無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
昭和の終わりと黄昏ニッポン (文春文庫 さ 11-9) 文庫 – 2011/10/7
佐野 眞一
(著)
- 本の長さ383ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2011/10/7
- ISBN-104167340097
- ISBN-13978-4167340094
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2011/10/7)
- 発売日 : 2011/10/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 383ページ
- ISBN-10 : 4167340097
- ISBN-13 : 978-4167340094
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,054,637位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,755位文春文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1947(昭和22)年東京生れ。
出版社勤務を経てノンフィクション作家に。主著に、民俗学者・宮本常一と渋沢敬三の交流を描いた『旅する巨人』(大宅賞)、エリートOLの夜の顔と外国人労働者の生活、裁判制度を追究した『東電OL殺人事件』、大杉栄虐殺の真相に迫り、その通説を大きく覆した『甘粕正彦 乱心の曠野』『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』など多数。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和から平成に今何が問題なのか、これからも続くと思われる問題に納得しました
2013年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
基本的に、読めれば(状態が悪くても)よし、という気持ちで購入。 良い意味で期待に反し、新品同様の状態で、びっくりしました。
2022年2月15日に日本でレビュー済み
第一部を「昭和の終わった日」として、昭和天皇の死を中心に、それにからめて現代日本の様々な問題点を分析し記述しています。確かに昭和天皇という存在から、改めて、近代日本にとっての、そして現代に生きる我々に天皇制というものを考えさせられます。ただ、この文庫本に限って言えば、第二部の「平成不況を歩く」の方が圧倒的に読ませます。
足立区・百円ショップ・山谷・竹ノ塚の風俗、沖縄へと地域と移すと共に、生活保護・就学援助等の社会保障の分野に話を展開させます。そこから当然自殺の問題へ。最後に医療崩壊へと焦点をしぼります。確かに、それらの例として足立区を取り上げ過ぎると言えばそれまでですが、これくらいの勇み足と毒が無ければ、レポートとしてのノンフイクションは成立しないのではないでしょうか?それが過ぎて問題となった大阪の橋下市長への記述が生じたことも確かではありますが・・・・なんにしても、読み応えのある一冊でした。
足立区・百円ショップ・山谷・竹ノ塚の風俗、沖縄へと地域と移すと共に、生活保護・就学援助等の社会保障の分野に話を展開させます。そこから当然自殺の問題へ。最後に医療崩壊へと焦点をしぼります。確かに、それらの例として足立区を取り上げ過ぎると言えばそれまでですが、これくらいの勇み足と毒が無ければ、レポートとしてのノンフイクションは成立しないのではないでしょうか?それが過ぎて問題となった大阪の橋下市長への記述が生じたことも確かではありますが・・・・なんにしても、読み応えのある一冊でした。
2013年10月6日に日本でレビュー済み
こいつ本当汚い、というかこの歳なって、書きたいこと書いて反論あれば逃げてばかり。
読めばわかるが、こんな釈明で足立区民が納得(誰が読んでも貧民街的イメージは払拭できない)
するとは思わない。
カリスマ での裁判沙汰でも、決して [逆の立場になったら、、] とは考えず自己保身ばかり。
図々しさは、ドキュメンタリストに必要不可欠だろうが、これで金が発生するのが汚い、
もーいい歳だろ、
読めばわかるが、こんな釈明で足立区民が納得(誰が読んでも貧民街的イメージは払拭できない)
するとは思わない。
カリスマ での裁判沙汰でも、決して [逆の立場になったら、、] とは考えず自己保身ばかり。
図々しさは、ドキュメンタリストに必要不可欠だろうが、これで金が発生するのが汚い、
もーいい歳だろ、
2012年1月20日に日本でレビュー済み
昭和がどのように終わり、平成の今の時代を迎えているのかという観点で書かれている。
最初は昭和天皇崩御に関する内容で、その頃何が起きていたのかというのを取材してある。
また、昭和63年や平成元年に起きた事件からその時代背景を独自の観点で解説している。
既に20年ぐらい前のことであるが、読みながら当時を思い出すことができた。
後半は現在の日本の問題点を指摘しており、格差社会、医療崩壊等の現場で何が起きているのかが分かる内容である。
内容としては興味深いものであったが、多少過剰な表現に感じるところもあった。
初めて知ることが多く、興味深い内容であったが、重いテーマも多く読み応えがある一冊だった。
最初は昭和天皇崩御に関する内容で、その頃何が起きていたのかというのを取材してある。
また、昭和63年や平成元年に起きた事件からその時代背景を独自の観点で解説している。
既に20年ぐらい前のことであるが、読みながら当時を思い出すことができた。
後半は現在の日本の問題点を指摘しており、格差社会、医療崩壊等の現場で何が起きているのかが分かる内容である。
内容としては興味深いものであったが、多少過剰な表現に感じるところもあった。
初めて知ることが多く、興味深い内容であったが、重いテーマも多く読み応えがある一冊だった。
2012年1月1日に日本でレビュー済み
単行本「ドキュメント 昭和が終わった日」に第二部の「平成不況を歩く」を加えた文庫版。単行本の時から気になっていたが、縁あって文庫になってから手に取った1冊。
平成生まれの方々が増えた今の時代、「昭和」という時代はすでに歴史でしかないのかもしれないが、私自身には昭和はリアルな時代で、第一部を読んで、「ああ、こんなこともあった」とあらためて思い出すことが出来た。
第二部は平成という時代を描き出す。生活苦、医療崩壊など、今現在、日本が抱えている様々な問題が取り上げられている。ここでは、表現やたとえ話の中で、少し気になった部分があった。エジプトのピラミッド建設について鞭打たれて強制的に労働させられた、というニュアンスの書き方がされている。だが、現在では、あれは公共事業であって、強制労働で作られたものではないというのが定説になっているはずだ。また、別な部分では、今は差別表現に当たる言葉も使われていた。
昭和という時代は激動の時代だったと思う。戦争からバブルまで。そして今、平成。高度成長の時代ははるか昔となり、長く続く不況の中で、この先どうなっていくのか、先は見えない。だが、それも、いずれは歴史の一コマになっていくのかもしれない。
平成生まれの方々が増えた今の時代、「昭和」という時代はすでに歴史でしかないのかもしれないが、私自身には昭和はリアルな時代で、第一部を読んで、「ああ、こんなこともあった」とあらためて思い出すことが出来た。
第二部は平成という時代を描き出す。生活苦、医療崩壊など、今現在、日本が抱えている様々な問題が取り上げられている。ここでは、表現やたとえ話の中で、少し気になった部分があった。エジプトのピラミッド建設について鞭打たれて強制的に労働させられた、というニュアンスの書き方がされている。だが、現在では、あれは公共事業であって、強制労働で作られたものではないというのが定説になっているはずだ。また、別な部分では、今は差別表現に当たる言葉も使われていた。
昭和という時代は激動の時代だったと思う。戦争からバブルまで。そして今、平成。高度成長の時代ははるか昔となり、長く続く不況の中で、この先どうなっていくのか、先は見えない。だが、それも、いずれは歴史の一コマになっていくのかもしれない。