無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
逆軍の旗 (文春文庫) 文庫 – 1985/3/9
藤沢 周平
(著)
戦国武将のなかにあり、ひときわ異彩を放つ不可解な男・明智光秀。その性格と行動は、いまだ多くの謎につつまれている。時代小説の第一人者が初めててがけた歴史小説の異色作品。
- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1985/3/9
- ISBN-10416719211X
- ISBN-13978-4167192112
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1985/3/9)
- 発売日 : 1985/3/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 269ページ
- ISBN-10 : 416719211X
- ISBN-13 : 978-4167192112
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,102,384位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
昭和2(1927)年、鶴岡市に生れる。山形師範学校卒業。48年「暗殺の年輪」で第六十九回直木賞を受賞。平成9(1997)年1月逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『乳のごとき故郷 (ISBN-13: 978-4163726502 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題作より、最後の一話が上杉鷹山の話で、素晴らしいですね。
2019年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題作の「逆軍の旗」藤沢周平は、裏切り者の代名詞とも言える明智光秀にすら、冷静な優しさを持って小説にするのだと思った。
多くの本能寺の変関連の小説を読んだが、私にとっては、もっとも光秀の思いに近づけたと感じた。
あとの三タイトルは、あとがきにあるよう、歴史的事実を元に人間を探る、というのにふさわしい内容だが、脚色は控えめで、それだけにドラマチックさは少し物足りないと感じた。
多くの本能寺の変関連の小説を読んだが、私にとっては、もっとも光秀の思いに近づけたと感じた。
あとの三タイトルは、あとがきにあるよう、歴史的事実を元に人間を探る、というのにふさわしい内容だが、脚色は控えめで、それだけにドラマチックさは少し物足りないと感じた。
2020年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は藤沢氏の大フアンです。氏の殆どの作品は読んでいます。藤沢氏は、信長は余りにも多くの人を殺したので嫌いだと言ったと、何かの折に読んだ気がします。坂口安吾の織田信長に始まり、安土往還、秋山駿の「信長」等信長に関する名著が有るのですから、何も嫌いな人物を藤沢氏が描く必然性はありません。数多の三流作家が信長そのものを書けないから「本能寺の何がし的な馬鹿な物」を書く。当然本能寺を書けば信長と、其れしか無い光秀が出て来る。いくら藤沢氏でも光秀を麒麟とは描けないでしょう。「うそつき光秀」が光秀の出自としては最も妥当と思います。嫌いとは言え、藤沢氏にとっても信長は気になる存在であった事は否めません。結局本能寺を熱なく書いたのでは無いでしょうか。駄作です。上杉鷹山に出てくる人物名に、戦国時代の須田とか、忠臣蔵の千坂何某が出てくるのが新鮮でした。吉良上野の子息は、親譲りの馬鹿ものなので、ホットしました。上杉景勝も直江兼続も三流の人物なので、上杉家の裔はこんなものでしょう。今は亡き藤沢氏に失礼ですが、最近この本をkindle本で読んだので、旬のレビューとはなりません。最近光秀本が多数出ていますが、結局信長のおこぼれによる小銭稼ぎと言う、下賤の極みです。あの世へのご報告まで。
2014年2月28日に日本でレビュー済み
中ではやはり、光秀を描いた表題作の、逆軍の旗、それと、上杉
鷹山を描いた、幻にあらずが面白い。巻末のあとがきも、読むべし。
鷹山を描いた、幻にあらずが面白い。巻末のあとがきも、読むべし。
2011年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段戦国時代小説しか読まない小生にとって光秀以外の作品は時代背景にも疎いが、全作品とも非常に面白かった。
中でも「幻にあらず」は上杉藩の財政逼迫を見事に表しており興味ある作品だ。
一般文学通算719作品目の感想。通算1074冊目の作品。2011/09/05
中でも「幻にあらず」は上杉藩の財政逼迫を見事に表しており興味ある作品だ。
一般文学通算719作品目の感想。通算1074冊目の作品。2011/09/05
2021年7月22日に日本でレビュー済み
あとがきによれば、この本の4篇は、藤沢周平氏が「解明されない、あるいは解明不可能と思われる」歴史の未知の領域に、挑んだ小説とのこと。主人公の選ぶ道筋が理解出来れば、成功と云えるが、読んでそう思えるものは、なかった。特に光秀は、新味に欠け、上の記述に照らしても、氏の取り上げた意図が掴めない、それが侘しかった。
2020年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語り性に乏しく、次の展開にワクワクする期待が持てない作品ばかりであった。