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松井須磨子: 女優の愛と死 (文春文庫 292-5) 文庫 – 1986/1/1
戸板 康二
(著)
帯有りません。若干のスレと少しヨゴレがあります。天辺、小口に少しヤケがあります。中身は少しヤケはありますが比較的きれいです。
- 本の長さ259ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1986/1/1
- ISBN-10416729205X
- ISBN-13978-4167292058
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1986/1/1)
- 発売日 : 1986/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 259ページ
- ISBN-10 : 416729205X
- ISBN-13 : 978-4167292058
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,059,479位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,155位演劇 (本)
- - 9,839位文春文庫
- - 69,763位アート・建築・デザイン (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年10月9日に日本でレビュー済み
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大衆芸能の勃興期に翻弄される坪内逍遥とその弟子島村抱月。女優松井須磨子と文芸界のエリートが芸術と商業主義の間で苦闘するこの著作自体がドラマのような話だ。漱石が坪内の演劇を見に来たが途中で退席した話など貴重だ。
2016年8月30日に日本でレビュー済み
久しぶりに一気に一冊の本を読んだ。須磨子の演じた劇のことが知りたくてこの本を買ったが、当初はあまり期待していなかった。陳腐な副題「女優の愛と死」からは、三文小説くらいの印象しかない。著者本人も、書くための資料を整える段階では小説、いいところがノンフィクションくらいのことを考えていたのだろう。ところが、これは小説ではない。この本は、著者があとがきでいうように「考証」である。その取材力や資料集めはすばらしい。それをもとに巧みな文章力で小説仕立てで書き進めるが、話の裏に証拠があるので、それぞれの話には説得力がある。そして、須磨子と島村抱月の関係を単に男女の問題として取り上げるのではなく、芸術座のなかで、明治末期から大正初期にかけての演劇界のなかでみつめようとしている。このため、「女優の愛と死」にのみ関心のある読者にはうっとうしいにちがいないが、やたら多くの俳優の名前や劇関係者や早稲田の人脈がでてくる。これは劇評論家にしてできることである。須磨子に関しては、ほかにもいくつかの著作がある。恋愛小説としてはもっとおもしろいものはあるかもしれないが、二人の真実に迫るには、本書に勝るものはないだろう。