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謎につつまれた悲劇の皇女 昭和天皇の妹君 (文春文庫 か 9-4) 文庫 – 2002/11/8
河原 敏明
(著)
昭和天皇には隠された妹君がいた!
この衝撃的な「三笠宮さま双子説」の真相を確かめるべく、皇室関係者百人近くに取材、月刊誌・週刊誌・TVで公表してマスコミの話題になった著者が、その後も調査を続け、「妹君」のおられる奈良円照寺を訪ね、面会もした上で、その検証の全てをまとめた。ミステリーの謎解きのようなドキュメント。
目 次
文庫版のためのまえがき
大正天皇の皇女
忌まれた俗信/出家は皇室の伝統/五歳で尼寺へ……等
山村御殿・円照寺
明治天皇の〝隠し子〟/中宮寺門跡の恋愛事件……等
証言続々
生母は子爵の側室……等
深まる謎
貞明さまに土筆を/乳人は知っていた……等
門跡の半生
円照寺殺人事件/皇太后とのご対面/嫌われた今東光……等
貞明皇后
証言アラカルト
門跡身辺の話
門跡との一時間
三島由紀夫の来訪……等
里親は知っていた
双子説の確信
なぜ「山本家」なのか/俄かにご立腹/宮さまにお詫びしました/天皇にもお詫び?
付記
天皇家の系図
この衝撃的な「三笠宮さま双子説」の真相を確かめるべく、皇室関係者百人近くに取材、月刊誌・週刊誌・TVで公表してマスコミの話題になった著者が、その後も調査を続け、「妹君」のおられる奈良円照寺を訪ね、面会もした上で、その検証の全てをまとめた。ミステリーの謎解きのようなドキュメント。
目 次
文庫版のためのまえがき
大正天皇の皇女
忌まれた俗信/出家は皇室の伝統/五歳で尼寺へ……等
山村御殿・円照寺
明治天皇の〝隠し子〟/中宮寺門跡の恋愛事件……等
証言続々
生母は子爵の側室……等
深まる謎
貞明さまに土筆を/乳人は知っていた……等
門跡の半生
円照寺殺人事件/皇太后とのご対面/嫌われた今東光……等
貞明皇后
証言アラカルト
門跡身辺の話
門跡との一時間
三島由紀夫の来訪……等
里親は知っていた
双子説の確信
なぜ「山本家」なのか/俄かにご立腹/宮さまにお詫びしました/天皇にもお詫び?
付記
天皇家の系図
- 本の長さ311ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2002/11/8
- ISBN-104167416042
- ISBN-13978-4167416041
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2002/11/8)
- 発売日 : 2002/11/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 311ページ
- ISBN-10 : 4167416042
- ISBN-13 : 978-4167416041
- Amazon 売れ筋ランキング: - 465,382位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだまだ謎に包まれていて、もっともっと書いてほしい、そう思った一冊です。
2024年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は面白そうでしたが、やはり中古だと、新しいや新品同様と書いていても汚れや折れ曲がっていて気になり、連絡をしたらすぐに対応してくれました。
2014年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常にデリケートなテーマであり、どのようなかたちで何を解き明かそうとしているのか、著者の意図するところを推測しつつ読み進めました。
旧皇族・貴族とそれに関わった人々特有の閉鎖性と『鵺』のような異様さを描き、昭和天皇までの天皇家が旧態依然とした体質を持ち続けていたことを批判したかったのか。 不易占卜のことに異常に傾倒(P.140)、気位が高く、伝統やしきたり執着ともいえるほど愛着(P.141)、「畜生腹」と陰口を叩かれることを嫌い双子の女の子を隠匿するため尼寺に“捨てた”(=あくまでも著者の想像)貞明皇后の悲哀を語りたかったのか。 “捨てられた皇女”とされる円照時門跡に魅了され、その人物像を深く掘り下げていきたかったのか。
残念なことに、著者が読者に何を伝えたかったのか、その意図を読み取ることはできませんでした。 ただひたすらに人の秘密を暴くことに終始しています。 著者はその行為(覗き見ること)にひたすら快感を覚えるタイプなのか。 文章が非常に稚拙で扇動的、また時々挟まれる著者自身の感情の描写が<ワイドショー的>且つ自己満足が色濃く、不快な思いをしました。 (「畜生腹」という言葉を何度も目にしたくはありません。)
結論ありきの姿勢で、様々な矛盾した証言を得ても無理にでも自分の描いた画のなかにその言葉を当て嵌め、あるいは解釈しているケースが多々。 「<物証はないが心証的には間違いないだろう>との確信」(P.283)を持ち、濃密な取材をしたと自画自賛していますが、物証に辿り着けない以上、結局は想像の範囲を超えることはありません。
この本を出版することで、一体誰が幸せになったのでしょう。 著者は2002年当時(そしてそれ以降)の社会に何をもたらしたかったのか。 まったくわかりません。
旧皇族・貴族とそれに関わった人々特有の閉鎖性と『鵺』のような異様さを描き、昭和天皇までの天皇家が旧態依然とした体質を持ち続けていたことを批判したかったのか。 不易占卜のことに異常に傾倒(P.140)、気位が高く、伝統やしきたり執着ともいえるほど愛着(P.141)、「畜生腹」と陰口を叩かれることを嫌い双子の女の子を隠匿するため尼寺に“捨てた”(=あくまでも著者の想像)貞明皇后の悲哀を語りたかったのか。 “捨てられた皇女”とされる円照時門跡に魅了され、その人物像を深く掘り下げていきたかったのか。
残念なことに、著者が読者に何を伝えたかったのか、その意図を読み取ることはできませんでした。 ただひたすらに人の秘密を暴くことに終始しています。 著者はその行為(覗き見ること)にひたすら快感を覚えるタイプなのか。 文章が非常に稚拙で扇動的、また時々挟まれる著者自身の感情の描写が<ワイドショー的>且つ自己満足が色濃く、不快な思いをしました。 (「畜生腹」という言葉を何度も目にしたくはありません。)
結論ありきの姿勢で、様々な矛盾した証言を得ても無理にでも自分の描いた画のなかにその言葉を当て嵌め、あるいは解釈しているケースが多々。 「<物証はないが心証的には間違いないだろう>との確信」(P.283)を持ち、濃密な取材をしたと自画自賛していますが、物証に辿り着けない以上、結局は想像の範囲を超えることはありません。
この本を出版することで、一体誰が幸せになったのでしょう。 著者は2002年当時(そしてそれ以降)の社会に何をもたらしたかったのか。 まったくわかりません。
2012年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読むまで皇室の事は殆ど知りませんでした。
菊のベールと呼ばれる宮内庁、皇室・皇族の生活、しきたり、長い歴史に包まれた悲劇、見落とされた事実を書かれています。
作者の推理から事実を裏付けるための取材が丹念に書かれています。
取材をしながら、作者は真実に近づいたと確信していましたが、謎は謎のまま菊のカーテンの中。
知ってはいけない事なのかもしれません。作者も取材をしながら心のどこかでそう思っているように感じました、
皇室ジャーナリストとして、長年皇室を取材された作者ならではの分かりやすい皇室の姿が見えてきます。
これから皇室について知りたいと思う方にはお薦めの本です。
菊のベールと呼ばれる宮内庁、皇室・皇族の生活、しきたり、長い歴史に包まれた悲劇、見落とされた事実を書かれています。
作者の推理から事実を裏付けるための取材が丹念に書かれています。
取材をしながら、作者は真実に近づいたと確信していましたが、謎は謎のまま菊のカーテンの中。
知ってはいけない事なのかもしれません。作者も取材をしながら心のどこかでそう思っているように感じました、
皇室ジャーナリストとして、長年皇室を取材された作者ならではの分かりやすい皇室の姿が見えてきます。
これから皇室について知りたいと思う方にはお薦めの本です。
2011年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったです。
皇室文化の特殊性を知ることができ、
一方で皇室文化の変遷の中でも、そのまま日本の文化の変遷と通じるものもあり、
純粋に「へえ〜」という事が多く、興味深かったです。
ご本人へのインタビューや周辺の人へのインタビューの様子が
詳細に人間くさく書かれていてこれも面白かったです。
ただ、著者の個人的なジャーナリスト魂を強調する表現や、
単なる野次馬根性での取材の部分がやや過剰な部分な所があったので、
そこは不快に思う方もいるかもしれません。
もう少し、”広く一般市民のためにこの話を解明する”という姿勢が強くても
良かったような気もしますが・・・。
真偽の程は読者各々が判断すればいいと思います。
皇室文化のあまり明らかにされなかった文化や風習を知るには
面白い読み物ではないでしょうか。
皇室文化の特殊性を知ることができ、
一方で皇室文化の変遷の中でも、そのまま日本の文化の変遷と通じるものもあり、
純粋に「へえ〜」という事が多く、興味深かったです。
ご本人へのインタビューや周辺の人へのインタビューの様子が
詳細に人間くさく書かれていてこれも面白かったです。
ただ、著者の個人的なジャーナリスト魂を強調する表現や、
単なる野次馬根性での取材の部分がやや過剰な部分な所があったので、
そこは不快に思う方もいるかもしれません。
もう少し、”広く一般市民のためにこの話を解明する”という姿勢が強くても
良かったような気もしますが・・・。
真偽の程は読者各々が判断すればいいと思います。
皇室文化のあまり明らかにされなかった文化や風習を知るには
面白い読み物ではないでしょうか。
2015年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「あなたは、よそのことを一生懸命にしたら、あれでしょう。私の申しておりますのは、ほんとうのことばかりでございますけどね」
ご問跡が、筆者に言い放った言葉である。
社会正義、職務、個人的利益の三者両立・公私混同させる筆者は、あえて言わせてもらうが何とも気楽なものである。悲劇というならこのような記者に目をつけられたことが悲劇だと言った方が、大衆の共感も誘おう。
ご問跡が、筆者に言い放った言葉である。
社会正義、職務、個人的利益の三者両立・公私混同させる筆者は、あえて言わせてもらうが何とも気楽なものである。悲劇というならこのような記者に目をつけられたことが悲劇だと言った方が、大衆の共感も誘おう。
2015年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
権力者に隠し子がいることなどあたりまえといえばあたりまえで、いなかったらそのほうがめずらしいのが、歴史上の真実だが、日本の皇室については、戦後天皇が人間宣言をださなければならなかったほど、神格化されていたので、そういったこともありえるという発想そのものを本書をよむまでもてなかった。
あるかもしれない、ないかもしれない、ただし、あったとしても不思議ではない、が感想です。
明治以降の皇室関係者のなかには、病弱ゆえに多摩かどこかの農家に里子にだされて、真っ黒に日焼けしてそだった女性がいることはしっていたので、てにとってよみましたが、もしそうでなければ、よもうとおもわなかったでしょう。
あるかもしれない、ないかもしれない、ただし、あったとしても不思議ではない、が感想です。
明治以降の皇室関係者のなかには、病弱ゆえに多摩かどこかの農家に里子にだされて、真っ黒に日焼けしてそだった女性がいることはしっていたので、てにとってよみましたが、もしそうでなければ、よもうとおもわなかったでしょう。
2011年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確かに この本の内容のようなことがあるかもしれない。
もしかすると他にもこういう陰の方がいるのかもしれません。
しかし、たくさんの証言があるから真実とは限らないんじゃないかな。
産んだ方は亡くなっているのだし、本人は違うと言っているのだから。
著者が、たくさんの人に取材して、これでも認めないのかって書いているだけな気がする。
実際、90人に取材したと書いてあるけど、そんなに載ってないし。
著者の推理にすり寄る証言だけ載せたんじゃないかな?
ただ、5歳で出家して面会に来た里親に「わがまま言わないから連れて帰って(趣旨)」と言われたという部分はホロリとした。
生まれてすぐ里子に出されて5歳で出家は真実だと思う。
それ以外はわからない。
皇室裏話が好きな人に。
もしかすると他にもこういう陰の方がいるのかもしれません。
しかし、たくさんの証言があるから真実とは限らないんじゃないかな。
産んだ方は亡くなっているのだし、本人は違うと言っているのだから。
著者が、たくさんの人に取材して、これでも認めないのかって書いているだけな気がする。
実際、90人に取材したと書いてあるけど、そんなに載ってないし。
著者の推理にすり寄る証言だけ載せたんじゃないかな?
ただ、5歳で出家して面会に来た里親に「わがまま言わないから連れて帰って(趣旨)」と言われたという部分はホロリとした。
生まれてすぐ里子に出されて5歳で出家は真実だと思う。
それ以外はわからない。
皇室裏話が好きな人に。