雑誌『百味』に2001-05年に連載されたエッセイを一冊にまとめたもの。
著者は映画『青い山脈』や『乾いた花』などで知られる俳優。同時にエッセイストとしても有名で、かなりの作品があるらしい。
本書は、食にまつわる体験を語ったエッセイ。第二次大戦に兵士として出征したときの話が多い。軍隊での食事の不味さと敗戦の関係、負け戦になってからミミズまで食べたこと、戦後に帰還してから鰻屋でヘビを食わされたことなど。いずれもビックリするほど酷い話で、ぐいぐい引っ張られるようにして読んでしまった。
全体として、不味いものの話が多く、美味しい体験は数えるほど。
不味すぎて失神することも多い。不思議な人だ。
全体として、同じ話の繰り返しが目に付く。文章も大げさすぎる。
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風の食いもの (文春文庫 い 31-3) 文庫 – 2006/8/3
池部 良
(著)
戦前、東京の普通の家庭における食卓の光景。そして陸軍に召集され、大陸と南洋で食べたメシの味。エッセイの名手が紡ぐ食の記憶
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2006/8/3
- ISBN-104167382040
- ISBN-13978-4167382049
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2006/8/3)
- 発売日 : 2006/8/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 250ページ
- ISBN-10 : 4167382040
- ISBN-13 : 978-4167382049
- Amazon 売れ筋ランキング: - 371,870位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,848位文春文庫
- - 11,560位エッセー・随筆 (本)
- - 38,588位ビジネス・経済 (本)
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