読んでみてください。本に関してはそれしかいえません。
スタンドバイミーも良かったですけど、これもいいですよ。
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少年時代 下 (文春文庫 マ 6-5) 文庫 – 1999/2/1
素晴らしい魔法の王国で過ごした少年時代の冒険の日々──その瑞々しいノスタルジーで各書評子の心を震わせた傑作、ついに文庫化
- 本の長さ494ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1999/2/1
- ISBN-104167254379
- ISBN-13978-4167254377
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1999/2/1)
- 発売日 : 1999/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 494ページ
- ISBN-10 : 4167254379
- ISBN-13 : 978-4167254377
- Amazon 売れ筋ランキング: - 366,137位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上下購入しましたとても良い本です、読書の好きな方々に勧めたいです。
2011年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あとがきに、書いてあるのだが
この本が日本で発売されたとき、
「本屋にならべる本は、今年はコレだけでいいじゃないか」
という発言をする人すらいたらしい(笑)。
その気持ちがわかる素敵な小説です。
小説を読みなれていない人も
上巻だけではなく、がんばって下巻も読み通してもらいたいものです。
この本が日本で発売されたとき、
「本屋にならべる本は、今年はコレだけでいいじゃないか」
という発言をする人すらいたらしい(笑)。
その気持ちがわかる素敵な小説です。
小説を読みなれていない人も
上巻だけではなく、がんばって下巻も読み通してもらいたいものです。
2009年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1960年代の米国南部の田舎町ゼファーを舞台に、空想好きな12歳の少年コーリー・マッケンソンの1年に渡る冒険と成長を描く小説『少年時代』。春と夏が描かれた上巻に続き、下巻では秋と冬、そして後日談として今のゼファーが描かれます。
上巻の冒頭で起きた殺人事件。コーリーは、大切な存在を失うなどの試練を乗り越えて成長しながら、少ない手ががりを元に事件の真相を追います。そして明らかになる意外な犯人。コーリーが犯人と対峙する場面はまさにスリルとサスペンスです。
この作品は、上下巻合わせると約1,000頁の大部な小説ですが、殺人事件の謎を軸に、古き良き時代への郷愁をかきたてるいくつものエピソードが描かれ、読むのが全く苦にならなかったばかりか、読み終わってしまうのが惜しいと思う稀な読書体験ができました。
出会えた幸運に心から感謝すると共に、まだ読んでいない方には自信を持ってお薦めできる正真正銘の傑作です。
上巻の冒頭で起きた殺人事件。コーリーは、大切な存在を失うなどの試練を乗り越えて成長しながら、少ない手ががりを元に事件の真相を追います。そして明らかになる意外な犯人。コーリーが犯人と対峙する場面はまさにスリルとサスペンスです。
この作品は、上下巻合わせると約1,000頁の大部な小説ですが、殺人事件の謎を軸に、古き良き時代への郷愁をかきたてるいくつものエピソードが描かれ、読むのが全く苦にならなかったばかりか、読み終わってしまうのが惜しいと思う稀な読書体験ができました。
出会えた幸運に心から感謝すると共に、まだ読んでいない方には自信を持ってお薦めできる正真正銘の傑作です。
2007年7月14日に日本でレビュー済み
本書は、「週刊文春ミステリーベスト10」の「20世紀オールタイムベスト海外部門」で第12位に輝いた、ロバート・マキャモンの名作である。
以下に本書が獲得した数々の栄冠をあげてみる。
’95年、「このミステリーがすごい!」海外編第2位。
「ブラム・ストーカー賞」受賞。「世界幻想文学大賞」受賞。「日本冒険小説協会大賞」受賞。とにかく評判の高い小説なのである。
この、文庫にして上・下巻981ページにも及ぶ大長編の主人公は、12才の空想好きで夢見がちな少年コーリーである。舞台はアメリカ南部アラバマ州の田舎町。冒頭のコーリーが父親と遭遇した殺人事件が物語の縦糸となり、それに、彼の変化に富んだ一年のさまざまなエピソードが横糸として絡み、ストーリーは進行してゆく。
カーニヴァルから逃げて河に潜む怪しげな怪物、不思議な力を秘めた愛用の自転車、そして魔術を使う黒人の老女など、長い人生のある一時期、少年にだけ見ることのできる出来事が、ファンタスティックな雰囲気の中で繰り広げられてゆく。それでいて、父親の失業、愛犬や親友の死という悲しい現実もあって、胸を打つのである。また、悪ガキとの対決や異性へのおののきもちゃんと語られている。とにかく12才の少年が出遭うあらゆることがしっかりと描ききられているのだ。
私が最も感じ入ったのは、夏休みに入ってすぐ、コーリーとその友達たちに翼が生えて、空を自由に飛ぶシーンである。つい私も、本好きで空想好きだった12才の少年の頃に戻ったような感銘を受けた。
本書は、大筋では謎解きサスペンスなのだろうが、メインのストーリーとしては、どこにでもいるような少年の、ノスタルジックな成長物語の大傑作である。
以下に本書が獲得した数々の栄冠をあげてみる。
’95年、「このミステリーがすごい!」海外編第2位。
「ブラム・ストーカー賞」受賞。「世界幻想文学大賞」受賞。「日本冒険小説協会大賞」受賞。とにかく評判の高い小説なのである。
この、文庫にして上・下巻981ページにも及ぶ大長編の主人公は、12才の空想好きで夢見がちな少年コーリーである。舞台はアメリカ南部アラバマ州の田舎町。冒頭のコーリーが父親と遭遇した殺人事件が物語の縦糸となり、それに、彼の変化に富んだ一年のさまざまなエピソードが横糸として絡み、ストーリーは進行してゆく。
カーニヴァルから逃げて河に潜む怪しげな怪物、不思議な力を秘めた愛用の自転車、そして魔術を使う黒人の老女など、長い人生のある一時期、少年にだけ見ることのできる出来事が、ファンタスティックな雰囲気の中で繰り広げられてゆく。それでいて、父親の失業、愛犬や親友の死という悲しい現実もあって、胸を打つのである。また、悪ガキとの対決や異性へのおののきもちゃんと語られている。とにかく12才の少年が出遭うあらゆることがしっかりと描ききられているのだ。
私が最も感じ入ったのは、夏休みに入ってすぐ、コーリーとその友達たちに翼が生えて、空を自由に飛ぶシーンである。つい私も、本好きで空想好きだった12才の少年の頃に戻ったような感銘を受けた。
本書は、大筋では謎解きサスペンスなのだろうが、メインのストーリーとしては、どこにでもいるような少年の、ノスタルジックな成長物語の大傑作である。
2013年8月20日に日本でレビュー済み
1960年代のアラバマ。12才の少年の夏。
10年ぶり?に読み返してみて、思わずうなり、落涙した。
コミックブック、ホラー映画、べたべたするキャンディとカーニバル。
そして、少年には自転車と犬がよく似合う。
主人公コーリーが友人達に物語を聞かせることにたけており、仲間と森へピクニックへ行くーーとなると、S・キングの「スタンドバイミー」をどうしても思い浮かべてしまうが、本書はファンタジー色が強く、風景描写も密で、情緒に溢れている。むしろレイ・ブラッドベリに近いかもしれない。
実際、コーリーが父からもらうクリスマスプレゼントは、古本屋で売られていた「太陽の黄金の林檎」なのだ。
上下2冊の長編だが、各章が味わい深い短編小説の体をなしており、殺人事件にまつわる謎が全体を縦糸のように貫いている。根深い人種問題も、また。
殺人事件を目撃して以来、無力感に苛まれ、焦燥していく父親を案じつつ、生来の好奇心にもかられ、ついに謎を解くコーリー。その謎は、あまりにも重いものだった。
だが、そこへ至るまでに、なんと笑わせ、心を揺さぶり、かつ度肝を抜いてくれることか。容貌魁偉な悪党、一癖もふた癖もある街の人々。魔法使いのザ・レディ。さらに、悪夢のような蜘蛛ザル。ハンターが夢見る、まっ白い大鹿・スノーダウン。
生徒達にとっては輝かしい夏休みの始まりを告げるベルが鳴った後、がらんとした教室に一人残る老いた教師の姿が胸に焼き付く。親友が酸素テントの中で、苦しい息の下、コーリーにいう「何か話してくれ」というひと言も。
カーニバルの檻から自由になった「ロストワールドの怪獣」には、いつまでもゼファーの町外れの森で平和に暮らしていてほしい。
マキャモンの「魔法」にどっぷりと浸れる一冊。
10年ぶり?に読み返してみて、思わずうなり、落涙した。
コミックブック、ホラー映画、べたべたするキャンディとカーニバル。
そして、少年には自転車と犬がよく似合う。
主人公コーリーが友人達に物語を聞かせることにたけており、仲間と森へピクニックへ行くーーとなると、S・キングの「スタンドバイミー」をどうしても思い浮かべてしまうが、本書はファンタジー色が強く、風景描写も密で、情緒に溢れている。むしろレイ・ブラッドベリに近いかもしれない。
実際、コーリーが父からもらうクリスマスプレゼントは、古本屋で売られていた「太陽の黄金の林檎」なのだ。
上下2冊の長編だが、各章が味わい深い短編小説の体をなしており、殺人事件にまつわる謎が全体を縦糸のように貫いている。根深い人種問題も、また。
殺人事件を目撃して以来、無力感に苛まれ、焦燥していく父親を案じつつ、生来の好奇心にもかられ、ついに謎を解くコーリー。その謎は、あまりにも重いものだった。
だが、そこへ至るまでに、なんと笑わせ、心を揺さぶり、かつ度肝を抜いてくれることか。容貌魁偉な悪党、一癖もふた癖もある街の人々。魔法使いのザ・レディ。さらに、悪夢のような蜘蛛ザル。ハンターが夢見る、まっ白い大鹿・スノーダウン。
生徒達にとっては輝かしい夏休みの始まりを告げるベルが鳴った後、がらんとした教室に一人残る老いた教師の姿が胸に焼き付く。親友が酸素テントの中で、苦しい息の下、コーリーにいう「何か話してくれ」というひと言も。
カーニバルの檻から自由になった「ロストワールドの怪獣」には、いつまでもゼファーの町外れの森で平和に暮らしていてほしい。
マキャモンの「魔法」にどっぷりと浸れる一冊。
2014年5月13日に日本でレビュー済み
新緑のころ(いま5月)になると読みたくなる。
陽光と怖れにあふれてた12歳のころに戻る。空を飛ぶシーンで涙があふれてくる。
20年前、仕事の面で私を育ててくれた会社の社長は、女癖は悪いし結構いいかげんな人だったが
この小説をものすごくいいと言っていた。それだけでこの人は信用できると思った。
陽光と怖れにあふれてた12歳のころに戻る。空を飛ぶシーンで涙があふれてくる。
20年前、仕事の面で私を育ててくれた会社の社長は、女癖は悪いし結構いいかげんな人だったが
この小説をものすごくいいと言っていた。それだけでこの人は信用できると思った。
2008年2月24日に日本でレビュー済み
遠い外国のちょっと不思議な物語なんですが、
なぜか、いやに懐かしいような郷愁を覚えます。
間違いなく色のイメージはセピアです。
この作品は冒険、謎、魔法、親子愛、ホラー、
友情、笑い、など様々な要素で構成されてますが、
どれをとっても超一級です!
エンターテイメントの鑑のような物語です!
マキャモンの著作にはよく、面白い神父が登場
しますが、今作もなかなか笑えます。
とにかくすごく面白い!!
なぜか、いやに懐かしいような郷愁を覚えます。
間違いなく色のイメージはセピアです。
この作品は冒険、謎、魔法、親子愛、ホラー、
友情、笑い、など様々な要素で構成されてますが、
どれをとっても超一級です!
エンターテイメントの鑑のような物語です!
マキャモンの著作にはよく、面白い神父が登場
しますが、今作もなかなか笑えます。
とにかくすごく面白い!!