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立花隆

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臨死体験上 (文春文庫た 5-9) 文庫 – 2000/3/10

立花隆 (著)

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「臨死体験」をめぐり、世界中の体験者・医師に取材した記念碑的ノンフィクション!
まばゆい光、暗いトンネル、亡き人々との再会――死の床から奇跡的に甦った人々が、異口同音に語る不思議なイメージ体験。その光景は、本当に「死後の世界」の一端なのだろうか。人に超能力さえもたらすという臨死体験の真実を追い、著者は、科学、宗教、オカルトの垣根を越えた、圧倒的な思考のドラマを展開する。
科学はどこまで臨死体験の核心に迫りうるのか。生物学者や神経学者は、様々な実験や仮説によってそのメカニズムの解明に挑み、成果をあげてきた。しかし、なお謎は残る。蘇生した人々はなぜ、本来、知るはずのない真実を知ってしまうのだろうか……。
構想、取材、執筆に五年。発表と同時に大反響を呼んだ著者渾身の大著。

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本の長さ

490ページ
言語

日本語
出版社

文藝春秋
発売日

2000/3/10
寸法

10.7 x 1.9 x 15.2 cm
ISBN-10

4167330091
ISBN-13

978-4167330095
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登録情報

出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2000/3/10)
発売日 ‏ : ‎ 2000/3/10
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 490ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4167330091
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167330095
寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.9 x 15.2 cm

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- - 1,054位超心理学・心霊
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4.2 213個の評価

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立花隆

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1940年長崎県生まれ。64年東京大学仏文科卒業。(株)文藝春秋を経て東大哲学科に学士入学。74年「田中角栄研究」を「文藝春秋」誌上に発表。著書多数(「BOOK著者紹介情報」より：本データは『ぼくらの頭脳の鍛え方　(ISBN-13: 978-4166607198 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

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Kindleユーザー

臨死体験下巻もお勧めします

2023年6月24日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

立花氏の作品は多く読んでいますがこの臨死体験下巻は特に得られるものが多かったこの下巻には最後の最後に重要な情報が記されているので最後に期待して読み進んでいただきたい

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ko太郎

良い

2023年12月30日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

良い

2022年6月21日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

この本の書評を短くまとめるのは困難である。
結局、読者は最後まで読み通してしか正確な感想を持ちえない。しかし、それではカスタマーレビューの意味をなさないため、できるだけ短く、そして正確に内容を伝える努力をしてみようとは思ふ。

人間は死ぬ間際に体外離脱し、いわゆる死後の世界を垣間見る。ほとんどの場合、それは温かく、安らかで、光がキラキラとさすような居心地の良い場所である。
難病の患者が死に瀕したとき、一度この臨死体験をするともはや死ぬことが怖くなくなるばかりか、むしろそちらへ行ってみたいと感じるようだ。

さてそのような臨死体験をした人間が再び生きて還ってきた後、それまでとはまったく異なる人生観やものの見方をするようになるという報告が統計的にデータを取るとわかる。例えば金銭欲や地位や名声、他人から自分がどう思われているかなどといったことには関心を持てなくなり、その代わりもっと人の気持ちをわかってあげて何か少しでも役に立ちたいとか、争いごとや不平不満から遠ざかり、愛と慈しみに満ちた生活を送りたくなるのだという、やはり統計やデータがある。

ではその臨死体験で垣間見た世界は、単なる幻覚や迷妄なのか、あるいは客観的な実在なのか、といえば、科学者や医師の間には議論がある。これらの議論はごく最近、1970年代まではまともに取り上げられることもなく、また世界中に同じような体験をしたという人がものすごく多くてもはや無視できないことだということもこれまであまり知られていなかった。

そして結局死後の世界はあるのかないのか、どちらにしてもその科学的根拠はなにか、ということが著者の立花隆氏の精力的なインタビューの集大成として本書にまとめてある。

以下は私個人の感想である。臨死体験を経ての大きな変化は、その体験者本人だけでなく、こうした書物を読んで”追体験”した読者にも表れると思う。
どのような心境の変化、ものの見方や人生観が変わるかどうかはなんともいえない。
私はこれまで病院で手当ての甲斐なく息を引き取る人や、不遇の事故などで亡くなる方々が可哀そうでならなかった。しかし、本書を読んでみてそういった死に瀕した人たちがどのような体験をし、どういう気持ちになることが多いのかを知って自分なりにスピリチュアルな考え方が大きく変わった。
だからこれらの研究を続けている学者や医者の文献や書物が、難病患者の心のケアや、ひいては大切な者を失う家族らの哀しみを和らげることに役立つのだと思う。

これ以上書きたいこともあるのだけれども、あとは本書を根気よく最後まで読破して欲しい。
長文を読んで下さって感謝いたします。ありがとうございました。

55人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

あき

本は大事に扱って下さい

2021年6月30日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

本が、一部押し潰されてました。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

大上奉希

知の巨人

2023年1月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

とことん追求して真実を知る

2021年9月2日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

この本で自分の存在や体験が納得できた。
コロナ禍で、自分が軽い鬱のようになったら読んだらいいと思う。いかに自分の思考パターンが狭小化しているか、気づくかも。

8人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

天道虫

死は怖くない？

2019年5月28日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

この本を読んで、自分が死ぬときのことをすごく想像しました。
でも、本にあるように、死は至福の体験なのかもしれない、と思うと、
少しだけ、死というものを受け入れられるような気がします。
自分の死も、大切な人の死も。
面白かったです。

27人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

猫わらび

人は死んだらどうなるのか。

2014年10月26日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

全人類が気になることだと思います。

そんな中、注目された臨死体験。

臨死体験者を死を一度体験した人と考える人は多くいるでしょう。

そんな臨死体験者に立花氏自身がインタビューしたり、その分野の第一人者たちに取材を重ねた内容がまとめられています。

読んだら死んだらどうなるか・・・そんなことはわかりません（笑）

私個人としてはこちらの本を読んで自分自身の考えとしては死後の世界はないのではないかと思いました。

もちろんどうかは死んでみないことにはわかりませんし、多くの臨死体験者が信じているような素敵な死後の世界があるならうれしいとは思いますが。

しかし、死ぬということは、もちろんそこに至るまでの過程で苦しみはあるにしても本当に本当に死ぬときまで苦しいかというとそんなことはないのではないかと思うことができました。
もちろん臨死体験者たちは実際に死んだわけではないので実際死ぬときはどうなるのかわかりませんが。

また、立花氏がこのような本を書いたり、死後の世界があると考えることをそこまで強く否定しないことから、立花氏がオカルト主義者と揶揄されることがあるようですが、立花氏は（ご自身でも様々な場面でいわれていますが）個人的に死後の世界があるわけではなく脳内の体験ではないかという立場に立っているがために、そちらにばかり偏らないようあえて死後の世界肯定派を必要以上に否定できなかったのではないかというのが私の感想です。
本書を読んでご自身のスタンスが（もちろん本書では明言は避けていらっしゃいますが）死の間際の体験は脳内で起こるものだと考えているがゆえに、ジャーナリストとしてそちらにばかり偏らないようにか無理そうなところでも死後の世界肯定派をそれがまちがっているのではなくわからないというスタンスを貫いているように感じました。
上記は立花氏のファンとしての意見です。

私は可愛がっていたペットが死んだことがきっかけで読みましたが読んでよかったと思います。

また、死がもちろん怖いですが、そこまで怖くはなくなったことで、フラットな気持ちで生きられるようになった気がします。

死が近づいている人にこのような本を進める勇気は私にはありませんが、そうでない段階で知識として知っておくのはいいのではないかなと思います。

死というのは、ご自身のものはもちろん、多くの人は生きていく中で大切な存在の死に向き合うことは避けては通れないものだと思いますが、そのようなときにこのような知識があれば少しは気が楽になるのではないでしょうか。

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