安野光雄さんの絵本はたくさん持っています。
自分の仕事がコンピュータ関係だったので、あもうもなく購入しました。
眺めてみると、子供にも楽しそうな面もあるし、大人も考えさせられる面がありました。
子供が興味を示さなければ、無理に読むのを強要するのは逆効果かもしれません。
親が、子供をひざの上に載せて、読み聞かせをするとよいかもしれません。
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わが友石頭計算機 (文春文庫 あ 9-3) 文庫 – 1987/6/1
安野 光雅
(著)
- 本の長さ157ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1987/6/1
- ISBN-10416738003X
- ISBN-13978-4167380038
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1987/6/1)
- 発売日 : 1987/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 157ページ
- ISBN-10 : 416738003X
- ISBN-13 : 978-4167380038
- Amazon 売れ筋ランキング: - 483,801位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 116位計算機の本
- - 346位情報学・情報科学全般関連書籍
- - 6,242位文春文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1926年、島根県津和野生まれ。山口師範学校研究科修了。1974年度芸術選奨文部大臣奨励賞、ケイト・グリナウェイ賞特別賞(イギリス)、最も美しい 50冊の本賞(アメリカ)、BIB金のリンゴ賞(チェコスロバキア)、国際アンデルセン賞などを受賞。1988年に紫綬褒章、2008年に菊池寛賞を受ける。故郷津和野町には「安野光雅美術館」がある。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 新編 繪本 三國志 (ISBN-13: 978-4022507136 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コンピュータを面白い視点から書いている本。
コンピュータという道具をどう使いこなすのかは、使う人次第。
コンピュータという道具をどう使いこなすのかは、使う人次第。
2013年8月17日に日本でレビュー済み
一般の本屋ではなかなか入手が難しいですね。安野さんの絵本以外にも素晴らしい本がたくさんあります。1987年の第1刷でしたが、本の状態は概ね良好でした。早速のフォローに感謝しています。
2005年7月10日に日本でレビュー済み
とっても素敵な絵本。
読み方次第では、コンピューターの仕組みを、アナログな石と樋で
教えてくれる入門書。
もしくは、コンピューターが進化していく社会に対する警鐘。
私は魔女裁判のフローチャートがとても印象的です。
このフローチャート、どう進んでも有罪(魔女だと認める)で死刑
になるんです。
特に、人命に関わるようなシステムを作っている人には、皮肉では
済まないでしょう。
読み方次第では、コンピューターの仕組みを、アナログな石と樋で
教えてくれる入門書。
もしくは、コンピューターが進化していく社会に対する警鐘。
私は魔女裁判のフローチャートがとても印象的です。
このフローチャート、どう進んでも有罪(魔女だと認める)で死刑
になるんです。
特に、人命に関わるようなシステムを作っている人には、皮肉では
済まないでしょう。
2007年8月9日に日本でレビュー済み
17世紀にストーン・ブレイン博士が記した“My Good Friend: THE STONE BRAIN COMPUTER”という本を著者が翻訳し挿画も描いた、という設定(笑)。まず、2進数演算マシンとしてのコンピュータの動作原理について述べ、次いで、その2進数演算マシンに対する指示書としてのプログラムについて述べる。最後に、ロボットと人間との関係について論じて、本書は幕を閉じる。
今(2007年)から34年も前の本。僕の記憶ではインベーダーゲームの大流行が1970年代後半、マイコンブームが1980年頃だったから、1973年と言えば、コンピュータを個人所有するなんて考えられなかった時代だと思う。しかし、その誕生から四半世紀しか経ていない当時でも、コンピュータは着実に社会に入り込んでいたようだ。同時に、「コンピュータの出した答えなんだから絶対正しい」「コンピュータにできないことはない」といったような神話も既に広まり始めていたらしい。そこで著者は、コンピュータの中身を白日のもとに晒してやれ、とその動作原理を説き明かす絵本を描き、コンピュータは高速に加減乗除を繰り返す石頭に過ぎない、ということを示したわけだ。
当時と較べると現在では「コンピュータは間違えない」というような誤解は減ったように思う。これはおそらく、バカなコンピュータに振り回される経験を誰でもするようになったからだろう。しかし、今度は逆に、コンピュータに完全に依存している現代社会はある日突然破綻するのではないか、という不安が広がっているように思う。それが端的に表れたのが2000年問題で、著者が本書を『石頭コンピューター』としてリメークする決心をした直接のキッカケとなったのではないかと思う。我々の多くは、コンピュータが原理的にどんな間違いなら犯してどんな間違いは犯さないのかを依然理解していないままなのだ。
今(2007年)から34年も前の本。僕の記憶ではインベーダーゲームの大流行が1970年代後半、マイコンブームが1980年頃だったから、1973年と言えば、コンピュータを個人所有するなんて考えられなかった時代だと思う。しかし、その誕生から四半世紀しか経ていない当時でも、コンピュータは着実に社会に入り込んでいたようだ。同時に、「コンピュータの出した答えなんだから絶対正しい」「コンピュータにできないことはない」といったような神話も既に広まり始めていたらしい。そこで著者は、コンピュータの中身を白日のもとに晒してやれ、とその動作原理を説き明かす絵本を描き、コンピュータは高速に加減乗除を繰り返す石頭に過ぎない、ということを示したわけだ。
当時と較べると現在では「コンピュータは間違えない」というような誤解は減ったように思う。これはおそらく、バカなコンピュータに振り回される経験を誰でもするようになったからだろう。しかし、今度は逆に、コンピュータに完全に依存している現代社会はある日突然破綻するのではないか、という不安が広がっているように思う。それが端的に表れたのが2000年問題で、著者が本書を『石頭コンピューター』としてリメークする決心をした直接のキッカケとなったのではないかと思う。我々の多くは、コンピュータが原理的にどんな間違いなら犯してどんな間違いは犯さないのかを依然理解していないままなのだ。