ランキング: - 97,721位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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大正12年(1923)、東京・浅草生まれ。下谷・西町小学校を卒業後、株式仲買店に勤める。戦後、下谷区役所に勤務して長谷川伸の門下に入り新国劇の脚 本を書いて演出の腕も磨く。昭和35年(1960)、「錯乱」で直木賞を受賞。52年(1977)、吉川英治文学賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕 掛人・藤枝梅安」の三大シリーズが人気絶頂のさなか、急性白血病で逝去する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 池波正太郎が書いたもうひとつの「鬼平」「剣客」「梅安」 (ISBN-13: 978-4270005859 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年12月7日に日本でレビュー済み
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いつも愛読しています。何度読んでも飽きません。鉄道の乗車時間で一話読める、じっくり。
2013年5月29日に日本でレビュー済み
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無理をしないで少しづつ読んでいますが、毎回期待以上の内容で非常に満足しています。
2008年2月18日に日本でレビュー済み
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これまでのシリーズでは一番の面白さでは?池波正太郎、乗りに乗った時期でもあったのだろう。「霧の七郎」から「夜鷹殺し」まで一気に読まされた。鬼平の人情溢れる沙汰がたまらなく味わえる。
発表されたのは昭和44年10月から昭和45年6月の間。池波さんも47歳の男盛りであったから、こういう男気のある骨太い内容になったのだろう。
この昭和44年〜45年とは・・・。人類が月面に立ち、日本万国博覧会が開催された。ニャロメ、シラける、ウハウハ等が流行語に、いい湯だな、走れコータローが流行歌に、8時だよ全員集合、時間ですよ、に国民が和んだ時代である。
天下泰平であったかのぉ・・・・あぁ、懐かしいなぁ。
発表されたのは昭和44年10月から昭和45年6月の間。池波さんも47歳の男盛りであったから、こういう男気のある骨太い内容になったのだろう。
この昭和44年〜45年とは・・・。人類が月面に立ち、日本万国博覧会が開催された。ニャロメ、シラける、ウハウハ等が流行語に、いい湯だな、走れコータローが流行歌に、8時だよ全員集合、時間ですよ、に国民が和んだ時代である。
天下泰平であったかのぉ・・・・あぁ、懐かしいなぁ。
2014年7月31日に日本でレビュー済み
長編に比べると、話の底が浅い。短編だから仕方ないのかもしれないけれど。話がとんとん拍子に進み過ぎるのでは?
2015年2月28日に日本でレビュー済み
文庫版の(3)で、京への旅から帰ってきた長谷川平蔵。(4)からは再び江戸が舞台になる。池波氏も、物語を進める上で、新しく魅力的な人物を登場させたかたのかも知れない。
「血闘」では、男性のみならず、女性ファンにも絶大な人気を誇る”おまさ”が登場。情熱的で行動的で、しかしその内面には純な心がある。実に魅力的な登場人物だ。
そして「敵」では大滝の五郎蔵も登場。五十代で大柄で恰幅も良く、本格派の盗賊上がりで人望も厚い。それまでの密偵たちとは一味違ったキャラクターを持つ。
さらに、”伊三次”や”舟形の宗平”も登場。(1)で登場した小房の粂八や相模の彦十とあわせて、主要な密偵がこの巻で揃い、鬼平の世界が形作られたのがこの(4)ではないか。
後々読み進める上でも、欠かすことのできない巻だと思う。
「血闘」では、男性のみならず、女性ファンにも絶大な人気を誇る”おまさ”が登場。情熱的で行動的で、しかしその内面には純な心がある。実に魅力的な登場人物だ。
そして「敵」では大滝の五郎蔵も登場。五十代で大柄で恰幅も良く、本格派の盗賊上がりで人望も厚い。それまでの密偵たちとは一味違ったキャラクターを持つ。
さらに、”伊三次”や”舟形の宗平”も登場。(1)で登場した小房の粂八や相模の彦十とあわせて、主要な密偵がこの巻で揃い、鬼平の世界が形作られたのがこの(4)ではないか。
後々読み進める上でも、欠かすことのできない巻だと思う。
2009年10月30日に日本でレビュー済み
テレビ再放送を見ては原作を追っかけてます。
その中でも面白い1冊です。
「おみね徳次郎」「五年目の客」は結末が原作と少し違ってて
そのどちらもが何となく面白くて余韻があって良いです。
「密通」「血闘」「夜鷹殺し」は少し色気ありながらもせつなさを感じる内容。
いつの時代も男と女の妙は、不可思議で哀しく、おろかで、でも愛しく、
せつなく…一言では言い表せないですね。
「血闘」でのおまささんは可哀相で哀しいけど、鬼平の狼狽ぶりが愛しく思えます。
その中でも面白い1冊です。
「おみね徳次郎」「五年目の客」は結末が原作と少し違ってて
そのどちらもが何となく面白くて余韻があって良いです。
「密通」「血闘」「夜鷹殺し」は少し色気ありながらもせつなさを感じる内容。
いつの時代も男と女の妙は、不可思議で哀しく、おろかで、でも愛しく、
せつなく…一言では言い表せないですね。
「血闘」でのおまささんは可哀相で哀しいけど、鬼平の狼狽ぶりが愛しく思えます。