お届け先を選択
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

著者をフォロー

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

三浦按針の生涯 航海者 上 (文春文庫 し 5-25) 文庫 – 2005/4/8

4.5 5つ星のうち4.5 44個の評価

さまざまな苦難の果てに日本に漂着したウィリアム・アダムスは、家康と対面、幕府覇権の確立に大きく貢献する。著者畢生の超大作

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2005/4/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/4/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 383ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4167370255
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4167370251
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 44個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
白石 一郎
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

昭和6(1931)年、釜山に生れる。早稲田大学卒業。

62年、「海狼伝」で第97回直木賞を受賞。平成4年、「戦鬼たちの海」で第5回柴田錬三郎賞を受賞。11年、「怒涛のごとく」で第33回吉川英治文学賞を受賞。16年9月20日、逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 生きのびる―横浜異人街事件帖 (ISBN-13: 978-4167370275 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
44グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2023年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
5隻のガリオン船からなるハーゲン船団がマゼラン海峡を通過するところから物語が始まり、
そのうちの1隻リーフデ号が日本に漂着し、アダムスが家康に引見し、やがて側近に取り立てられ、
伊豆の伊東で西洋帆船を建造するまでが上巻。
かなり虚構の部分は大きいけれど、アダムスの性格ひととなりは事実に近いと思う。

なぜ徳川家康に気に入られサムライになったのか、よくわかる。
どうやって日本に来たかアダムスが家康に説明する場面はほんとうに読み応えありました。
2012年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
過酷な太平洋航海の様子がしっかりと書かれています。

まさに、冒険小説といった風情です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 15世紀から16世紀にかけての大西洋、太平洋を横断した軌跡にも近い海の男ウイリアム・アダムス
の冒険物語が活写されていて、一気に読み通しました。久々に心底から面白いと思える本に
出会いました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読めば読むほどどんどん作品に引き込まれていく作品だ。
歴史小説の中でも脇役的な存在であるにも係わらず、本人にスポットをあてればこれほど東洋とりわけ日本への憧れと執念をもって航海士としての生き様をみると、当時の冒険家は凄いの一言では言えないほどの重みを感じる。
故郷への憧れを夢見ながら異国での生涯は感動させられる作品だ。
一般文学通算550作品目の感想。通算851冊目の作品。2010/02/02
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月2日に日本でレビュー済み
1999年に幻冬舎から出た単行本の文庫化。
 三浦按針ことウィリアム・アダムズの生涯を描いた小説である。伝記ではない。解説等にあるように、かなり自由に想像を羽ばたかせて書いている。
 また史実、地名、人名等のミスも散見される。
 とはいえ、物語としての魅力は十分。
 上巻では、オランダ出航から日本にたどりつき、家康の命で西洋帆船をつくりあげるまで。迫力があったのは、マゼラン海峡から日本までの航海の描写。船員同士の争い、壊血病、原住民の襲撃。恐ろしい旅だ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私事ながら、在住の横須賀から横浜までの通勤に京浜急行と言う私鉄を使っています。
小宅の最寄り駅から横浜よりに少し行ったところに『按針塚』と言う駅があります。
残念ながら特急の止まらない駅なので普段は通過しているだけですが、横須賀に住み始めた十数年前から三浦按針のことが何となく気になっておりました。(ウイリアム・アダムスの名前だけは知っていましたが・・・)
今回アマゾンでこの本を見つけ読んでみました。
ウィリアム・アダムスの生きた軌跡、当時の時代背景、家康をはじめとした人物描写それぞれが上手くまとめられた楽しい読み物と思います。特にカソリックとプロテスタントの争いについては今までの認識を新たにさせられました。(それによって、なるほど!と合点がいった事柄もいくつかあります。)
漫画『ワンピース』の大ファンである大学生の愚息も(普段あまり本は読まないのですが)、面白いと言って読んでいました。
一度近い内に按針塚を訪ねてみようと考えています。
因みに、『按針塚駅』の横須賀側の隣の駅名は『逸見』であり、この本で描写されていた三浦按針が250石持ちとなった相模の国逸見村からの由来と知り納得がいった次第です。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年2月27日に日本でレビュー済み
かねてから興味のあった三浦按針の生涯について、さもありなん、という物語になっていて、面白くて一気に読みました。生き生きとした人物描写、また細部まで調べて書かれた時代背景や地理的描写が素晴らしいです。
2007年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 三浦按針ことウィリアム・アダムスの半生を描いた作品で、数ある白石一郎さんの海洋小説群の中でも読み応えのある力作です。特に帆船「リーフデ」による厳しい航海と臼杵への漂着を描いた序章「マゼラン海峡」は圧巻で、死の危機に直面した航海者たちが「航海することが必要だ。生きることは必要ではない」を合言葉に恐怖に立ち向かっていくさまには鬼気迫るものがあります。
 日本に辿り着いたアダムスは徳川家康の寵愛を受け、やがてその家臣として三浦に領地と妻を得て暮らすようになります。家康の命を受けて彼が建造した西洋式帆船は家康の武威を高めましたが、当時の日本の船大工たちに西洋式の造船技術を伝授したという点において技術史的にも大きな意味を持っています。
 しかし、「航海することが必要だ。生きることは必要ではない」という思いを胸に秘めて大海を渡ってきた航海者アダムスにとって、日本での生活が真に幸福なものであったのかどうかはわかりません。晩年になり望郷の念にかられたアダムスですが、その資金を稼ぐための東京(現在のベトナム北部)への航海でマラリアに罹り、平戸にてその生涯を終えます。享年56歳でした。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート