面白かったヨ。
いろんな小説のエピソードが書いてあるがこの本を先に読んで
その小説を読めば良かったな、と思ったヨ。
ネタバレにはなるけどエピソード知ってるだけに楽しく読めそうヨ。
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ひとり旅 (文春文庫 よ 1-47) 文庫 – 2010/3/10
吉村 昭
(著)
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1人で現地に赴き、徹底的な調査をして執筆に向う――事実こそ小説であるという著者の創作姿勢が全篇にみなぎる、最後の随筆集
- 本の長さ279ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2010/3/10
- 寸法10.5 x 1.3 x 15 cm
- ISBN-104167169479
- ISBN-13978-4167169473
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2010/3/10)
- 発売日 : 2010/3/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 279ページ
- ISBN-10 : 4167169479
- ISBN-13 : 978-4167169473
- 寸法 : 10.5 x 1.3 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 393,171位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近どうも喧騒ばかりの世の中にあると思う。本書を読む読者は、いつの世でもそうだと言ってくれるかも知れない。しかし本書を読むと喧騒の反対の世の中がある。それが心地よくもある。が、そうとばかりは言えない気持ちにもなる。
なぜなら、吉村昭氏がここに記す話はどれもこれも薄ら寒い話ばかりなのです。それが事実の話だから余計に身に寒さが募る。が、他にはもっと寒気が来る本も氏にはあり、これはまだ最後まで読む気持ちになる位だから。それを考えると一体日本人の生活はどれくらいアングラだったのか。今の喧騒とてそれを直視しない術かも知れない考えも湧く。
しかしやっぱり時代は違う。今の苦と本書が描く苦は。死と直結しているのだから。自殺者の数はこの所年々減少に転じているらしいが、1万人規模の数を桁違いに多い日本の時代だって割りと近い過去の事実だったりするようで。今は病院で失くなる人が殆んどなのだからやっぱり時代は違う。
しかしこれほど薄ら寒い日本の話を読んでおく事は価値があると思う。我々が今不満に思い、わだかまり、愚痴や苦言を漏らす話の殆んどは、この薄ら寒い時代にあれば夢の様な現実に映るだろうから。いやしかし、本書の話を知らない人とは、話が段々合わない様にもなって行きそうだ。今の不満が史上最悪な事の様に言う人たちとは。ほんのすぐの昔でもこうだったと今の老人さえ知らないのではないか。なら、吉村氏と同じ世代の人とだけ、私は話が合う様になるかも知れない。それも化学変化として私の人生をある種豊かにするかも知れない。人はやはり、知らないより知る事で豊かになるものだろうと思う。
なぜなら、吉村昭氏がここに記す話はどれもこれも薄ら寒い話ばかりなのです。それが事実の話だから余計に身に寒さが募る。が、他にはもっと寒気が来る本も氏にはあり、これはまだ最後まで読む気持ちになる位だから。それを考えると一体日本人の生活はどれくらいアングラだったのか。今の喧騒とてそれを直視しない術かも知れない考えも湧く。
しかしやっぱり時代は違う。今の苦と本書が描く苦は。死と直結しているのだから。自殺者の数はこの所年々減少に転じているらしいが、1万人規模の数を桁違いに多い日本の時代だって割りと近い過去の事実だったりするようで。今は病院で失くなる人が殆んどなのだからやっぱり時代は違う。
しかしこれほど薄ら寒い日本の話を読んでおく事は価値があると思う。我々が今不満に思い、わだかまり、愚痴や苦言を漏らす話の殆んどは、この薄ら寒い時代にあれば夢の様な現実に映るだろうから。いやしかし、本書の話を知らない人とは、話が段々合わない様にもなって行きそうだ。今の不満が史上最悪な事の様に言う人たちとは。ほんのすぐの昔でもこうだったと今の老人さえ知らないのではないか。なら、吉村氏と同じ世代の人とだけ、私は話が合う様になるかも知れない。それも化学変化として私の人生をある種豊かにするかも知れない。人はやはり、知らないより知る事で豊かになるものだろうと思う。
2013年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どの本を買っても、はずれなし!!!人生をしみじみ感じさせられます。
2018年6月17日に日本でレビュー済み
吉村昭に外れ無しというのはファンの間でよく言われることで、それはそうなんだけど二つだけ欠点があると思ってる。
一つは「海の祭礼」とか「暁の旅人」みたいに内容と結びつきにくいタイトルをつけることと、エッセイで同じネタを何度も使いまわすこと。
この単行本未収録の文章を没後、寄せ集めしただけの本もどこかで読んだことばかり。
しかし、吉村昭の文章を読めるだけで幸せなのでファンのエコひいきで星5つ。
一つは「海の祭礼」とか「暁の旅人」みたいに内容と結びつきにくいタイトルをつけることと、エッセイで同じネタを何度も使いまわすこと。
この単行本未収録の文章を没後、寄せ集めしただけの本もどこかで読んだことばかり。
しかし、吉村昭の文章を読めるだけで幸せなのでファンのエコひいきで星5つ。
2014年1月26日に日本でレビュー済み
平成18年7月に亡くなった著者最後のエッセイ、講演録などを纏めたもの。
序は作家で夫人の津村節子さんにより吉村氏最後の日々の様子が描かれる。
吉村氏の数々の本を読んで思うのは、この「ひとり旅」に書かれるように書斎の中での資料だけに頼らず、吉村さん自身が
現場に立ち、感じ、史実とされていたものでも、現地に足を運び人に会い、資料を検証、確認し、さらに疑問を生じれば推理
を働かせ、関連する周辺のものから徹底的に追求して行く姿勢の厳しさである。
一般に流布する説の真偽の検証、例えばこの中に出る薩長同盟成立に関する坂本竜馬の役割過大評価への疑問や海外の作家に
流行する歴史を背景にする本でも読まれる(売る)ために挿入する不必要なロマンスや人間関係など批判などは、私が最近読む本で
感じる入り込めないストーリーの弱さなど、このエッセイ集を読むと吉村氏のその立ち位置の違いがよく分かり納得させられる。
しかし、これらの諸小編が書かれた頃、ガンの闘病時期だったことを全く感じさせないしっかりした内容にも驚かされる。
序は作家で夫人の津村節子さんにより吉村氏最後の日々の様子が描かれる。
吉村氏の数々の本を読んで思うのは、この「ひとり旅」に書かれるように書斎の中での資料だけに頼らず、吉村さん自身が
現場に立ち、感じ、史実とされていたものでも、現地に足を運び人に会い、資料を検証、確認し、さらに疑問を生じれば推理
を働かせ、関連する周辺のものから徹底的に追求して行く姿勢の厳しさである。
一般に流布する説の真偽の検証、例えばこの中に出る薩長同盟成立に関する坂本竜馬の役割過大評価への疑問や海外の作家に
流行する歴史を背景にする本でも読まれる(売る)ために挿入する不必要なロマンスや人間関係など批判などは、私が最近読む本で
感じる入り込めないストーリーの弱さなど、このエッセイ集を読むと吉村氏のその立ち位置の違いがよく分かり納得させられる。
しかし、これらの諸小編が書かれた頃、ガンの闘病時期だったことを全く感じさせないしっかりした内容にも驚かされる。
2010年3月15日に日本でレビュー済み
もはや吉村昭の新作を味わうことはできなくなってしまったが、本書は彼の残した数々の書きものを伝えてくれる。
事実こそ小説、とのポリシーに貫かれて、一部の隙もない数々の作品を残してきたが、本書のエッセイは、それらの作品の裏話、あるいは小説からはとうていうかがい知れない吉村氏の素顔を垣間見ることができる。
さすが吉村先生、と感心することもあれば、こんな一面もあったのかと頬を緩めたりと、味わい深い一冊となっている。
事実こそ小説、とのポリシーに貫かれて、一部の隙もない数々の作品を残してきたが、本書のエッセイは、それらの作品の裏話、あるいは小説からはとうていうかがい知れない吉村氏の素顔を垣間見ることができる。
さすが吉村先生、と感心することもあれば、こんな一面もあったのかと頬を緩めたりと、味わい深い一冊となっている。
2007年8月8日に日本でレビュー済み
著者最後のエッセイ集。取材中の経験や発見、出会い等が小品として綴られる。どれも凛として風格があり言葉に無駄が無い。「史実自身がドラマだから」と作り話を排し、史実を忠実に追いかける。結果として敗者にも公平な眼差しを向け、歴史の新たな一面を掘り起こして来た。また時代の大きな転換点とその端緒にはほんの数年しかないと言い、幕末の転換期と太平洋戦争とを重ね合わせる。「戦艦武蔵」から始まり晩年の桜田門、天狗党、彰義隊といった作品を通して、時代の転換期を嗅ぎ取る意義を伝えた。インタビュー中の「長崎の女はあぶねえ」とは彼にしては意外な発言だと思いつつ「粋」を感じた。下町っ子の「粋」があったればこそ、司馬遼太郎とは違った歴史が見えたんだと改めて思い至った。