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わたしのグランパ (文春文庫 つ 1-10) 文庫 – 2002/6/10
筒井 康隆
(著)
中学生の珠子の前に突然現れた侠気あふれるおじいさんは、刑務所帰りの祖父だった。それから孫娘とグランパがくりひろげる大活劇
- ISBN-104167181118
- ISBN-13978-4167181116
- 出版社文藝春秋
- 発売日2002/6/10
- 言語日本語
- 本の長さ152ページ
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2002/6/10)
- 発売日 : 2002/6/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 152ページ
- ISBN-10 : 4167181118
- ISBN-13 : 978-4167181116
- Amazon 売れ筋ランキング: - 867,388位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。
1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
はじめ良し、中良し、終わり良し。
2021年12月6日に日本でレビュー済み
刑務所から出所した祖父が、突然、現れた。主人公の女子中学生は、うすうすは祖父(グランパ)の存在を気づいてきたものの、家族は彼女にひた隠しにしていたようで…、という始まりのジュブナイル作品。
主人公や家族にまつわる様々な問題を、持ち前の漢気で解決していく祖父。決して暴力に頼らないのが良い。
そんな主人公と祖父に起こる大事件。このクライマックスの果てのほろ苦いラストは、原作のタイガーマスクを彷彿させる。
ジュブナイルにしては、らしくないアブナイ表現が使われるのは著者ならではだろうか。
主人公や家族にまつわる様々な問題を、持ち前の漢気で解決していく祖父。決して暴力に頼らないのが良い。
そんな主人公と祖父に起こる大事件。このクライマックスの果てのほろ苦いラストは、原作のタイガーマスクを彷彿させる。
ジュブナイルにしては、らしくないアブナイ表現が使われるのは著者ならではだろうか。
2021年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
天才、筒井康隆の箸休め的作品。
2014年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画を観たのですが、原作を読めばまた違う感動を味わえました。
2002年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筒井康隆の作品では、少女を主人公にした小説に「時をかける少女」や「家族八景」等があります。「わたしのグランパ」も中学生の珠子が主人公です。
SFの要素はなく、少女と破天荒なおじいちゃん(グランパと彼女が呼んでいる)のふれあいを描いた物語です。
グランパは、導入部では、噂だけで登場します。おばあさん、父親、母親がいつか帰ってくグランパを噂し、珠子がどんな人か推理するところから始まります。グランパは、今ではすっかりいなくなった侠気を持った人で、グランパが戻ってきてからは、珠子の抱えていた問題が次々と解決され始めます。
どうも珠子だけではなかったようで、町中が、なんとなく暖かな雰囲気になっていくようです。
筒井康隆の描くグランパと珠子、珠子が知ったグランパの友人たちは何れも魅力的で、ホロっとしてしまいます。
ちょっと肩の荷を降ろして、心をリフレッシュしたいような時に相応しい小説だと思います。分量も140ページ程度で、文字も大きいので、気持ちが疲れたとき等にお読みになられると良いと思います。
SFの要素はなく、少女と破天荒なおじいちゃん(グランパと彼女が呼んでいる)のふれあいを描いた物語です。
グランパは、導入部では、噂だけで登場します。おばあさん、父親、母親がいつか帰ってくグランパを噂し、珠子がどんな人か推理するところから始まります。グランパは、今ではすっかりいなくなった侠気を持った人で、グランパが戻ってきてからは、珠子の抱えていた問題が次々と解決され始めます。
どうも珠子だけではなかったようで、町中が、なんとなく暖かな雰囲気になっていくようです。
筒井康隆の描くグランパと珠子、珠子が知ったグランパの友人たちは何れも魅力的で、ホロっとしてしまいます。
ちょっと肩の荷を降ろして、心をリフレッシュしたいような時に相応しい小説だと思います。分量も140ページ程度で、文字も大きいので、気持ちが疲れたとき等にお読みになられると良いと思います。
2008年3月23日に日本でレビュー済み
少年少女向けだな、こりゃ・・
ドラマ化を意識して書かれている気もするし。
(最近、こういうの多過ぎ)
キーワード
下町、ムショ帰りの爺さん、女の子、暴力団
ドラマ化を意識して書かれている気もするし。
(最近、こういうの多過ぎ)
キーワード
下町、ムショ帰りの爺さん、女の子、暴力団
2018年9月13日に日本でレビュー済み
個人的に「ニヤリ」としたのは、クライマックスにある、映画『リオ・ブラボー』そっくりの場面。
おそらく、「いただき」でしょう。
おそらく、「いただき」でしょう。
2015年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本来の筒井康隆節を期待しているとがっかりさせられるかもしれません。ジュブナイル向けの書き方になっています。
でもつまらないということはなく、最後まで楽しめました。
もう少し毒が強いといい、と思うのは筒井康隆の他の作品になれてしまっているからでしょう。入門編としてはよいと思います。
でもつまらないということはなく、最後まで楽しめました。
もう少し毒が強いといい、と思うのは筒井康隆の他の作品になれてしまっているからでしょう。入門編としてはよいと思います。