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新装版 鬼平犯科帳 (24) (文春文庫) (文春文庫 い 4-75) 文庫 – 2001/2/9
池波 正太郎
(著)
風が鳴った。平蔵は愛刀の鯉口を切る。雪か? 闇の中に刃と刃が噛み合って火花が散った──。 著者の逝去によって「鬼平」シリーズ最終作品となった未完の長篇〈誘拐〉。そのほか、おまさ・お熊が活躍し、平蔵の腹違いの妹・お園の婚礼も登場する女づくしの「女密偵女賊」。おまさの亭主と同名の五郎蔵が役宅の髪結いに。緊張感あふれるなかにも、どこかユーモラスな「ふたり五郎蔵」を収録。また一巻目から読み返したくなる、充実の最終巻!
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2001/2/9
- ISBN-104167142767
- ISBN-13978-4167142766
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2001/2/9)
- 発売日 : 2001/2/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 205ページ
- ISBN-10 : 4167142767
- ISBN-13 : 978-4167142766
- Amazon 売れ筋ランキング: - 337,375位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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大正12年(1923)、東京・浅草生まれ。下谷・西町小学校を卒業後、株式仲買店に勤める。戦後、下谷区役所に勤務して長谷川伸の門下に入り新国劇の脚 本を書いて演出の腕も磨く。昭和35年(1960)、「錯乱」で直木賞を受賞。52年(1977)、吉川英治文学賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕 掛人・藤枝梅安」の三大シリーズが人気絶頂のさなか、急性白血病で逝去する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 池波正太郎が書いたもうひとつの「鬼平」「剣客」「梅安」 (ISBN-13: 978-4270005859 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
未完となった24巻は、登場人物が読者のなかで生き続けると思う。
2020年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今更ですが、1〜24巻までKindleに入れています。単純に面白い!
2013年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
24巻あればしばらくはもつだとうと思っていたが
Kindleに入れておいたら、ひと月もたたないうちに読み終えてしまった。
まだ寝不足の余韻が残っているが
それ以上に「平蔵」の粋なはからいの数々に
「うーーーん、見事」とうなってしまう
作品の中で少しずつ歳月がたっていくことや
いろいろな登場人物の成長や人間関係の変化が
みられていくことが見事に描写されていて
さすが、、、と思ってしまった
これまで時代小説は全然読まなかったが
Kindleを介して、これらの作品に出会えてよかったと
心底から思っている
Kindleに入れておいたら、ひと月もたたないうちに読み終えてしまった。
まだ寝不足の余韻が残っているが
それ以上に「平蔵」の粋なはからいの数々に
「うーーーん、見事」とうなってしまう
作品の中で少しずつ歳月がたっていくことや
いろいろな登場人物の成長や人間関係の変化が
みられていくことが見事に描写されていて
さすが、、、と思ってしまった
これまで時代小説は全然読まなかったが
Kindleを介して、これらの作品に出会えてよかったと
心底から思っている
2014年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
池波さんが亡くなり未完のままの作品であるが、面白かった。同工異曲の池波調の物語であるが、池波ファンの私には未完であることが残念である。文章の言い回しにも池波式ともいえる表現方法が随所にあるが、抵抗感はない。
鬼平に限らず、剣客商売と題する連作などもファンが多いと思う。物語の筋書きとともに個性の強い人物が次々に登場するが、池波さんの各作品ごとの全体の構成力の優れていることは言うまでもない。悪人には恐ろしい鬼の平蔵であるが、情に厚く江戸時代の下級社会に通じ、「自分の立場からではなく、相手の身になって、その気持ちを汲む」ことが身についた鬼平さん。この鬼平の「心の構え方」は人間関係の基本であり、現代においても全くおなじである。許容的人格の持ち主の鬼平さんは、ファンにとってはいつ読んでもひき込まれる人物である。
鬼平は作者自身の分身ではないかとおもっている。亡くなって久しいがこの惜し作家を失ったことは小説界にとっても残念なことである。。
鬼平に限らず、剣客商売と題する連作などもファンが多いと思う。物語の筋書きとともに個性の強い人物が次々に登場するが、池波さんの各作品ごとの全体の構成力の優れていることは言うまでもない。悪人には恐ろしい鬼の平蔵であるが、情に厚く江戸時代の下級社会に通じ、「自分の立場からではなく、相手の身になって、その気持ちを汲む」ことが身についた鬼平さん。この鬼平の「心の構え方」は人間関係の基本であり、現代においても全くおなじである。許容的人格の持ち主の鬼平さんは、ファンにとってはいつ読んでもひき込まれる人物である。
鬼平は作者自身の分身ではないかとおもっている。亡くなって久しいがこの惜し作家を失ったことは小説界にとっても残念なことである。。
2013年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
注文から商品到着までの日数が非常に速い(2日間)、梱包状態が厳重過ぎる位良好で、商品(本)の状態がよい。
時代劇好きの方に現代にも通じる言葉の知識向上にお勧めです。
時代劇好きの方に現代にも通じる言葉の知識向上にお勧めです。
2013年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何でも初めがあれば最後はあるのは当然ですが、今まで愛読していたものとしては一抹の寂しさはあります。それでもここまで楽しませてくれたのですから感謝です。
2007年12月14日に日本でレビュー済み
この巻の最後迄を、マーロウの最終巻の様に、誰かが最後迄続けて書く事を望むんだろうか。例えばそんな企画があったとして、作家の方は光栄だろうけど大変だ。心ある作家さんなら、「是非もないこと・・・」と断ってしまうかもしれない。そもそも読者(少なくとも自分)は、平蔵の話が読みたい訳ではなく、池波さんの噺を、「ずっと聞いていたかった」のだと思った。
ひとが死ぬと、その人が行ってきた全てが未完に終わる。
自分の実生活の中でも、面倒が見れる事、そのまま忘れ去ってしまう事、後ろ髪を惹かれつつ、ずっと心残りになっている事、ほっといてしらんプリしてる事、ホント様々。
この巻が尻切れトンボである事こそ、そんな事を知らず知らずの内に考えさせてくれ、また、人の噺をずっと書いてきた池波さん「らしい」ということです。
ひとが死ぬと、その人が行ってきた全てが未完に終わる。
自分の実生活の中でも、面倒が見れる事、そのまま忘れ去ってしまう事、後ろ髪を惹かれつつ、ずっと心残りになっている事、ほっといてしらんプリしてる事、ホント様々。
この巻が尻切れトンボである事こそ、そんな事を知らず知らずの内に考えさせてくれ、また、人の噺をずっと書いてきた池波さん「らしい」ということです。
2007年2月22日に日本でレビュー済み
未完の作。池波先生の逝去により藤枝梅安も未完であるが、鬼平もいいところで終わってしまい、残念でならない。
酸いも甘いも吸い、善も悪も知り尽くした長官(おかしら)が現在の日本のリーダーであったらと望んでしまうのは、それほどまでに「でっかい存在」に書き上げられた長谷川平蔵の所為だろう。池波先生の本は一気に読みきってしまう、恐ろしい力を持っている。また、年齢を重ねればそれだけ、その深さに気付くことが多いようである。ただし、若い人(10代20代)も、読んで損は無いし、感じさせられ、成長させてくれる本だと思う。くどいかもしれないが、日本に今、厳しいが情けもあり温かみを感じる真のおかしらが現れてくれないものか。
酸いも甘いも吸い、善も悪も知り尽くした長官(おかしら)が現在の日本のリーダーであったらと望んでしまうのは、それほどまでに「でっかい存在」に書き上げられた長谷川平蔵の所為だろう。池波先生の本は一気に読みきってしまう、恐ろしい力を持っている。また、年齢を重ねればそれだけ、その深さに気付くことが多いようである。ただし、若い人(10代20代)も、読んで損は無いし、感じさせられ、成長させてくれる本だと思う。くどいかもしれないが、日本に今、厳しいが情けもあり温かみを感じる真のおかしらが現れてくれないものか。