中央分離帯を越えたトラックは6台を巻き込む事故に…先頭車両の運転手は焼死したが、同乗者がいたのでは???
う~ん、森村誠一はちょっと今四つかな( ノД`)…
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レッドライト (文春文庫 も 1-21) 文庫 – 2006/11/10
森村 誠一
(著)
上司の米原部長を撲殺した桑崎は、逃げる途中、交通事故を目撃する。翌日のニュースは、米原が「ひき逃げで死亡」と報じた。「違う!」
- 本の長さ293ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2006/11/10
- ISBN-104167191210
- ISBN-13978-4167191214
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2006/11/10)
- 発売日 : 2006/11/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 293ページ
- ISBN-10 : 4167191210
- ISBN-13 : 978-4167191214
- カスタマーレビュー:
著者について
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1933年、埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。ホテルマンを経て作家となる。’69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、’73年『腐蝕の構造』 で第26回日本推理作家協会賞を受賞。2003年には第7回日本ミステリー文学大賞を受賞した。ミステリーを中心に、歴史小説、ノンフィクションなど、多 岐にわたる分野で活躍(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 復活の条件 (ISBN-13: 978-4334076955 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2014年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
森村作品、かなり購読してますが、そのうちで普通の部類です。これは旅行中に読む本で、さっと読めるものです、内容
Entertainment Category!ご参考になりますか?
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2013年6月26日に日本でレビュー済み
やはりこの著書のような作品が森村氏には一番合っている感じがします。
日常よくある玉突き事故や轢き逃げ事故を題材に、そこに著者ならではの筋書きが盛り込まれていて、読者を魅了させます。
犯罪が犯罪を呼ぶようなドラマ仕立ての構成と、緻密で細かいストーリー展開に先を先をと読み進めてしまう衝動に駆られますね。
登場人物の人間模様も旨く描かれていて、読んでいて目が離せませんでした。
森村氏は人の心情を捉えるのが非常に旨いです。多分作家になる前のホテルマン生活が役に立っているのかもしれません。
日常よくある玉突き事故や轢き逃げ事故を題材に、そこに著者ならではの筋書きが盛り込まれていて、読者を魅了させます。
犯罪が犯罪を呼ぶようなドラマ仕立ての構成と、緻密で細かいストーリー展開に先を先をと読み進めてしまう衝動に駆られますね。
登場人物の人間模様も旨く描かれていて、読んでいて目が離せませんでした。
森村氏は人の心情を捉えるのが非常に旨いです。多分作家になる前のホテルマン生活が役に立っているのかもしれません。
2018年5月30日に日本でレビュー済み
内容や伏線は良かったし、設定も森村誠一の作品のなかでは現実味を帯びていたのでよしとしよう
ただ、作品紹介では桑崎が上司を殺害したのに違う場所でひき逃げ遺体として発見されたことと玉突き事故の二つが複雑に絡み合う展開かと思いきや、上司のひき逃げの真相があまりにも短絡だし、現場から道路まで意識朦朧としたなかで歩いていた等の描写もない
そして、焼死体の同乗者も、中盤にはわかってしまった
ただ、作品紹介では桑崎が上司を殺害したのに違う場所でひき逃げ遺体として発見されたことと玉突き事故の二つが複雑に絡み合う展開かと思いきや、上司のひき逃げの真相があまりにも短絡だし、現場から道路まで意識朦朧としたなかで歩いていた等の描写もない
そして、焼死体の同乗者も、中盤にはわかってしまった
2017年2月23日に日本でレビュー済み
犯人だったら、震え上がるような展開。周りの人が全てsnake in the grassに見えるだろう。さすが著者という内容。
2008年1月21日に日本でレビュー済み
森村作品を彩るヒーローの一人である牛尾正直(まさなお)刑事は新宿西署に勤務するベテラン刑事である。『窓』(2004年、光文社文庫)という作品で、彼は「光の灯ったそれぞれの窓の奥にはめ込まれている人生を思う。規格的な窓の眺めと形であるが、その中の人生は決して規格的ではあるまい」(23頁)と感慨深い言葉を発している。むろん同じ人生など決してないが、世間は意外と狭いものだ。偶然の出来事が連続的に繋がり予期せぬ帰結を招くことだって十分にある。本作品『レッドライト』(土曜ワイド劇場で2003年に放送)は、そうした「偶発性」がもたらす奇怪な事件を通じた人間模様を巧みな筆致によって描きだした力作である。「本当にありそうな話だ」と感じるものは私だけではないだろう。犯人が一人とは限らない。最終章「準現場の証拠」はとくに印象深い。犯行現場では何1つ証拠を残さずに完璧な任務を遂行した犯人が、それに準じる現場で決定的な証拠を残してしまう。しかもそれに気がついていない。犯人を追い詰める、そして「止めを刺す」センテンスにも迫力がある。丹念に読んでいけば疑われる人物が当然のように捜査対象になるはずだが、「至近距離の盲点」という章にあるように、「言われてみればたしかに・・・」と思えるような、ストーリー展開になっている点も見逃せない。犯人が最後に発した次のセリフは、たしか実際のテレビ放送でも取調室において語られていた。「私には先行車や対向車、また交差点の信号のレッドライトが人生に待ち伏せている危険信号のようにおもわれます。危険に捕まった者でなければ決してわからない、心に刻みつけられたまがまがしい色です」(281頁)。犯人には危険信号でも、それは危険を回避するための安全信号とみなすことだってできる。リアルな内容に大いに興味をもって読了した。『夜行列車』、『棟居刑事の情熱』も読んでみたが、どれもお薦めである。
2014年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み手をグイグイ引っ張ってゆくような時代は、もう終わったんだろうな。