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華栄の丘 (文春文庫 み 19-13) 文庫 – 2003/3/7

4.2 5つ星のうち4.2 122個の評価

この商品には新版があります:

争いを好まず、詐術とは無縁のまま乱世を生き抜いた小国の宰相、華元。大国晋と楚の和睦を実現に導いた男の奇跡の生涯を描く名作
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2003/3/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/3/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 287ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167259141
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167259143
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 122個の評価

著者について

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宮城谷 昌光
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1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。

出版社勤務等を経て1991(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。1993年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞受賞。2000年、司馬遼太郎賞受賞。

『晏子』『玉人』『史記の風景』『楽毅』『侠骨記』『孟夏の太陽』『沈黙の王』『奇貨居くべし』『管仲』『香乱記』『三国志』『古城の風景』『戦国名臣列伝』『春秋名臣列伝』『風は山河より』『新 三河物語』等著書多数。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
122グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い。この作家の古代中国を題材にした小説は、登場人物が外貌は兎も角、賢いので最後まで一気に読めて、楽しいです
2021年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
春秋時代の小国 宋の名宰相と称された華元のさわやかな生き様を描いた中編。宮城谷ワールドは夏姫春秋に続いてですが、本作も味わい深い読後感に包まれる一作です。「和は礼をもって成るのでして、武によって成るものではありません」なんて言葉を超大国の宰相達にぶつけたいものです。それにしても、いつからか中国古典は脳内でキングダム調に漫画再生されるようになっています。(文官の活躍でも・・)
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年7月27日に日本でレビュー済み
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「礼」というものが、政治の中にあり、それに基づいて国が運営される。そうした世界がだんだん破壊されて行く情況が感じ取れました。おもしろく読み終えるのが惜しいくらいでした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年4月10日に日本でレビュー済み
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この本を読んでよかった。人生を生きていくうえでの指針になった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年9月12日に日本でレビュー済み
 21世紀の超大国が20世紀の超大国へかつて強烈なメッセージを送った。
 それは「覇権主義」という四字熟語。かつて王道の国であった華元の子孫の国から、覇道で成り上がろうとしている国への牽制であった。
 その覇権主義を地でいくような春秋時代。果たしてこんなさわやかないい男が本当にあったのだろうか。
 古代中国の礼制は春秋中期で変わる。「礼」とは何のことはないただの「常識」のことだ。礼が変わるとは、つまり常識が変わったというだけのことなのだ。この時代を生きた華元は、いわばその時代最後の常識人ということになる。最後の常識人とは、未来を知る預言者のことである。
 「大道廃れて、仁義あり」。老子もそういう時代の生んだ常識人だったのだ。
 なぜ、今、最後の常識人がもてはやされるのか。
 覇権主義が跋扈している現在は、まさに新・春秋時代ということなのだ。

 ここに歴史書がある。
これまでの価値観が通用しなくなる時代を記録し、未来を預言し、その時代の名付け親ともなった『春秋左氏伝』である。
 第三の文明という巨大な波が産業社会を呑みこもうとしている、そんな時代に宮城谷は2600年の時空を超えて、新しい『春秋』の伝を編む。
 こういう時代だからこそ、ありえないほどの「いい男」にいて欲しいというメッセージを込めて
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年10月17日に日本でレビュー済み
宮城谷作品の中でも屈指の難書だと感じました。
時代背景の複雑な時代を舞台にした内容なので、ある程度の知識が備わっていないと内容を理解するのは難しいのでないでしょうか。
しかし、華元の特異な生涯は一読の価値があると思います。
また、春秋期の独特な国家像を目の当たりにすることもできる点でも、貴重な作品といえるのではないでしょうか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年5月6日に日本でレビュー済み
難解な漢語が出てくるのが宮城谷小説の問題点だが、この小説も同様。ただ、文脈で読みこなせる。
主人公が突出した偉人で無い辺りが好感が持てる。瑕瑾から敗戦へ繋がり捕虜となる所は却って、この人物の大きさを感じさせる
命拾いをしたのも公孫師に恩を売っていたからで、その恩も個人的な返礼を考えずに国を思ってした事から出ている。個人的な恩なら主君は救おうとしなかっただろう
礼に対して礼で返す。古き良き時代の物語
2009年6月15日に日本でレビュー済み
個人的にいいたいことは「春秋」の
風景とかがよく見えてくる作品。

「華栄の丘」<宮城谷昌光>→「子産」<宮城谷昌光>→「伍子胥」<伴野朗>

の順で読んでいくと、時代がつながっていて、
二人の著者の人物の捉え方がよくわかる。

「子産」には晩年の華元が出てくるし、「伍子胥」には、
晩年の子産が出てくる。
また「華栄の丘」には楚の荘王が出てきて、伍子胥の祖である
伍奢が出てくる。
「伍子胥」は楚に常に目を向けているので、
「子産」を読んでいくとよくわかる。

順番に読むとなかなか楽しめる。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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