中古品:
¥20 税込
配送料 ¥240 5月26日-28日にお届け(23 時間 49 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: ◆◆◆おおむね良好な状態です。中古商品のため若干のスレ、日焼け、使用感等ある場合がございますが、品質には十分注意して発送いたします。 【毎日発送】
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

秘本三国志 5 (文春文庫 ち 1-10) 文庫 – 1982/9/25

4.2 5つ星のうち4.2 30個の評価

名軍師・諸葛孔明を得た劉備は蜀を狙う。対するは魏の曹操、呉の孫権。火花散る三将の権謀を描く第五巻。そして、ついに五丈原で孔明没し、生ける仲達を走らす!
続きを読む もっと少なく読む

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (1982/9/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1982/9/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 313ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167150107
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167150105
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 30個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
陳 舜臣
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

1924(大正13)年、神戸に生まれる。大阪外語大学印度語部卒業。同校西南亜細亜語研究所助手を勤めるが終戦によって辞職し、家業の貿易に従事。 1961年、『枯草の根』により江戸川乱歩賞を受賞し作家生活に入る。69年、『青玉獅子香炉』により直木賞、70年、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』に より日本推理作家協会賞、71年、『実録アヘン戦争』により毎日出版文化賞、76年、『敦煌の旅』により大佛次郎賞、89年、『茶事遍路』により読売文学 賞(随筆・紀行賞)、92年、『諸葛孔明』により吉川英治文学賞、93年、朝日賞、さらに95年、「作家としての業績」により日本芸術院賞をそれぞれ受賞 する。日本芸術院会員(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『秘本三国志(六) 』(ISBN-10:4122052157)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
30グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2009年5月19日に日本でレビュー済み
赤壁の戦いを経て、劉備の入蜀などが展開されており、実質的に曹操、劉備、孫権という
3陣営が鼎立することとなる。

本書はあくまで史実を中心であり、かつ曹操が主軸に描いているため、孔明の神通力は描か
れず、あくまで孔明は政治に強く、軍事に弱いというスタンスで描かれている。
また、同じく関羽についても、忠実で誠実な猛将としてではなく、一癖ある将軍として描かれ
ているところも面白い。
逆に曹操を悪として描くために作られた三国志演義の挿話などは、判官びいきが行き過ぎで
あるとして、史書においてはどのように書かれているかが書かれていたりもする。
これらの点は、本作が他の三国志と一線を画すところであり、本書を面白くしているところで
ある。
ある意味、通好みの作品といえるだろう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
地名、氏名が理解できるともう少し面白くなるような気がします。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月11日に日本でレビュー済み
大昔、三国志にハマッテ、吉川英治、柴田錬三郎、陳 舜臣が書いた三種類の三国志を読みました。
一つの物語をこれほどに読んだのは、後にも先にもこれだけでしたが、そのとき感じたことを率直に言うならば、吉川英治の三国志は「教科書」、柴田 錬三郎の三国志は「講談本」、そして、陳 舜臣の三国志は「史書」でした。

改めて言うまでもなく、一般に知られている三国志というものは、「三国志演義」というものがベースになっているようですが、これは、日本で言うところの、ちょうど、「忠臣蔵」のようなもので、演劇の題材として取り上げられたことで、広く人々に親しまれるようになった反面、一番、傍流に近い蜀の劉備を中心とする歴史観で描かれるなど、かなり、歪曲化され、物語化されたものでもあります。
その意味では、この陳 舜臣氏のそれは「秘本」と名付けられながらも、極めて、史実に忠実に描き出しており、その分、血湧き肉躍るような躍動感は無いが、実際の姿を知るという点では一読の価値があるように思った作品でした。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年10月17日に日本でレビュー済み
実はこうだったのではないかという大胆な想定を元に書かれた内容でした。
曹操と劉備の密約、新興宗教と三国史世界の結び付きなど歴史に埋もれた可能性を提案しており、ifとは一線を画する内容だと感じられました。
そういった点で個人的には高く評価できる作品だと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年9月25日に日本でレビュー済み
1982年9月文春文庫からでたのものの新装文庫版。まず「赤壁の戦」がなんとたったの50p.弱で終ってしまう。しかも、劉備はこのとき孫権には会っておらず、孔明のみが出向くものの、「100万本の矢」や「東南の風を吹かせた」などのエピソードは全くなし。黄蓋が火責めの任を果たすのみで、なんと孔明は何にもしないで帰ってくるだけである!なので「三国志」ファンはあっけにとられてしまうだろう。全体を通しても孔明はそれらしい智謀を顕すことがなく終ってしまうのであるが、毎章の終わりに『作者、曰く。――』で始まっている三国志に関した資料の膨大な中からの物語の構成は、やはり忠実であると言わねばならぬだろう。実際「正史 三国志」では「蜀史」についての記述がかなり少ないので、劉備、関羽、張飛、趙雲などの記述も陳氏自身、避けたようである。かといって、この巻が面白くない、というわけではないのである。有名な孟浩然や陶淵明、蘇東坡の詩を持ち出したり曹操の詩作も散りばめられながら、孫権と小ずるい劉備(結構、ずるい!)の画策や、早くも司馬懿の若き姿が現れ、また曹操が魏王となってからの太子を曹丕と曹植をどちらにするか、といった問題ですごく面白い芝居が楽しめるので、意外にも目を離すことができない。一応、物語は関羽が散るところまで書かれているが、この関羽も性格が今までにほどない無学で短気、遠慮を知らずの血気盛んな人物として描かれており、関羽崇拝者はあっけにとられるだろう。本作では下敷きに五斗米道の教母少容の存在が巧みに使われていること、また宗教が脈々と入り組んでいるのでとても興味深い。蜀については記述が少ない部分を陳氏自身の著作「諸葛孔明 上・下」で詳しく書かれているので、鬱憤が溜まった方はそちらもお奨めしたい。諸葛孔明なしに三国志はありえないし孔明にとっても三国志がなければ活躍はできなかったのだから。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待通り
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート